万一トラブルが起こったら
トラブル時の対処法をご紹介いたします。
ジェットインテークとインペラの清掃
海藻やゴミなどが目詰まりしていると思われるときは、水上バイク(水上オートバイ)を岸に引き上げてジェットインテークとインペラを点検してください。水上バイク(水上オートバイ)を岸に引き上げる前に必ずエンジンを停止させてください。
- (1) 艇体に傷がつかないように、水上バイク(水上オートバイ)の下に適当なカーペットなどを敷いてください。図のように水上バイク(水上オートバイ)を横にします。
- (2) ジェットインテーク、ドライブシャフト、インペラ、ジェットノズルの周囲から海藻やゴミを取り除きます。取り除くことが困難な場合は、ヤマハ取扱店にご相談ください。
ブースターケーブルの使用
バッテリーが電圧低下して使えなくなった場合は12 V のバッテリーとブースターケーブルを使ってエンジンを始動することができます。
- (1) 赤色のブースターケーブルを使って両方のバッテリーの(+)端子を接続します。
- (2) 黒色のブースターケーブルをブースターバッテリーの(-)端子に接続します。
- (3) 黒色のブースターケーブルの他端をエンジンハンガーに接続します。
- (4) エンジンを始動し、その後は逆の手順でブースターケーブルを取り外します。
- 黒色ブースターケーブル
- ブースターバッテリー
- 赤色ブースターケーブル
- エンジンハンガー
- 電装ボックスカバー
- ロック
- 突起
水上バイク(水上オートバイ)の曳航
自力での航走ができなくなった場合は、水上バイク(水上オートバイ)を岸まで曳航してください。曳航されるときは:曳航ロープは、曳航する船舶と水上バイク(水上オートバイ)の船の長さを合せた3倍以上のロープを使用します。
- (1) 曳航ロープを曳航される水上バイク(水上オートバイ)のバウアイに確実に取り付けます。
- (2) 曳航される水上バイク(水上オートバイ)に乗船します。乗船者はハンドルバーを握りバランスを取ります。
- (3) 曳航する船舶は8 km/h 以下で航走します。
水没時の処置
水上バイク(水上オートバイ)が水没した場合は、まずエンジンルーム内のビルジを排水します。その後すみやかにヤマハ取扱店で整備を受けてください。
- (1) 水上バイク(水上オートバイ)を陸揚げし、各物入れに溜まった水を排水します。
- (2) エンジンルーム内のビルジを排水します。
- (3) できるだけすみやかにヤマハ取扱店で整備を受けてください。