さらに進化した2016年の「YZシリーズ」
- 2015年6月5日
まずは4ストロークエンジンを搭載するモトクロッサー「YZ450F」です。2014年に新型モデルを投入して以来、2年振りとなるビッグマイナーチェンジを行いました。エンジンはカムプロフィールとバルブタイミングを変更。中低速域での扱いやすさを向上させました。またLCS(ロウンチコントロールシステム)を採用し、スタート時の後輪スリップやウイリーを抑制することで、滑らかで力強いスタートダッシュを実現しているほか、フレームの剛性バランスの変更やサスペンションセッティング&フォークオフセット量などを変更しました。
↑YZ450F/ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)
2014年にフルモデルチェンジを行った「YZ250F」もエンジンや車体について、さらなる熟成を図りました。“リブ配置”構造の新設計軽量ピストンの採用や、カウンターウエイトを増量しバランサーを最適化したクランク、新熱処理を行ったコンロッドなど、サスペンションのセッティング変更と合わせてコーナー脱出での加速感や中高回転域のフィーリングを一層高次元へ引き上げました。
↑↑YZ250F/ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)
また「YZ250F」には、ヤマハ発動機の創業60周年の記念カラーを設定しました。この特別なボディカラーは、1970年代にオフロードレースの本場であるアメリカで開催されていた“AMAモトクロス”シーンを彷彿とさせるイエローのボディカラーを基調に、スピードブロックパターンをデザインしました。
↑YZ250F/ライトレディッシュイエローソリッド1(イエロー)
そして、日本はもちろん世界中で盛り上がりを見せるエンデューロレースシーンに向けたニューモデルも発表しました。それが「YZ250X」です。2ストロークエンジンを搭載したモトクロッサー「YZ250」をベースにしながらも、その永年の開発で得た技術やノウハウをエンデューロの走破性に適応させ開発したエンデューロ専用モデルです。エンジンは燃焼室形状、圧縮比、排気タイミング、YPVS作動特性などの変更にくわえ専用CDIユニットを採用。またスリムな専用チャンバーやワイドレシオなミッション、専用サスペンションセッティングを施しました。
↑YZ250X/ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー)
2ストロークエンジンを搭載する「YZ250&125」「YZ85LW&85」「PW50」は、いずれも2016年仕様の新しいグラフィックを採用しました。
↑YZ250
↑YZ125
↑YZ85LW
↑PW50
これらオフロード競技専用車は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」で販売いたします。
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- 2015年6月5日