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YCC-AT(ヤマハ電子制御オートマチック)

2011年11月16日

ライダーの意図に応じたドライバビリティがシンプルな操作にて行うことが可能なATシステム

  背 景  

市街地での快適さ、燃費を考慮した走行から坂道など負荷が掛かった時のパワーアシストの実現を目指して開発したのが「YCC-AT」です。
様々な走行状況において、ライダーの意図に応じたドライバビリティを、できるだけシンプルな操作にて行うことによる走行支援を目的として開発しました。

  仕組み・特徴  

YCC-ATでは、変速特性の異なる3種類の走行モードを設定しています。
快適でスムーズに低燃費で走れる「DRIVEモード」、パワーバンドを活かしたリニアな走りを楽しめる「ASSIST Iモード」、「ASSIST IIモード」の3つの走行モードがあります。「ASSIST IIモード」は、素早いアクセル操作で大きくシフトダウンさせた後、自動で有段変速的な加速感が得られる「I-Shift UP(インテリジェント・シフト・アップ)」を備えています。走行モードはハンドル右側のMODEスイッチの操作で走行時にも切替えが可能です。
そして、YCC-ATの大きな特徴となっているのが「I-Sシステム」により可能となった「「I-Shift Down(インテリジェント・シフト・ダウン)」機能です。
これは全走行モードにおいて、モーターサイクルのようなシフトダウンによるエンジンブレーキや、力強い加速を得られるものです。ハンドル左側のI-Sスイッチ操作により、アクセル開度と車速の情報を認識し、最適レシオへと瞬時に変更します。これで駆動力を高め優れた走行性を達成。
またシフトダウン状態の解除では、ライダーからの特別な操作は不要。ライダーがアクセルを閉じていくと、自動的に操作前のモードへ戻る仕組みとなっています。走る事に集中できるヤマハ独自のフィーチャーです。

2011年11月16日

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