ラジエター
- 2014年11月16日
水冷のオートバイは、エンジンの内部に水(ラジエター液。クーラントともいう)を循環させることでオーバーヒートを防いでいる。当然、エンジン内部を通った水は熱せられるので、再度循環させる前に冷却しなくてはならない。その熱水を冷やす装置がラジエターである。大きさは車種によってさまざまだが、一般的に薄い金属板がたくさん並んだ箱型の形状をしており、その中に熱くなった水を循環させて冷やしている。 取り付けられている位置は、より走行風が当たるようオートバイのフロントフォークとエンジンの間に付けられているのが一般的。 ちなみにラジエター液の温度は密閉されて圧力がかかった状態になるため100℃以上になる場合も多く、走行直後にラジエターキャップを開けると、圧が抜けたことで一気に沸騰して吹き出しかねない。補充を行なう場合にはリザーバータンクから。
- 2014年11月16日
