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用語解説 ア行・カ行

マリン独特の用語をわかりやすくご案内しております。

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アイドリング
スロットル(コントロール)レバーをいっぱいに戻し、エンジンの回転数がいちばん下がった状態。シフト操作は、必ずこにの状態で行うこと。

アイプレート
座板の上に孔のあいた環(アイ)を付けた金具。デッキなどに固着してロープやシャックルなどを止める。

アクチェーター
シフト・スロットルケーブルを動かすために、液圧リモコンの油圧を変換する装置。

アノード
防食亜鉛ともいう。アノードが徐々に侵食し、プロペラや舵等の金属部の電気的腐食を防ぐ。

インジェクター
ディーゼルエンジンの燃料噴射口。高圧をかけるため、通路はたいへん細く、粗悪な燃料を使用すると詰まる恐れがある。

インスペクションカバー
点検用のハッチやカバーのこと。

ウインドラス
バウデッキなどに設けて、アンカーを巻き上げる装置。

ウエス
ペイントなどで汚れたところを拭いたり、真鍮を磨いたり、雑用に使うボロ布。

エアベント
燃料タンクなどに設けられるエア抜き用の通路

FRP
Fiberglass Reinforced Plastic(ガラス繊維 強化 プラスチック)の略。軽量で強度があり、耐久性にも優れているので、現在の船体材料の主力となっている。

オーニング
天幕。デッキまたはボート全体を太陽から雨から保護するもの。取り外し式と固定式のものがある。

ガション
舵受。舵を保持するつぼ金のこと。

カバーフリーイングポート
デッキ排水口のこと。喫水口より上に排水口があり、デッキに打ちあがった波や雨を自然に船外へ排出する。

乾舷
ボートを浮かべた際の、喫水面からブルワークまでの高さのこと。乾舷値が大きいとボートの予備浮力が大きいが、積載オーバーすると乾舷値が小さくなり、予備浮力が減って危険。

ガンネル
ハル(船体)とデッキ(甲板)の接合部分。ゴムなどを巻いて、係留・接岸時などの船体損傷を軽減されている。

キール
船体の縦素材で船の強度かを保つ上で最も重要な構造部材。船台に乗せる時は、必ずここで重量を支えること。

キールオーバー
船が転覆すること。

喫水
船が浮いているときの船体最下面から海面までの垂直距離。吃水、ドラフトともいう。

キャビテーション
空洞現象。流体に低圧部ができると、その部分に気孔や空所を発生する。プロペラピッチが大きすぎたり回転数が高すぎると、翼端部にキャビテーションを発生する。これにより効率が悪くなり、翼面に侵食作用が起き、鳴音や振動を起こす。高速の場合は舵やシャフトブラケットの後縁にもキャビテーションを起こす。

ギャレー
船シンク、蛇口、冷蔵庫などを備え、簡単な料理を作れるキッチンのこと。

キングストンバルブ
船外からエンジンに冷却水取り込むための船底弁。

クーリングダウン
帰港後、エンジンをアイドリング回転で数分間運転し冷却すること。これを行うことにより、各部の熱歪が減少し、部品が長持ちする。

クォーターデッキ
船尾甲板。

グランドパッキン
海水をシールするためにスタフィングボックス内に組み付けられるパッキン。運転中はパッキン押さえを少し緩め、冷却する必要がある。

コーミング
縁材。甲板開口部の周囲に海水の流入などを防ぐために甲板より一段高くしてあるもの。

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