パソコンやスマホで勉強できるのは、とっても便利!
千葉県在住会社員の小高秀子さんのスマ免受講レポート
小高 秀子さん
お住まい:千葉県
職業:会社員
合格日:4月18日
【受講のきっかけ】
通勤途中に見かけるマリーナの風景を眺めながら、「あんなボートを自分でも操船できるのかなあ」と漠然と考えていました。マリンファンの知人から紹介を受け、スマ免のモニターに応募。
【免許を取ったら】
友だちを招待してボートでクルージングしてみたい。そのために、会員制マリンクラブのシースタイルへの入会も検討しています。
第1日
いよいよ「スマ免」で勉強開始です。知人のアドバイス通り「まず練習問題を解き、そのあと講習」という順序で進めていくことにしました。
練習問題は解答した直後に解説がでるので、適当に答えて偶然正解したときでも理由が再確認できていいですね。そして本と違うのは回答をわざわざ他の頁に探しにいかなくてもクリックしたらすぐでるところ!便利だと思いました。
練習問題、講習を読む、暗記対策など、空いた時間によって勉強方法を変えられるのも便利。通勤電車の中でも短時間でサクサクすすめるのが良いと思いました。
第2日
第2章の練習問題を解いてみようとしましたが、1章と違って常識だけじゃ通用しない問題が多いことに気づいたので、通勤途中、スマートフォンで講習(第2科目)をじっくり読んでみました。
図がたくさん並んでいるけれど、船に関しての知識がまったくないので、意味がわからないままとりあえず見ておくという感じになってしまいました。
第3日
常識的な問題の第1科目と違い第2科目は難しくて時間がかかります。「交通の方法」に入ったとたんに解説を読んでも理解ができない。
ここは暗記するしかない!ひたすら暗記対策を繰り返しやってみました。暗記対策は苦手な箇所をすぐ探せて何度も重点的にこなせて便利です。クリックで戻って、解きたいページに進めば答えが消えるから参考書などにありがちな答えの部分を隠すなどの手間もいらないんですね。
移動中の短い時間にも少しずつできるのもいいです。今まで聞いたことのない言葉や形象物の形など書かなくてはなかなか覚えられない言葉がでてきます。その部分はメモ帳を要して書き留めながら学んでいきました。
3日目に入って自分なりの勉強のスタイルができつつあります。最初は練習問題がわからなくてもとりあえず流して解いてみる。そのあと、講習をサラっと流 し、暗記対策のところを何回か繰り返して覚える。その後また練習問題を解くと解説を読んでもわからなかったところがわかって来た感じがします。とにかく ちょっとした空き時間に暗記対策をひたすら解くと、少しでも練習問題の正解につながっていくのかな。
第4日
明日は実技講習で、羽田の教習所に行きます。筆記に関してはすべて一度目を通しておかねばと思い、今日はまず第3科目の「運航」に目を通すことを目標にしました。
教習の目安の時間が書かれているので計画を立てやすく時間管理ができて便利です。
第5日
同じく「スマ免」で勉強しているタレントの小出由華さんと2名で実技講習を受けました。
まずはロープの結び方について教えてもらい、その後点検など。午後は蛇行、人命救助や離岸、着岸など。とにかくすべてが初めてのことで、言われるがままに こなすことだけで精一杯。先生に教えてもらっていてもきちんと頭に入っているのかが不安です。ひとつ新しいことを教わるたびにその前のことを忘れている気 がしました。
「見張りと安全確認が重要」と言われましたが、操縦に夢中になるとついつい見張りを怠ってしまいます。当日は風が強くて、波に打たれ、ボートがバンバンと 音を立てながらの講習でした。一緒に乗った女性も私も怖がることなく、そこは先生に評価してもらえました!操縦に関してはもう練習ができないので、ある程 度開き直ってイメージトレーニングを中心に、そして点検や係留、結索など頭で覚えられるものを中心に復習することにしました。
第6日
きょうは予定があり、勉強のための時間があまりとれなかったのですがロープの結び方の練習を繰り返し、昨日の実技講習でどんなことをしたか思い返してみました。
第7日
出勤前に家で勉強。まずはロープの結び(これは実技講習のとき先生に最低1日2回以上は行うこととアドバイスされました)。
