その他のセッティング

ギャフ

カジキ釣りを対象にする場合、ギャフは固定式のレギュラーギャフではなく、鉤と柄が分離するフライングギャフを使用します。

ハーネス

魚をランディングする時に使用するギャフは全長が2.44m（8フィート）以内です。またフライングギャフを使用する際のロープの長さは9.14m（30フィート）以内、ギャフロープはデタッチャブル・ヘッドに取り付けられた点からロープの先端までとなります。またギャフフックはすべてシングルフックだけが使用できます。

カジキ釣りでよく使用されるバケットタイプのハーネスは、基本的にファイティングチェアで使用します。まずハーネスをチェアのシートに置き、アングラーはその上に座ります。次にロッドをチェアのジンバルに差し、ハーネスのストラップをリールのハーネスラグ（アイ）に掛け楽に腕が伸ばせる状態でリールハンドルがつかめるようにストラップの長さを調整します。この場合、ハンドルは時計の1時の位置で合わせる。ちなみにチェアの方はアングラーが足を踏ん張って伸ばした時に尻がシートのいちばん後方に来るようにフットレストの長さを調整しておきます。
この他にもスタンドアップ用など、さまざまなハーネスがありますが、カジキ釣りをマスターするには、デッキチェアとハーネスの組み合わせからはじめたほうがよいでしょう。