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テクノロジー:F.A.S.T.26

積み上げてきた実績と継承してきた経験値により到達した技術をご紹介します。

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大型W.T.B.の採用により、優れた乗り心地を実現。
さらにフラットキールをスターンまで延長したことで、自然な操縦フィールを実現

“風流れ抑止性能”と“航走性能”というフィッシングボートで求められる2つの船型基本性能において最高のパフォーマンスを発揮するために、ヤマハ独自の性能シミュレーション設計「Y.P.D.S」(YAMAHA Performance Development System)、コンピュータによるFEM構造解析シミュレーションや、試験走行等を経て開発した船型を採用。W.T.B.(ウェーブ・スラスター・ブレード)と船底のフラットキールが優れた保針性を発揮。同時に航走性能を損なうことなく、風流れ抑止性能に優れたキール本来の性能も向上させています。また、F.A.S.T.シリーズは発想の段階から3次元デザインを採用し、美しい3Dのフォルムをヤマハの大型NC機により忠実に再現。バウフレアーから流れる美しいシアーラインが印象的なフィッシングボートです。

3D構造強度解析イラスト
※上記イラストは一部形状が異なります。

01快適な乗り心地と優れた風流れ抑止性能を両立した船型

航走時の安定性向上のために、船が傾かずにできるだけ水平に着水するように、低重心フォルムを採用。また、船尾まで伸びたフラットキールは、最適な前後のバランスを追求。旋回時の船首の取られを低減し、自然な旋回フィーリングを実現するとともに、直進安定性の向上と干満の差が大きい地域での浜座りも可能としました。また、Widespread Flare(大型フレアー)を大きく張り出させることで、低重心フォルムでありながら、凌波性を向上させると同時に、スプレーの巻き込みを抑え優れたドライネス性能を発揮する船型としています。

02一人での釣行を考慮。
もちろん多人数での釣りにも対応する広く機能的なデッキレイアウト

一人での釣行に配慮し、操船しながら釣りができるレイアウトとなっています。広いフィッシングスペースが魅力のF.A.S.T.26は、バウに2人が座って釣りができるスペースを確保。スターン中央にも釣り座を設け、多人数のフィッシングにも余裕のスペースで応えます。高さがあり、身体をしっかりとホールドできるバウレールを採用。少し高めに設定されたガンネルと合わせ、スタンディングでのフィッシングスタイルに安心感をあたえています。また、ガンネルをオープンタイプとすることで、ロッドホルダーなどの後艤装が容易に行えます。

03高い風流れ抑止性能に加え、オフセットスパンカーとFSR※1を使用した「流し釣りシステム」

狙ったポイントを確実にキープおよびトレースするF.A.S.T.26の優れた風流れ抑止性能は、W.T.B. (ウェーブ・スラスター・ブレード)と船底のフラットキールが、インボード艇並の風流れ特性と優れた保針 性を発揮し、狙ったポイントを確実にキープします。 魚礁等で流し釣りを行う場合、F.A.S.T.26(イラスト:A)は今までのプレジャーボートタイプ船外機 (イラスト:C)と異なり、船首が風に流されにくいため、ボートの向きの補正が最小限で済みポイントに 戻りやすくなります。加えて、オフセットスパンカーを使用した流し釣り(イラスト:B)では、さらに高い風流れ抑止性能を発揮します。

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Fishing Support Remote controller

04「一人で釣りに出掛けたい」、「一人で流し釣りを楽しみたい」 そんなベテランアングラーのご要望に応えたのが このフィッシング・サポート・リモコン=FSR※1です。

FSR※1には、手動ではコントロール手数を要するデリケートなシフトの「ON」と「OFF」を時間管理するプログラムが組み込まれています。従来は、釣りながらシフト操作や微速 の操作をしなければなりませんでしたが、風速・潮流に合わせてレバーを目盛にセットしておくだけで、シフトの「ON」と「OFF」を自動的に繰り返してくれるため、煩わしい操作 から解放され、釣りに集中することができます。

  • シフト操作がタイマーで自動化され、釣りに集中できる。
  • 超低速・微速が可能、これまで対応できなかった微風時にも効果的。
  • 後進の自動シフトも可能。逆潮の時にもポイントキープが可能。
風流れを完全にキャンセルするものではありません。(ポイント自動キープ機能ではありません。)風・潮の強さが変わったときにはレバー位置を調整する必要があります。
風向き、潮流、海象により舵・スパンカーの操作が必要です。
フィッシングサポートリモコンを使用しての流し釣り(ポイントキープ)を行うためには、スパンカー(船外機艇の場合にはオフセットスパンカー)の装着が必要となります。
フィッシングサポートリモコンのご使用に際しては、周囲の他船等の障害物がないことを充分に確認のうえご使用ください。
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Fishing Support Remote controller

05コマンドリンク

ヤマハのデジタル技術を応用・発展させた新型「コマンドリンク」システム。大型液晶カラーディスプレイを採用した見やすく分かりやすい画面表示で、直感的な操作が可能です。操縦席とエンジン間において、操船者に様々なエンジン状態、航走状態、警報や点検メッセージなど多くの情報をメータに表示して知らせ、使いやすさを向上させます。

06優れた走航を実現するエンジン

低燃費、クリーンな排ガス、小型、軽量を実現した4ストローク船外機。低振動、低騒音、経済性と優れた動力性能を発揮します。数々の先進テクノロジーによって築かれた信頼性が、アングラーの釣行を支えます。

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