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カブる

2013年3月15日

プラグから火花が飛ばなくなってしまうこと。濡れたマッチで火を点けようとしても点かないのと同じで、プラグの火花が飛ぶ部分が濡れてしまいエンジンに点火できず、バイクが不動状態に陥ることをいう。  そのときの原因の多くは、だいたいガソリンだ。燃やしきれなかったガソリンがプラグにかかって、火花が飛ばなくなってしまうのだ。混合気が濃すぎたり、燃焼温度が低すぎたりすると起こる。  カブったなと思ったら、とりあえず乾くまでしばらく待つか、プラグを外してみる。もしカブっているのならエンジン側(電極)の部分が黒く濡れていてガソリンの臭いがするはず。それを拭いたり磨いたりして乾かし、もう一度取り付ければエンジンはかかる。でもプラグ自体は安価なので、性能に不安があるなら交換するのも手だ。  また、関連して「カブり気味」という単語もある。これは加速しようとしたときに、ある一定の速度から上が出づらくなってしまうこと。チョーク(始動しやすくするレバー)を引っ張ったまま走っているのと同じ状態。こちらも燃料が濃すぎたり、爆発する温度が低かったりすると起こる症状。  プラグを交換しても何度もカブるようなら別の原因が考えられるので、お店に見てもらった方がいい。

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2013年3月15日

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