オルタネーター
- 2014年11月16日
簡単にいうと発電機。 ヘッドライトを点灯させたり、プラグから火花を飛ばしたりと、バイクはいろいろなところで電気を使用しているが、内蔵しているバッテリー(電池のようなもの)だけではすぐに電気を使い切ってしまう。そこで、エンジンの回転を利用した発電機であるオルタネーターで電気をつくっているのだ。 オルタネーターは、各パーツへの電力供給の他に、バッテリーの充電という役割も担っている。もしオルタネーターがなければ、バッテリーは放電していく一方で、すぐに使えなくなってしまう。つまり、このオルタネーターのおかげでバイクは電気不足に悩まされることなく動くことができるのだ。 オルタネーターでは、ACジェネレーターという交流発電機で作られた電気を、レクチファイアと呼ばれるパーツを通して直流に変換する作業を行なっている。これは、交流の方が直流よりも発電効率がいいため、発電は交流でおこなうが、ライトや点火装置に使えるようにするには直流に変換する必要があるからだ。 オルタネーター=ACジェネレーター+レクチファイア、と覚えておこう。
- 2014年11月16日