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プログレッシブピボットマウント

2011年11月16日

操作性と収納力アップ、低シート高を実現するエンジンユニット懸架方式

  背 景  

250ccスクーターにおける、より高い走行性能、優れた収納性、低シート高を全て実現する事。従来のビッグスクーターで採用されてきたエンジンユニット懸架方式と、振動のコントロールに着目し、独創のエンジン懸架システムとして実用化したのがプログレッシブピボットマウントです。操縦安定性、収納力アップ、低シート高など、ビッグスクーターの新基準を提唱する'07年型マジェスティを支える技術です。

  仕組み・特徴  

従来の250ccスクーターのエンジンユニットは、低振動化を図るため防振リンクを介して車体に懸架していましたが、'07年型マジェスティでは、プログレッシブピボットマウントを新採用しました。新エンジンユニットは、ヤマハ独自の防振理論に基づいて設計したクランクと1軸1次バランサーを内蔵、さらにエンジンユニットの動きの中心点を懸架点付近に集約する設計としました。
それによりエンジンユニットを車体へダイレクト懸架が可能となり、モノクロスサスペンションとの相乗効果により優れた操縦安定性に貢献しています。また車体後部のレイアウト自由度が生まれ、低いシート高と広い収納スペースを両立。250ccスクーターの走行性と快適性に、新しい進化をもたらすフィーチャーです。

2011年11月16日

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