今週末の東京モーターサイクルショーの予習に！「大阪モーターサイクルショー2014」レポート

東京をはじめ全国各地から桜の開花を知らせるニュースが聞かれ、いよいよ春本番ですね。そんな中、今年のバイクシーズンのスタートとも言えるイベント「大阪モーターサイクルショー」が、3月21日（金）から23日（日）にかけて、大阪のインテックス大阪で開催されました。過去最高の来場者があったそうで、ヤマハブースにも多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。

今年のテーマは「ドラマを創ろう。 JAPAN CRUISING」。バイクを特別なものとして捉えるのではなく、何気ない日常の中にバイクのあるシーンがあるという身近さを、見て、触れて、乗っていただくことで感じていただけるブースになっていました。

やはり何と言っても皆さんの注目を集めていたのは、間もなく発売となる「MT-09」と市販予定車の「MT-07」を並べた「MTワールド」のコーナー。いずれもクロスプレーンコンセプトで開発されたエンジンを搭載し、軽量、コンパクトな車体を操る楽しさが魅力のスポーツモデルです。

↑MT-07以外は、車両固定具で前輪を固定し、皆さんに跨っていただいておりますが、今回初めての試みとして、「MT-07」の軽さを感じていただくために車両の固定をせずに、サイドスタンドでの体感展示を実施しました。サイドスタンドから車体を引き起こしたり、跨って車両を前後に動かしたり、体感した皆さんからは「軽い！」と驚きの声があがっていました！

また、もうひとつの目玉が「BOLTカフェ」。昨年末に発売となったボバースタイルが斬新なスリム＆コンパクトなモデル「BOLT」を使って、大人のライダーの日常を表現したコーナーです。

↑「BOLTカフェ」では、カフェレーサーやクラシッククルーザールックに仕立てたBOLTが置かれたオシャレなプライベートガレージ風の展示。こんなガレージ、持ってみたいですね。

また、昨秋の東京モーターショー2013で発表した、コンセプトモデル「TRCITY Concept」や「R25」も展示。共に大阪初上陸となり、開場から終了まで、多くの人のに囲まれる人気となりました。

TRICTY Conceptは「これを見るのを目的にこのショーに来ました」というお客様もいらっしゃったほど注目を集めていました。125ccの原付二種クラスでの発売を予定しており、50ccの原付一種と比較すると、法定最高速度が60km/hや二段階右折が必要ない、二人乗りもOKという原付二種ならではのメリットに加え、新たに二輪の免許を取得してTRICITYの購入を検討する方には、四輪の免許を持っていれば比較的短時間で125ccオートマ小型二輪免許（AT限定普通二輪小型限定免許(125cc以下)）を取得できる点や、任意保険もファミリーバイク特約を活用できるなど、様々なお客様に支持されていました。また、会場内でも放映した動画を見て、軽量な車体にフロント2輪の新しさは「楽しそう！」「乗ってみたい！」とヤマハの提案するフロント2輪のマルチホイールへの期待度は非常に高かったです。

「AT小型二輪免許取得に挑戦する体験レポートまんが」
125cc免許取得の道

R25は昨年のロードレース世界選手権ヤマハ・ファクトリー・レーシングチームのYZR-M1と一緒にディスプレイしました。YZR-M1の近くには、ロレンソ選手が着用したライディングギアを展示。また、ステージ上部にあるメインモニターには、R25をテストライドするロッシ選手の映像が流れ、R25の近くには、ムービー撮影時に実際にロッシ選手が着用したライディングギアも一緒に展示してあり、世界最高峰のロードレースの世界を身近に感じていただけるステージとなっています。

↑"Leaning Multi Wheel"というまったく新しいコンセプトのシティコミューター「TRICITY Concept」。

↑250ccの直列2気筒エンジンを搭載した「R25」。YZR-M1と並んだディスプレイは、そのままレースに出ているファクトリーマシンのような雰囲気を出してます！

このほか「FJR1300AS/A」や「マジェスティS」をはじめ、「VMAX」「ドラッグスターシリーズ」「SR400」「セロー250」「TMAX530」など、ヤマハの2014ニューモデルがずらりと勢ぞろい。一部はツーリングスタイルの提案としてアクセサリーを装着した状態で展示しました。

↑FJR1300A

↑マジェスティS（アクセサリー装着車）

↑VMAX（アクセサリー装着車）

また、インテックス大阪の展示ホールの外では、実際に乗ってニューモデルの感触を確かめることができる試乗会を実施。「MT-09」「BOLT Rスペック」「マジェスティS」の3台に試乗することができました。

試乗会は注目のニューモデルに乗れるとあって、終日、試乗を待つ列が絶えませんでした。

また、バイクのほかにもバイクライフをサポートしてくれる「つながるバイク」アプリや「スマートライディング」アプリの紹介コーナー、純正アクセサリー・ワイズギアのコーナーも設置。最近ツーリングに欠かせないインターコムやスマートフォンアプリだけに、多くのお客様が興味深くご覧になっていました。

↑新機能「ロケNAVI」の追加や、新たにAndroid版が登場した「つながるバイク」アプリ。

↑ワイズギアのコーナーでは新しいヘルメット「RPHA（アルファ）」シリーズやインターコムを展示しました。

三日間とも予想を上回る大勢のお客様にお越しいただき、ヤマハブースは大賑わいでした。
そんな中、会場を見て回った中で面白かったものをご紹介します！

↑雑誌『MOTO Addicts』のブースでは、その場で商品を購入したお客さんに、同誌で連載マンガを掲載している藤原らんかさんが描き下ろした、ホルヘ・ロレンソ選手やバレンティーノ・ロッシ選手らのポストカードがプレゼントされていました。

↑大阪府警察本部のブースでは、車上狙い被害防止のための萌えキャラ「逢坂ケイコ」を使った盗難防止チラシとしおりを配布。ツーロックやナンバープレートの盗難防止ネジといった効果的な防犯対策を紹介していました。

というわけで、大盛況に終わった大阪モーターサイクルショー。今週末は3月28日（金）から3月30日（日）までの三日間、東京ビッグサイトで「東京モーターサイクルショー2014」が開催されます。ぜひこちらのヤマハブースにもお越しください！

↑今週末は東京ビッグサイトでお待ちしております！