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SR Cafe : Engine Mechanism

2016年4月27日

SRの心臓部であるエンジン内部の動きをご覧ください。

(※本ページの内容および動画は、SR400のスペシャルコンテンツ「SR Cafe」をもとに再構成したものです。)

エンジンパーツの名称

カムシャフト
クランクシャフトの回転を受け(クランクシャフト2回転につきカムシャフトは1回転)、インテーク/エキゾーストバルブを開閉するためのロッカーアームを動かします。バルブが開いている時間や量を決定するのも、このカムシャフトなのです。
キックインジケーター
エンジンが最も掛かりやすい、圧縮上死点後約120°という位置を知らせるために、カムシャフトに取り付けられたメッキプレート。車体に跨って右側の、シリンダーヘッドにある小窓が白く見えたら圧縮上死点後約120°となります。
エキゾーストバルブ
シリンダー内で爆発した後に発生する排気ガスを、エキゾーストパイプに送り出すためのバルブ(弁)。シリンダー内の爆発後、ピストンが上昇する際に排気ガスを押しだし、排気します。
インテークバルブ
キャブレターを介し、混合ガスとなった燃料をシリンダー内に充填するためのバルブ(弁)。排気が終了すると同時にバルブが開き、ピストンが下がる際に吸気を行います。
シリンダー
シリンダーヘッドとクランクケースの間に位置し、内部にピストンがセットされています。シリンダー内の爆発は、このシリンダーブロック内で行われています。
ピストン
シリンダーブロック内を上下に動き、吸気と圧縮を行い、シリンダー内爆発の勢いを受け止め排気を行うための重要なパーツ。エンジン表記によく見られる「ボア×ストローク」のボアとは、ピストンの直径を意味します。
コンロッド
ピストンの上下運動をクランクシャフトの回転運動へ変えるため、ピストンとクランクシャフトを繋ぐ柱のような役割を果たしています。
クランクシャフト
ピストンの上下運動をクランクシャフトへの回転運動へ変えるための装置。中心からずれたところにコンロッドを繋ぐことで、ピストンの上下運動を回転運動に変換します。このクランクシャフトの回転がミッションからチェーンへと伝わり、後輪を回転させるのです。
2016年4月27日

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