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4ストローク

2014年11月16日

4スト、4サイクルともいわれ、その名の通り4つの行程で燃焼を完了させるエンジンのこと。ここでいうストローク(行程)というのは、ピストンが一回下がる、または上がる片道の行程のことで、4ストロークとはピストンが2往復すること。具体的な行程としては以下の通り。
 (1)「吸気」ピストンが下がって、混合気を吸い込む。
 (2)「圧縮」ピストンが上がって、混合気を圧縮する。
 (3)「燃焼」スパークプラグから火花が飛び、圧縮された混合気に引火、燃焼する(ピストンは下がる)。
 (4)「排気」ピストンが上がって、燃焼後の混合気(排気ガス)を外に排出する。
 4ストロークの他に2ストロークのエンジンがあるが、構造上エンジンオイルを一緒に燃焼してしまうので環境性能を向上させることが難しく、近年は減少傾向にある。現在では市販されているモデルのほとんどが、この4ストロークエンジンを採用している。

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2014年11月16日

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