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倒立フォーク

2014年11月16日

フォークとは前輪を支えるフロントフォークのこと。フロントフォークをじっくり見ると、太い棒と細い棒に分かれており、前輪が衝撃を受けるたびに、細い棒が太い棒の中に入り込むのがわかるハズ。フォークの中にはスプリングとダンパー機構が入っていて、これらが一体となり、衝撃を吸収しているのだ。この太い棒をアウターチューブ、細い方をインナーチューブと呼び、通常はアウターチューブが車輪側、つまり下側についている(これがいわゆる正立フォーク)。  倒立フォークはその逆でインナーチューブが下側という構造になっている。倒立フォークにするメリットとしては、バネ下重量の軽減がまず挙げられる。バネ下重量が減ると路面への追従性が上がり、車輪の振動がライダーまで伝わりづらくなる。さらに、衝撃を受ける部分(車輪側)が細く、支える根元(ハンドル側)が太くなるためフォーク自体の強度も上がり、剛性アップも図られる。スーパースポーツ、オフロードモデルなどでは積極的に採用されている。

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2014年11月16日

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