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集合マフラー

2014年11月18日

ほとんどの4気筒モデルにおいて、エンジン側からエキゾーストパイプは4本出ているのに最終的には1本や2本にまとめられている。4本から一気に1本になるものを4in1、途中で4本が2本になって、さらに1本になるものを4in2in1といい、パイプが束ねられていくマフラーを集合マフラーと呼ぶ。現在、4in1、4in2in1の2つが集合方式としては主流であり、中低速で吹け上がりのいいエンジンにしたり、高速での吹け上がりを重視したりなどエキゾーストパイプの構造でエンジンの特性を変えることができる。  ではなぜ、パイプをまとめてしまうのか? それは第一に軽量化、第二に排気の流れ(排気脈動)をうまく利用できるからなのだ。排気はボンボンと脈を打つように吐き出されていて、空気の流れが一定ではない。一定ではないから、パイプをつないで干渉させることによって、排気の効率が上がったりするのだ。 ただ、単にまとめればいいってものでもない。それが集合マフラーの奥深さなのだ。

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2014年11月18日

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