YRP10e 特長
豊富な機能とライン連携で高品質・高効率な生産に貢献
高品質印刷High quality printing
柔軟性に優れた独自ヘッドで多様な基板にフィット
ヤマハオリジナルの3Sヘッドはスキージの角度・速度・印圧すべてのパラメータをオペレーターが任意に設定・変更可能。
異なるはんだ・マスクなどの条件に幅広く対応し、最適条件での印刷を可能に。
充填力向上とマスクの長寿命化を実現
印刷品質の向上を目的に、ローリング性に優れたスキージを開発。
はんだの貼り付きを抑制できるため、はんだ投入量の節約が可能。また、ブレードの硬度を調整しマスクの長寿命化に貢献。


印刷品質の安定化

マスク吸着機能でマスクや基板のたわみに影響しない安定した高精度印刷を実現。往復印刷時のオフセット入力を不要にし、段取り時間を短縮。
印刷不良を流出させない
内蔵の2次元検査機能ではんだ印刷検査装置にかわってはんだ印刷状態の検査が可能。印刷機内で自工程完結し、印刷不良の流出を防止。また、検査結果のフィードバックによる自動重ね刷りやマスククリーニングで止まらない生産をサポート。
検査専用カメラ

広い視野サイズ

印圧制御でバラつき低減

ヘッドに搭載されたロードセルセンサーで、印圧を計測しフィードバック。常に一定の圧力での印刷を可能とし、往路復路でのバラつきを低減。
高生産性High production
同時作業で時間ロスを削減
高速搬送でライン全体の短いサイクルタイム実現に貢献。

搬送と並行してクリーニングを実施できるため、実生産性も向上。

搬送時間短縮で生産性向上

3分割コンベアの採用で機内で3枚の基板を待機させることが可能。待機→印刷→搬出に必要な距離を削減することで、実質のサイクルタイムを短縮し、生産性向上に貢献。
作業性と品質を両立する

クリーニングペーパーの送り量調整と溶剤タンクの大容量化で交換頻度を最小限にし、ダウンタイムを軽減。最小の送り量でも高いクリーニング性能を確保。
フレキシビリティFlexibility
ミスを起こさないお手軽マスク交換
マスクホルダは7種類のマスクサイズにワンタッチで変更可能。指定の位置に置くだけでマシンが自動でマスクを正しい位置に移動させ固定。ヒューマンエラーを起こさない、誰もが簡単なマスク交換を実現。


タイムリーで効率的なはんだ補充
マスク上のはんだ残量を定期的に測定し、必要に応じてアラートでお知らせすることで補充タイミングのバラつきや補充忘れを防止。測定結果をもとに印刷不良との関連性追跡も可能。

基板形状を問わない搬送システム
基板外形の影響を受けにくいストッパーレスの基板搬送システムを採用。より複雑な外形の基板には、カメラユニット側のメカストッパーで柔軟に対応。
高速ストッパーレス搬送
メカストッパー無しで高速搬送を実現

フレキシブル メカストッパー
任意の位置にストッパーを降ろすことが可能

はんだ持ち上がり・飛散を防止
はんだとスキージを離さずにローリングするオリジナルのスキージ動作「ベリーロール」で、はんだの飛散を防ぎ、はんだロスを削減。はんだ種や印刷条件に関わらず安定した印刷品質を実現。
