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めざせ!!次期「YAMALUBE RACING TEAM」ライダー

2019年4月8日

こんにちは、ヤマハ発動機の福上です。

4/14、全日本モトクロス選手権が、いよいよ熊本県のHSR九州で開幕します。

岡野聖選手
↑ 今年は、最高峰のIA1に「TEAM YAMALUBE YAMAHA RACING」から岡野聖選手が「YZ450F」で参戦。

注目していただきたいのがIA2とIBOPEN(国際B級)。
↑ 注目していただきたいのがIA2とIBOPEN(国際B級)。
ヤマハは、国内、いや世界に通用する未来のエースライダーの育成を担うユースチーム「YAMALUBE RACING TEAM」をIA2で運営しています。
今年は大倉由揮選手と鳥谷部晃太選手が「YZ250F」で参戦します。

「YAMALUBE RACING TEAM」と言えば、2018シーズンからモトクロスの本場、アメリカで行われるAMAモトクロス選手権に参戦し、今年も継続する渡辺祐介選手もこのチーム出身。
↑ 「YAMALUBE RACING TEAM」と言えば、2018シーズンからモトクロスの本場、アメリカで行われるAMAモトクロス選手権に参戦し、今年も継続する渡辺祐介選手もこのチーム出身。全日本トップや世界を狙うYZライダーにとっては、ファーストターゲットとなるシートなのです。

そして2019年は、大倉選手と鳥谷部選手に続く次期「YAMALUBE RACING TEAM」のライダーを決めるセレクションの開催を決定。いわゆるシート争奪戦を全日本で行います!


権利を持つのは、IA2やIBOPENにエントリーするYZライダー。
権利を持つのは、IA2やIBOPENにエントリーするYZライダー。2019シーズンの戦績、シーズン中の取り組み姿勢や成長度、将来性などを加味して決定します。

なぜセレクションを行うのか?
スポーツは実力主義の世界。プロであればなおさらですが、選考基準を明確にするとともに、競争意識、危機感を持ってシーズンを過ごしてもらい、強くなって欲しいという願いを込めこの発想に至りました。

もちろん、ヤマハも黙って見ているだけではありません。
↑ もちろん、ヤマハも黙って見ているだけではありません。
写真は過去のトレーニングの様子ですが、ヤマハはYZシリーズを販売し普及活動を行う販売店様を通して特に優秀な成績を残したライダーを支援するシステムを持っています。

ヤマハでは、この全国から選ばれた優秀なライダーをさらに育成するため、毎年様々な取り組みを行っていますが、今年はその一つとして3月に「bLU cRU SUPORT TEAM MEETING」を開催し、セレクションをスタートしました。

それではミーティング参加者をご紹介します。ぜひ推しメンを見つけ、応援してください! ※年齢は2019年3月現在

浅井亮太選手
↑ IA2:#42 浅井亮太選手/19歳(フライングドルフィン サイセイ) 出身地/京都府
2018年の成績:IA2ランキング11位

渡辺陵選手
↑ IA2:#52 渡辺陵選手/18歳(チームピットイン) 出身地/福島県
2018年の成績:IA2ランキング21位

佐々木麗選手
↑ IA2:#62 佐々木麗選手/19歳(Y's RACING) 出身地/宮城県
2018年の成績:IA2ランキング31位

瓜生大喜選手
↑ IA2:#66 瓜生大喜選手/19歳(レーシングチーム鷹) 出身地/神奈川県
2018年の成績:IA2ランキング35位

川上龍司選手
↑ IA2:#02 川上龍司選手/17歳(TEAM エム FACTORY) 出身地/大阪府
2018年の成績:IBOPENランキング2位

大嶋康聖選手
↑ IBOPEN:#19 大嶋康聖選手/18歳(YSP浜北大橋レーシング) 出身地/静岡県
2018年の成績:IBOPENランキング33位

袴田哲弥選手
↑ IBOPEN:#34 袴田哲弥選手/15歳(YSP浜松 with BOSSレーシング) 出身地/静岡県
2018年の成績:中部国内A級チャンピオン

有山大輝選手
↑ IBOPEN:#85 有山大輝選手/17歳(レーシングチーム鷹) 出身地/東京都
2018年の成績:関東国内A級チャンピオン

佐々木麗希選手
↑ IBOPEN:#87 佐々木麗希選手/17歳(Y's RACING) 出身地/宮城県
2018年の成績:東北国内A級チャンピオン

中島漱也選手
↑ IBOPEN:#215 中島漱也選手/17歳(レーシングチーム鷹) 出身地/東京都
2018年の成績:関東国内A級ランキング2位


この10名に加え「YMAHALUBE RACING TEAM」の鳥谷部晃太選手もミーティングに参加。
↑ この10名に加え「YMAHALUBE RACING TEAM」の鳥谷部晃太選手もミーティングに参加。最終的にはシーズンで好成績を残すため、自身の「心技体」の状態を把握し、この先、どう自分を導いていくのかを考えてもらうことが狙いとなります。

