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マスター

2014年11月16日

ディスクブレーキの場合、ブレーキレバーをにぎった力(ペダルを踏んだ力)は油圧に変換されてピストン(パッド)を押すことになるのだが、その油圧に変換する装置がマスターシリンダー。 具体的には、ブレーキをにぎるとマスターシリンダーに入っているブレーキフルードと呼ばれる液体に力(圧力)が加わる。ピストンとマスター間のブレーキホースにはこの液体が満たされているので、ブレーキフルードに加えられた力がホースの中を伝わって、ピストンを押し出す。ゴムホースをつないだ注射器をイメージするとわかりやすい。また、レバーをにぎった力をテコの原理を使ってマスターシリンダーに伝え、さらに、ピストンを押し出すときにはパスカルの原理を利用しているので、少ない力で大きな力を生みだすことが可能だ。  ブレーキに使われるブレーキマスター、油圧クラッチに使われるクラッチマスター などがあるが、単にマスターと呼ぶときはブレーキマスターを指すことが多い。

2014年11月16日

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