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チェーン

2014年11月18日

自転車を思い浮かべて欲しい。ペダルと後輪をつなぐクサリが付いているはずだ。ペダルをこぐとそのクサリが動き、後輪が回る。要はペダルの力を後輪に伝えるためのパーツ。バイクの場合、人間ではなくエンジンがその役割を担う。エンジンの動力で歯車が回転すると、それに合わせてチェーンが動いて後輪が回るという仕組み。 ちなみに、エンジン側に付いている歯車をドライブスプロケット(フロントスプロケット)といい、車輪に付いている歯車をドリブンスプロケット(リヤスプロケット)と呼ぶ。  チェーンで注意しておきたいことは、たるみとオイル。チェーンはエンジン動力を伝えるため、しばらく使っていると摩耗などによって伸びる。そうするとチェーンにたるみが出てきて、動力を伝える効率が下がってしまう。また、チェーン自体のローラーが使用するにつれて摩耗してしまうし、スプロケットも金属製のためチェーンと擦れてお互い摩耗してしまう。これらの状況を避けるため、こまめに点検すること。  チェーンには、内部にグリースが閉じこめられているシールチェーンとそうではないノンシールチェーンがある。シールチェーンの場合、中に詰めたグリースが流れないようにフタをしているOリングがゴム製なので、Oリングを傷めない潤滑油を選ぼう。チェーン調整に関しては、販売店に持ち込んで頼むとよい。

2014年11月18日

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