3輪レーサー現わる!?オンでもオフでもリーン!!
- 2015年7月7日
こんにちは。ヤマハ発動機販売の山崎です。
先日、7月3日(金)~5日(日)東京・六本木で楽器のヤマハとヤマハ発動機による合同デザインイベント「Two Yamahas, One Passion ~デザイン展2015~」が開催され、「Project AH A MAY(プロジェクト・アーメイ)」として、ヤマハがデザインしたバイクや電動アシスト自転車、ヤマハ発動機がデザインしたドラムやマリンバなどが展示されました。
↑「Project AH A MAY」とは、読んで字のごとく「YAMAHA」の逆さ言葉がテーマ。ヤマハとヤマハ発動機のデザイナーが互いのデザインフィールドを交換してデザインするプロジェクトです。互いに刺激しあって「YAMAHAらしさ」を再発見すると同時に、一般のお客さまにも新鮮な驚きを提供しました
↑ヤマハ、ヤマハ発動機両社のデザインコンセプトモデルや製品13点を合同展示。梅雨時で足元が悪い中にもかかわらず、土日の2日間で約1万人の方が来場くださいました
中でも目を引いたが、3輪コミューター「トリシティ125」と同じリーン!の仕組みを持つ「01GEN」と「03GEN」です。
↑「01GEN」は、昨年の「INTERMOT Cologne 2014」に参考出品した、ヤマハ発動機のデザインフィロソフィー「Refined Dynamism(洗練された躍動美)」に基づくコンセプトモデルの第1弾。「オン&オフのクロスオーバー」をコンセプトに、マルチホイールならではの運動性能を背景にオンロードからオフロードまで、さまざまなフィールドを自在に駆け回る喜びを提案しています
ヤマハ発動機のデザイン哲学に基づくコンセプトモデルの第3弾「03GEN」では、モビリティが潜在的にもつ楽しさを「03GEN-f」と「03GEN-x」の2タイプにて表現。
↑「Future Racing」をテーマに、リーニングマルチホイール構造を際立たせた未来感とヤマハレーシングイメージを視覚的に表現した「03GEN-f」。ロー&ワイドなフロントビューとスリム&シャープなリアビューを兼ね備えています。空力特性に優れて速そうでしょ?
↑二眼ヘッドライトやヤマハレーシングブルーなどのレースイメージを随所に採用。「トリシティ125」はリア2本サスですが、「03GEN-f」はレーサーとして極力無駄を省いて軽量化!?
↑「クロス」をテーマに、最先端のリーニングマルチホイール構造とクラシックなカルチャー・スクランブラーをクロスさせたタイムレスなデザインの「03GEN-x」。オフロードタイヤを履いたフロント2輪は、LMW(リーニング・マルチ・ホイール)の構造を大胆に見せ、本物感あふれる質感を加えています。左右別々に悪路を蹴って進んで行く姿が目に浮かびます
↑ヘッドライトもクロス。フロント2輪だからこそ、タイヤやフェンダーの種類・形状が異なると目にした印象が大きく変わりますね
「03GEN-f」と「03GEN-x」ともに、「トリシティ125」をベースに作成。ディメンションそのままにデザインコンセプトが違うだけで、こんなにも異なる方向のモデルに仕上がるのか!と今後の3輪コミューターへの期待が高まったのでした。デザイン、恐るべし!
そう言えば、今年は東京モーターショーの年。どんなモデルが登場するか、ご期待ください。
- 2015年7月7日