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少しでも心を動かす何かが皆さまに届いていますように。2017レースシーンを振り返る

2017年11月21日

こんにちは、ヤマハ発動機販売の加藤です。

11/12のMotoGP最終戦をもって、ほとんどのカテゴリが終了を迎えました。そこで全日本を中心に、2017シーズンのレースシーンを振り返っていきます。
足早ですが、お付き合いください。

3/12、全日本で最初に開幕を迎えたのがトライアル。

3/12、全日本で最初に開幕を迎えたのがトライアル。黒山健一選手が、昨年の後半から投入した新型マシン「TYS250Fi」で開幕2連勝!

その後は奮わず、チャンピオンは逃してしまいましたが、最終戦では意地を見せ、最終セクションでの劇的な大逆転優勝。

その後は奮わず、チャンピオンは逃してしまいましたが、最終戦では意地を見せ、最終セクションでの劇的な大逆転優勝。3勝をあげランキング2位とし、シーズンを終えました。

トライアルに続いてスタートしたのがモトクロス。

トライアルに続いてスタートしたのがモトクロス。雨の開幕戦では平田優選手の新型「YZ450FM」が注目を集めました。

IA1でシーズン終盤までチャンピオン争いに踏みとどまっていましたが、年間6度の表彰台獲得しランキング4位。<br />

IA1でシーズン終盤までチャンピオン争いに踏みとどまっていましたが、年間6度の表彰台獲得しランキング4位。

一方のIA2では、ヤマハにとって2010年以来となるチャンピオンが誕生しました!

一方のIA2では、ヤマハにとって2010年以来となるチャンピオンが誕生しました! 渡辺祐介選手です!

ライバルとたったの2ポイント差で迎えた最終戦MFJGPは、ヘビーマディのレース。

ライバルとたったの2ポイント差で迎えた最終戦MFJGPは、ヘビーマディのレース。ハイリスクの中で、冷静に、慎重に、力強く、ライバルを押し切りました。第2戦で脚を骨折し、満身創痍の状態から這い上がり掴んだチャンピオンです。

さらに若手ライダーの登竜門・IBでは、高校生の佐々木麗選手がチャンピオンに輝きました。

さらに若手ライダーの登竜門・IBでは、高校生の佐々木麗選手がチャンピオンに輝きました。これでIBクラスは昨年の大倉由揮選手に続きヤマハライダーが連覇! 渡辺選手に続く新しい力が着実に育っています!

ロードレースは、JSB10005連覇中のレジェンド中須賀克行選手と、若手No.1の野左根航汰選手が、ファクトリー2台体制で臨みました!

ロードレースは、JSB10005連覇中のレジェンド中須賀克行選手と、若手No.1の野左根航汰選手が、ファクトリー2台体制で臨みました!

中須賀選手は序盤に転倒が続く苦しい展開。

中須賀選手は序盤に転倒が続く苦しい展開。しかし中盤以降は息を吹き返し抜群の強さを発揮しました。

最終的にはランキング6位でしたが、シーズン最多となる5勝をマーク。

最終的にはランキング6位でしたが、シーズン最多となる5勝をマーク。転倒したレース以外、誰にも負けていないことを考えると、やっぱり悔しいですね。

野左根選手はランキング5位。

野左根選手はランキング5位。しかしこの数字以上に大きなステップアップを果たしました。JSB1000で初優勝、通算2勝で表彰台5度の登壇がその証です。

中須賀選手に唯一肉迫したライダーでもあります。

中須賀選手に唯一肉迫したライダーでもあります。もう若手トップは卒業。日本を代表するライダーの一人といっても過言ではありません。

そして、ヤマハライダーとしてランキング最上位となる4位を獲得したのが藤田拓哉選手。

そして、ヤマハライダーとしてランキング最上位となる4位を獲得したのが藤田拓哉選手。

第2戦、単独では初となる表彰台獲得と、最終戦でのトップ争いが印象的でした。

第2戦、単独では初となる表彰台獲得と、最終戦でのトップ争いが印象的でした。藤田選手もこの一年で大きくジャンプアップしたライダーです。

さらに若いライダーに目を移すと、前田恵助選手がST600でチャンピオンを獲得しました。

さらに若いライダーに目を移すと、前田恵助選手がST600でチャンピオンを獲得しました。16歳でST600参戦を開始して4年、今年二十歳になったばかり。また新たにキラリと光る逸材の登場です。

全日本から世界選手権に目を向けると、こちらもたくさんのトピックスがあるのですが、特筆すべき項目をいくつかご紹介して終わりにします。

忘れもしません。ヤマハのレース史に残る出来事です。

忘れもしません。ヤマハのレース史に残る出来事です。5/21、MotoGP世界選手権・フランスGPでヤマハとしてグランプリ通算500勝を達成しました。

ちなみに500勝達成に最も貢献しているライダーがバレンティーノ・ロッシ選手。その数55勝!

ちなみに500勝達成に最も貢献しているライダーがバレンティーノ・ロッシ選手。その数55勝!

ヤマハファンにとって今年1番の感動体験だったのではないでしょうか?

ヤマハファンにとって今年1番の感動体験だったのではないでしょうか? YAMAHA FACTORY RACING TEAMの鈴鹿8耐3連覇!!! もちろん、その3連覇に最も貢献したライダーが中須賀選手なのは皆さんご存知の通りです!!!

さらに同日、GMT94 Yamaha Official EWC Teamが世界耐久選手権の王者に輝きました!

さらに同日、GMT94 Yamaha Official EWC Teamが世界耐久選手権の王者に輝きました!

最後は日本グランプリ、野左根選手がMotoGPデビューを果たしました。

最後は日本グランプリ、野左根選手がMotoGPデビューを果たしました。中須賀選手と世界に挑む姿は感動的でした。近い将来、レギュラーライダーとして参戦する姿を想像した方も多いのではないでしょうか?

さて、このブログをご覧の多くが二輪ファンだと思いますが、当社のレース活動にも触れていただけましたか? ご覧の通り、皆さまの心を動かすものがあったと自負しています。

最後に、今シーズンも本当に多くのご声援ありがとうございました。たくさんのパワーをもらいました。そして2018年も、朝日が昇るようにシーズンはやってきます。もっと感動を届けます。ヤマハのレース活動にぜひご期待ください。


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