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テクノロジー:SC-30eX

積み上げてきた実績と継承してきた経験値により到達した技術をご紹介します。

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SC-30eXは、流麗なヨーロピアンスタイルのデザイン、質感の高い居住空間、卓越した走行性能、そして「ジョイスティック・スターンドライブ」システムによる、次世代の操船機能を加え、サロンクルーザーに求められる「快適さ」にさらに磨きをかけるべく開発されました。

01航走性能と快適性を両立した高剛性ハル

SC-30eXで目指したのは、サロンクルーザーとして優れた静止安定性に加え、目的地まで快適に走ることのできる乗心地の良い船型の達成でした。そこで、ヤマハ独自のY.P.D.S.※による各種性能シミュレーション技術を用いてNewハルを開発しました。
その新しいハルの船首付近は、高い凌波性能を発揮する鋭角のディープV型を採用。ハル後部は、停船時の横安定を確保できるよう、接水船体幅をワイドにしました。船底部はヤマハ独自開発のコーススタビライズドキールを採用し保針性の向上を図っています。細部にわたり最適化された形状を持つSC-30eXの船型は、停船時の横揺れの少なさ、高速走行でもストレスを感じさせない爽快でソフトな乗り味を実現させています。

Y.P.D.S. = Yamaha boat Performance Development System

またSC-30eXでは、最新の構造解析技術により、充分な強度を確保しつつ、構造部材を低く抑えることに成功。これにより、クラス最大級のキャビン空間を確保しつつ低重心化を図り、広々とした定員5名のフライングブリッジの達成に加え、航走安定性や静止安定性にも大きく寄与するなど、空間レイアウトと船型性能、および強度性能を高次元でバランスさせました。

SC-30eXのハル構造

02新世代コモンレールシステムを採用したAll Newエンジン

最新鋭、ピエゾインジェクター式コモンレールエンジン(VOLVO D3-220A DPS)を2機搭載。優れた動力性能と環境性能を実現しています。燃料の高圧噴射化により、軽量でありながら高出力高トルクを発生し、船の加速性、速力性能、および、燃費性能の向上に寄与しています。
また、1回爆発あたりの噴射を複数回精密制御可能とし、アイドリング時の燃焼騒音低減、および、Nox、PM等、排出ガスの大幅クリーン化を達成するなど、人にも環境にも優しいパワーユニットです。

03ジョイスティックスターンドライブ・システム搭載

「ジョイスティック・スターンドライブ・システム」は、ジョイスティックリモコンレバーの操作により、ドライブユニットのシフト、スロットル、向きを統合制御し、スラスターなどの補助動力を用いずに低速での全方位移動を実現したシステムです。
これによって、桟橋からの離着岸や狭い場所での取り回し時に、快適な操船性を実現しました。

ジョイスティックリモコン1本で、360度の回転や、平行移動が可能
リモコンレバーを倒した方向に応じて、スターンドライブが左右独自の方向に動き、さらに各プロペラの正・逆転、および回転数も併せて、最適に制御され、艇を全方位方向へ移動させる事が可能です。

マリーナなどの狭い場所での回頭もジョイスティックリモコンひとつの操作で行えます。

ジョイスティックを操作した方向と艇の移動方向は状況により、一致しない場合があります。実際のジョイスティック操作では、微調整を加えながらの操船となります。

04AC100V電源システムを搭載

SC-30eXは、発電機を搭載しなくても、TVやオーディオ等の電源機器やエアコンが使用可能なAC電源システムを用意しました。AC100V電源システムは主機の発電能力とアクセサリー用バッテリーを組み合わせることで、発電機を搭載しなくても、海の上で電化製品を使用することができます。
これは主機オルタネータによりバッテリーを充電し、バッテリーの直流電流をインバーターで交流電流に変換することで、100V電化製品を使用可能にする画期的なシステムです。エアコンで最適な室内環境を保ち、映像や音楽を楽しむ、ひとクラス上の滞在型ボートライフを実現します。

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