導入事例
技術と心配りで、ニーズを形に。お客様の導入事例をご紹介します。

- 1.
- 万一のトラブル発生時も迅速に解決
- 2.
- 実機で状況確認できる24時間対応のコールセンター
- 3.
- 新人でも扱いやすい操作性と使い勝手のよさ
精密機器であるがゆえに、ごくまれなトラブルが避けられないSMT製品。
万一の際、いち早く問題を解決し、再稼働することが重要です。
ヤマハ発動機のサポート体制に満足いただいている、ワールド電子様。
生産をできるだけ止めないマウンターが、ビジネスを支えています。
優秀な人材の育成と製造技術の研鑽により、品質、コスト、デリバリーの充実に力を注いでいる、ワールド電子様。主事業である基板組立において、ヤマハ発動機のマウンターは2ラインで計4基が稼働しています。温湿度管理が行き届き、生産環境に配慮が行き届いたSMTフロアですが、ごくまれにトラブルが発生することも。ヤマハ発動機のサポート体制と、小回りよく対応可能な代理店の二人三脚で、生産計画への影響を最小限に留めています。

製造一課 伊藤久敏課長
マウンターも精密機器ですから、設置場所や使用状況、そして個体差などによってどうしてもトラブルが発生するものです。ヤマハ発動機のマウンターの場合、トラブルの発生数自体は決して多くはありませんが、年に1、2回のトラブルは避けられない。ですから、万全のサポート体制が敷かれ、迅速に対応してくれることが重要です。
何か問題が生じたり、トラブルが起きた時、ヤマハ発動機にはすぐに対応してもらえるのがありがたいですね。地理的に当社とヤマハ発動機が近い、ということもあります。例えどこかの部品に問題が起きたとしても、すぐに代替部品が届いて復旧できるというのは、とても大きいです。
他では、「営業担当者の手が空いていれば対応する」というスタイルの会社もありますし、そうなると部品もすぐに届くとは限りません。仮に部品が1日で届いたとしても、営業担当者のスケジュールがうまく合わなければ、さらにもう1日余分にかかることになってしまいます。これが困る。
例えば、当社には車載電子機器の生産ラインがありますが、最近、自動車部品はなるべく在庫を持たずに最小限の数量で回すやり方が多くなっています。つまり、私たちのラインが止まると仕入れ先のラインも止まり、ひいてはエンドユーザーさんへの納車遅れ、という影響まで引き起こしかねません。
その点、ヤマハ発動機は専任のサポートスタッフが24時間体制で対応してくれるので、「何もできない待ち時間」がとにかく短縮できる。早ければ当日のうちに、遅くても翌日には解決していることがほとんどですね。会社にとって、生産マシンが止まるということは、生産そのものが止まるということ。止まっている時間が短ければ短いほど、損失を抑えられます。
こういった問題解決において、もうひとつ見逃せないメリットがあります。それは、ヤマハ発動機マウンターの代理店であり、FA機器専門商社であるペンマティックに参画してもらってること。地元ということで何かと連絡を取りやすいですし、小回りのよい動きでサポートしてもらっています。
特に私は生産状況を管理する立場なので、生産が予定通りに進捗しているかをいつも気にしています。クライアントがあり、納期がある仕事ですからね。そしてラインが止まった場合、迅速に解決することと同じぐらい、見込みが立つことがとても大切です。その点でも、ヤマハ発動機は約束通りの日程で解決してくれる。先が読めるのは非常にありがたいですね。

「ヤマハ発動機のマウンターを使い始めて、約6年になります。今までのところ、現場で困りごとが発生した場合も、ヤマハ発動機のコールセンターに連絡して電話のやりとりで解決してしまうことがほとんどなんです」と話すのは、ラインリーダーの山下竜彦さん。
「コールセンターには24時間スタッフが常駐しています。こちらが使っているマウンターと同じ機種が用意されているので、電話で会話しながらどの箇所がどのような状況になっているかをすぐに再現、共有できるんです。ですから、その場で自分たちで解決できることも多々ありますし、トラブル箇所の特定やトラブル内容の確定も迅速なので、部品の取り寄せや修理にも時間がかかりません。
実際、夜中の12時ぐらいにコールセンターに連絡させていただき、やりとりの末に自分たちでどうにか再稼働させることができた、なんていうこともありました。翌日の昼にはサービススタッフの方に来ていただき、本格的に解決していただいたんですが、夜のうちにキリのいいところまで生産できたのは助かりましたね。
生産現場の立場から見ると、ヤマハ発動機のマウンターは操作性が非常にシンプルで、扱いやすく感じます。画面表示は直感的に分かりやすく、メニューも目的の項目に辿り着きやすくなっています。
今はラインリーダーとして新人の研修も行っています。弊社ではベトナム人スタッフが多いのですが、すぐに操作を覚えてもらえます。細かい点ですが、フィーダーにハンドルが付いているのもありがたいですね。引き抜きや差し込みなどの作業が容易で、女性でも楽に扱えています。」