続いてPCで学習。第2科目でも暗記に苦労したけど第3科目「運航」はもっと大変。講習でも1度では頭に入らないし、暗記対策を繰り返しましたが、とにかくすべてがわからない!そんなネガティブな気分になってきました。
試験までもうすぐなので遊びに行くのを少しセーブしているからかもしれません(笑)。知人から「全問正解じゃなくても合格点が採れれば大丈夫」と励まされ、かなり気分がラクになりました。モニターレポート用に皇居ランニング途中で一休みしながら勉強という設定で撮ってみましたが、ちょっと無理がありましたね(笑)。実際に「スマ免」で勉強するのは移動中の電車の中、予定までの間のカフェ、自宅にいる時間が多いです。
第8日
通勤電車の中で昨日勉強した部分の暗記対策を行いました。一晩寝たら頭の中に残ったのか、昨日よりもしっかり覚えていました!嬉しいですね。
仕事を終え帰宅してからも勉強。まず練習問題を解き、その後、軽く講習部分を流し読み、さらに暗記対策を行いもう一度練習問題を解いていきます。エンジン 周りや船の箇所の名前など、苦手な部分がありましたが、「荒天時の操縦」については、あの荒れ気味だった実技講習の日を思い出すと感覚としてよくわかる部 分もありました。何事も経験ですね。
第9日
暗記対策を電車の中でサクサク解く。前日勉強した部分のおさらいとして暗記対策を朝の通勤電車で行う習慣がつきました。
「一晩寝たら忘れてしまったかも…」という不安を朝のうちに解消できるのと通勤ラッシュの人ごみでも、おおげさに本をひろげることなく勉強ができるからありがたいです。
昼休みには練習問題を問1から解いてみました。久しぶりに第1科目の問題に触れてみると忘れている部分もありました。あとで見直すために再度確認が必要な項目をメモ。試験まであと3日、がんばります!
第10日
練習問題を1から行う。500問中34問の間違えでしたので、かなり覚えていることを確認できました。学科試験に対してはかなり自信がでてきました。
第11日
電車の中で暗記対策をひたすら解く、今夜は予定があったため、通勤時間に暗記対策のみです。
第12日
エンジン周りの暗記とトラブルシューティング。実技に関することをひたすら覚えてあとは練習問題を解いて明日に備えます。実技がとても不安です。明日は大きな声で安全確認を忘れずにがんばってきます。受かりますように・・・
試験日
【身体検査】すんなり終わりました。視力と色の識別は機械で、聴力や屈伸などは会話や書類を受け取り椅子に座る様子で検査したとのこと合格でした。
【学科】自信がなく予想して解くというのが5問位ありましたが、大部分は練習問題が解けていれば悩まずに答えられる問題でした。私は勉強中の練習問題で、文章をきちんと読まずにミスすることが多かったのでケアレスミスに注意しました。2回解きなおしても開始から50分で教室を出ることができました。外に出て答え合わせ。1問のみの間違えでした。学科は合格できたようで安心しました。
【実技】当日2級の実技試験を受ける人が私だけのため一人で行いました。操縦に関しては教習以外で勉強す る機会はないのでロープワーク、確認事項などの暗記をすれば大丈夫なものを中心に前日に何度もイメージトレーニング、声と動作にして行い復習しました。ロープは実技講習の先生に言われたように毎日朝晩一通り行い、結び方を考えなくても手が動くようにしました。思っていた通り、暗記したものはできていたように思います。操縦は苦手な後進・着岸はミスしてしまいました。でも仕方ないです・・・できるとこだけしっかりやろうという気持ちで行いました。30分ほどで実技試験は終了しました。
合格発表はまだですが、学科はマークシートの記し間違いをしていなければ合格しているはずです。私が勉強したのは「スマ免」のみなので「スマ免」の練習問題をやればどなたでも合格できると思います。
今回の勉強を通じて思ったこと。PC、スマホなどで勉強できるのはとっても便利。練習問題から解いて、必要な部分のみ講習を読むという時間がない人には一番効率的な勉強ができると思いました。
後日、国家試験に合格された、との朗報を頂きました。隙間時間を活用して、コツコツ学習するスタイルが小高さんにフィットしたようですね。