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バイクのカタログはここを見る!

2015年11月18日

バイクのカタログには様々な数値が並んでいます。それぞれの数値が何を表すものかをしっかり理解すれば、カタログデータからマシンの特性や特徴をある程度把握することができます。主要なものを下記で解説するのでぜひ覚えておきましょう!

・全長/全幅/全高(ぜんちょう/ぜんぷく/ぜんこう)

バイクの大きさをmmかm単位で表示した数値です。全長は一般的にはフロントタイヤ先端から後端はナンバープレートステーの先端またはリヤフェンダー先端までの距離のこと(車種によってはテールレンズの先)。全幅は横方向の端から端までの長さで、一般的にはハンドル部分のブレーキレバー、クラッチレバーの先端である。全高は側面から見てミラーを除く一番高い部分とタイヤの接地面までの距離を表します。なお、基本的に全幅、全高の表記にバックミラーは含まれません。

・最大トルク

エンジンが出力軸を回そうとする力の最大値のことです。エンジンの特性上、トルクは回転数がある程度上がったところで最大限に発揮されるため○○N・m(□□kg-m)/△△rpm/minといった具合にピークの回転数も並記します。

・最高出力

エンジンが一定時間内に発した力(トルク)の合計を「馬力」といい、最高出力はその最大値を指します。カタログでは○○kW(□□ps)/△△rpm/minと表記されていますが、これはエンジンが△△回転(rpm/min)のときに○○kW(□□ps)の馬力が出せるという意味になります。一般的にこの最高出力が大きいほどより速いスピードを出すことができます。

・シート高

シートの一番低い部分から地面までの距離のことです。足付き性を知る目安になりますが、ライダーの体重やシート幅、サスペンションなどによって乗車時の沈み込み量が異なるので、単純にこの数値からだけでは判断できません。

・車両重量

バイクの重さを示す数値。オイルやガソリンを入れていないものを乾燥重量と表記するのに対し、それらを入れた重量を車両重量(装備重量)という。車両総重量は車両重量に乗車定員の人数分を加えた重量のこと。

2015年11月18日

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