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使用後のお手入れと保管

長くお使いいただくために、使用後のメンテナンスはしっかりしましょう。

使用後のお手入れをしましょう

水上バイク(水上オートバイ)を常に良好な状態に保つために、使用後は次のようなお手入れをしましょう。

エンジン冷却経路の水洗
  1. 水上バイク(水上オートバイ)を水平に置きます。
  2. リヤシートとフロントシートを取り外し、着脱式防水物入れを取り外します。
  3. スターン物入れを開けます。
  4. 水道水ホースアダプターを水道水ホースに取り付けます。
  5. 水洗ホースコネクターキャップを緩めて取り外します。水道水ホースアダプターを、水洗ホースコネクターに押し込み回転させて確実に固定します。
  6. 水道水ホースを水道の蛇口に接続します。
  7. 周囲を確認し、エンジンを始動します。始動後はただちに、ジェットノズルから水が連続的に排水されるよう水道水バルブを全開にして最大水量を供給します。
  8. アイドリング回転数でエンジンの運転状態を見ながら約3分間運転します。もし途中でエンジンが止まったときは、ただちに水道水の供給を止めて再度手順(7) から行ないます。
  9. 水道水の供給を停止します。
  10. 10~15秒間内にスロットルレバーを握る・放す操作を数回素早く繰り返し行ない、冷却経路に残っている水を排水します。
  11. エンジンを停止します。
  12. 水道水ホースアダプターを取り外し、水洗ホースコネクターキャップを止まるまで締め込み確実に取り付けます。
  13. スターン物入れを確実に閉めます。
  14. 着脱式防水物入れとフロントシート、リヤシートを元のように確実に取り付けます。
使用後のお手入れと保管
  1. 水洗ホースコネクター
  2. 水洗ホースコネクターキャップ
  3. 水道ホースアダプター
艇体各部の水洗
  1. リヤシートとフロントシートを取り外します。
  2. エンジンとエンジンルームを少量の水で水洗します。
  3. エンジンルームに溜まった水を排水します。
  4. エンジンとエンジンルームを乾いた布で拭きます。
  5. 艇体各部、ジェットポンプを水洗します。
  6. 艇体各部、ジェットポンプを乾いた布で拭きます。
  7. シートなどのビニール、その他のゴム部分は全て中性洗剤を使って拭きます。
  8. 腐食を防止するため、艇体とエンジンの各金属部に防錆剤を噴霧します。
  9. シートを取り付ける前に、エンジンルームを外気にあて完全に乾燥させます。
  10. フロントシートとリヤシートを元のように確実に取り付けます。
使用後のお手入れと保管

バッテリーのお手入れ

水上バイク(水上オートバイ)を1ヶ月以上使用しないときは、バッテリーを水上バイク(水上オートバイ)から取り外し各部を確認後、乾いた涼しくて暗い場所に保管します。

注意事項
  1. 水上バイク(水上オートバイ)を保管する場合は、水平に置いてください。ガソリンが漏れてエンジンやエンジンルーム内に入って火災を起こす恐れがあります。
  2. 陸上ではエンジン回転数を4000 回転以上に上げないでください。またエンジン冷却経路に水道水が供給されない状態で、15 秒以上のエンジン運転は行わないでください。エンジンがオーバーヒートする恐れがあります。
  3. 塩、砂、ゴミなどによる目詰まりを防止するために、エンジン冷却経路を水洗します。
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