まずは、心の内にある意志や覚悟を確認する作業として、目標シートを配布し将来の夢、1年後の目標を書いて提出してもらいました。
↑ まずは、心の内にある意志や覚悟を確認する作業として、目標シートを配布し将来の夢、1年後の目標を書いて提出してもらいました。

事前に、専門機関で動体視力、下半身の筋力・最大酸素摂取量等の持久力測定を実施。
↑ 事前に、専門機関で動体視力、下半身の筋力・最大酸素摂取量等の持久力測定を実施。これは競技を行っていく上で体についてのウィークポイントをあぶり出す狙いがあります。

3月開催の「bLU cRU SUPORT TEAM MEETING」。
↑ 3月開催の「bLU cRU SUPORT TEAM MEETING」。様々な分野の専門家とともに知恵を出し合い、「心技体」を総合的に鍛える方法を学ぶ座学と実戦を意識したトレーニングを2日間で行いました。

初日の座学では、事前に行った測定結果を配布。
↑ 初日の座学では、事前に行った測定結果を配布。自身の体について、良いことも、悪いことも、現実を知り受け入れてもらい、特にウィークポイントの改善策について、専門のフィジカルトレーナーに指導を行ってもらいました。

心・メンタルは専門のメンタルトレーナーを迎え、メンタルトレーニングの基礎知識習得を中心に、ゲームを取り入れながらプレッシャーを感じる中でもパフォーマンスを発揮する方法を学んだのです。
↑ 心・メンタルは専門のメンタルトレーナーを迎え、メンタルトレーニングの基礎知識習得を中心に、ゲームを取り入れながらプレッシャーを感じる中でもパフォーマンスを発揮する方法を学んだのです。

座学の最後は、元ヤマハファクトリーライダーで、現在はヤマハ専属アドバイザーの三原拓也さんによる「レーサーとして成長するために」という講義です。
↑ 座学の最後は、元ヤマハファクトリーライダーで、現在はヤマハ専属アドバイザーの三原拓也さんによる「レーサーとして成長するために」という講義です。トップライダーになる難しさ、そこで生き抜く厳しさなど、突き刺さるような鋭い言葉で若者たちに刺激を与えてもらいました。

2日目は、現在の実力を知ってもらうため、レースウィークを想定したトレーニングです。
↑ 2日目は、現在の実力を知ってもらうため、レースウィークを想定したトレーニングです。IA/IB混合でタイムアタックやヒートレースを実施。

IBライダーがIAライダーを上回るシーンもあり、ある者は悔しさを、ある者は自信を得たと思いますが、これをどうシーズンにつなげていくか、とても楽しみです。
↑ IBライダーがIAライダーを上回るシーンもあり、ある者は悔しさを、ある者は自信を得たと思いますが、これをどうシーズンにつなげていくか、とても楽しみです。
また、メンタルトレー二ングで習ったことを実践したり...
↑ また、メンタルトレー二ングで習ったことを実践したり...
三原さんが一対一で問題点を指摘しアドバイスをおくるなど、技を磨くサポートも充実しました。
↑ 三原さんが一対一で問題点を指摘しアドバイスをおくるなど、技を磨くサポートも充実しました。

実はこのミーティングでは、もう一つライダーたちに重要な告知をしました。
それが、夏に選抜合宿「bLUcRU MASTER CAMP(仮称)」を行うという発表です。

対象はサポートライダーに限らず、IA2、IBオープンに参戦する全YZライダー。シーズン前半にがんばったライダーにはチャンスがあるのです!

これも競争意識を持ってシーズンを過ごしてもらうためのものですが、シーズン前半を終え「YAMALUBE RACING TEAM」に最も近いライダーをさらに鍛える機会と位置付けています。合宿では様々なモータースポーツ体験や、一歩踏み込んだフィジカル・メンタルトレーニングを行い、心技体のトータルパフォーマンスを高める内容を企画中です。

改めて全日本モトクロスは4/14、熊本県のHSR九州で開幕します。
改めて全日本モトクロスは4/14、熊本県のHSR九州で開幕します。
他メーカーのライバルとの戦いはもちろん、YZライダー同士が互いを意識し火花を散らして成長していく様子は必見!

そしてシーズン終了後、一体誰が「YAMALUBE RACING TEAM」のシートを掴むのか? 
そしてシーズン終了後、一体誰が「YAMALUBE RACING TEAM」のシートを掴むのか? ぜひ全日本のYZライダーにご注目ください。

全日本のレポートや2019スケジュールはレースサイトでご覧いただけます。 

2019年4月8日

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