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SR400 イヤーブック 2010:製品アーカイブス

2015年4月10日
SR400 2010 イメージ

カタログカタログに掲載されたコンセプトコピーと表紙ビジュアル

SRのまま、進む。

1978年に誕生したSRは、当時からのデザインや機能をあえて大きく変えることなく、ヤマハを代表するビッグシングルスポーツマシンとして多くの人々に愛されつづけてきた。そして2010年、ついに新たなステージへと走り出す。

今度のSRは、変わったのか。その答えは、Yesでもあり、Noでもある。
最大の特徴である空冷・4ストローク・SOHC・2バルブのビッグシングルエンジンには、F.I.(フューエルインジェクション)を採用し、環境性能に配慮すると同時にエンジンを始動し易くした。また、FI化にあわせて細部を見直し、クラッチやサイドスタンドなどが新設計によって扱いやすく変わった。結果、ライダーの気持ちに呼応する、人に近いSRが生まれたのだ。
しかし一方で、ビッグシングルならではの味わい深い鼓動感は、もちろん変えていない。ティアドロップ型のタンクを中心とした、味わいあふれるフォルムも、ふんだんに使われた美しく輝くクロームメッキパーツもそのままだ。そして、SRの代名詞ともいえる、キックスタートも。

走り出した瞬間から全身を包む、SRならではの高揚感。じっくりと、永い時間をかけてつくられてきたモノだけが持つ上質なテイストが、よりいっそう豊かにライダーの心に染み入る。

普遍のスタイリングの中に、SR魂の継承技術が随所に見え隠れする、新しいSR。 ヤマハの「モノづくり」を象徴するこのロングセラーモデルが、その名にふさわしい正統な進化を遂げた。変えていく勇気のなかに光る変わらぬ価値を、ぜひ体感して欲しい。

特長このイヤーモデルの特長

名称/機種コード SR400/3HTR
発売日 2009年12月21日
特長 2010年モデルは、新たにF.I.を採用し、優れたドライバビリティと環境性能を両立させた。スタイリングは初代からの流れを受け継ぎつつ、レトロモダンなメーターパネルや新作のサイドカバー、エンブレムなどを採用し外観クオリティの向上を図っている。カラーは、SR400の定番として人気の「ブラック」と、ゴールド系グラフィックとの調和でレトロさを醸し出す「レッド」の2色を設定した。

イヤーブック インデックス

2015年4月10日

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