定期点検項目(125cm3以下の二輪車)
- 2015年11月10日
定期点検の解説:
点検時期の欄に記載しているマークの意味は、下記のとおりです。
○ 法に準じた点検項目、およびヤマハが指定する点検整備項目を示します。
◆ 距離加味点検項目を示します。(法に準じた点検項目の一部です。)
◇ シビアコンディションで使用される場合の点検項目を示します。(ヤマハ指定点検整備項目の一部です。)
距離加味点検項目とは、前回の定期点検からの走行距離が1500km以下の場合、点検を省略できる項目です。ただし、2回連続して点検を省略することはできませんので、次回の定期点検には必ず点検を実施してください。
点検箇所 |
点検項目 |
点検時期 | 点 検 内 容 | |||
6 か 月 毎 |
12 か 月 毎 |
24 か 月 毎 |
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ハンドル | 操作具合 | ○ | 1)フロント・ホイールを浮かして、手でハンドルを左右に動かし、左右の動きがスムーズであるかを点検します。 2)ハンドルに対して前輪の曲がり(ひねり)がないかを目視などにより点検します。 3)走行して、ハンドルが異状に振れたり、取られないか、また、操作が異常に重くないかを点検します。 |
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フロント フォーク |
損傷 | ○ | 1)フロント・フォークに損傷及び曲がりなどがないかを目視などにより点検します。 2)フロント・フォークを上下に作動させて、フロント・フォークに異音、オイル漏れなどがないかを点検します。 |
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ステアリング・ ステムの 取付状態 |
○ | 1)ステアリング・ステムの締付ボルト及びナットに緩みがないかをスパナなどにより点検します。 | ||||
ステアリング・ ステムの軸受 部のがた |
◇ | ○ | ○ | 1)ホイールを浮かした状態で、手でフロント・フォークの下部を前後に動かし、軸受部にがたがないかを点検し、又は、フロント・ブレーキを作動させた状態で、ハンド ルを前後、上下に動かし、軸受部にがたがないかを点検します。 2)必要がある場合には、ステアリング・ステムを取り外し、摩耗、亀裂(きれつ)、曲がりなどがないかを目視などにより点検します。 |
点検箇所 |
点検項目 |
点検時期 | 点 検 内 容 | |||
6 | 12 | 24 | ||||
ブレーキ ・ペダル 及び ブレーキ ・レバー |
遊び | ○ | ○ | 1)ブレーキ・ペダルを手で抵抗を感じるまで押し、遊びの量が規定の範囲にあるかをスケールなどにより点検します。なお、ペダルの下に床板を有するものあってもペダルの遊びを点検します。 2)ブレーキ・レバーを手で抵抗が感じるまで引き、遊び量が規定の範囲にあるかをスケールなどにより点検します。 3)油圧式のものにあっては、ブレーキ・レバーの引き具合により、又はペダルの踏みごたえにより、エアが混入していないかを点検します。 |
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ブレーキの 効き具合 |
○ | ○ | 1)乾燥した路面を走行して、フロント・ブレーキ及びリヤ・ブレーキを別々に作動させ、効き具合が十分であるかを点検し、又はブレーキ・テスタを用いて、制動力が規定値以上であるかを点検します。 | |||
ロッド 及び ケーブル 類 |
緩み、がた 及び損傷 |
○ | ○ | 1)ブレーキを作動させ、ロッド及びケーブル類に損傷、曲がりがないか、取付部及び連結部に緩みやがた、損傷がないかをスパナなどにより点検します。 2)ブレーキを作動させたとき、異常に重くないかを点検します。また、割りピン類に欠損がないかを目視などにより点検します。 |
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ホース 及び パイプ |
漏れ、損傷、 取付状態 |
○ | ○ | 1)ブレーキを作動させ、ホース、パイプ及び接続部からブレーキ液の漏れがないかを点検します。 2)ホース、パイプ及び接続部に劣化、損傷がないか点検します。また、接合部及びクランプに緩みがないか、ハンドルを左右に切ったとき又は走行中の振動によりホース及びパイプが他の機構部分に干渉しないかを点検します。 |
点検箇所 |
点検項目 |
点検時期 | 点 検 内 容 | |||
6 | 12 | 24 | ||||
マスタ・ シリンダ、 ホイール・ シリンダ 及び ディスク・ キャリパ |
機能、摩耗 及び損傷 |
○ | 1)ブレーキを作動させ、マスタ・シリンダ及びディスク・キャリパの作動具合を外部からパッドの動きにより点検します。 2)マスタ・シリンダ及びディスク・キャリパに損傷がないかを目視などにより点検します。 3)マスタ・シリンダ及びディスク・キャリパ・アッセンブリを分解したときは、ピストン・カップ、ピストン・シール、ブーツなどに摩耗、損傷、腐食、劣化などがないかを目視などにより点検します。 |
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液漏れ | ○ | ○ | 1)マスタ・シリンダ、ディスク・キャリパ及びその周辺から液漏れがないかを目視などにより点検します。 | |||
ブレーキ・ ドラム 及び ブレーキ・ シュー |
ドラムと ライニング とのすき間 |
◆ | ◆ | 1)ブレーキを数回作動させ、シューを安定させた後、ホイールを浮かして手で回したとき、引きずりがないかを点検します。 | ||
シューの 摺動部分 及び ライニング の摩耗 |
◇ | ◆ | ◆ | 1)ブレーキを作動させ、ブレーキ・アームとブレーキ・パネル部のウェア・インジケータ(摩耗限度ライン)により、シューの摺動(しゅうどう)部分及びライニングに摩耗がないかを目視などにより点検します。 ただし、ウェア・インジケータが規定値を超えている場合、又はウェア・インジケータが付いていない場合には、ブレーキ・パネルを取り外し、シューの作動状態に異状がないかライニングに異状な摩耗や損傷及び剥離(はくり)がないかを目視などにより点検します。 また、ライニングの厚みをスケールなどにより点検します。 2)必要がある場合には、ブレーキ・シューを取り外し、シューの摺動(しゅうどう)部分の摩耗及び損傷、アンカ・ピンの摩耗及びさび付き状態、リターン・スプリングのへたり、ブレーキ・カム面の摩耗並びにセレーション部のねじれを目視などにより点検します。 |
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ドラムの 摩耗及び 損傷 |
○ | 1)ブレーキを作動させ、ブレーキ・アーム及びブレーキ・パネル部のウェア・インジケータ(摩耗限度ライン)によりドラムの摩耗状況を点検し、かつ、ドラムの外観に損傷がないかを点検します。 2)ブレーキ作動時に異音がある場合、ウェア・インジケータが規定値を超えている場合、又はウェア・インジケータが付いてない場合にはホイールを取り外し、ドラム内面に異状な摩耗、損傷などがないかを目視などにより点検します。 |
点検箇所 |
点検項目 |
点検時期 | 点 検 内 容 | |||
6 | 12 | 24 | ||||
ブレーキ・ ディスク 及び パッド |
ディスクと パッドとの すき間 |
◆ | ◆ | 1)ブレーキを数回作動させパットを安定させた後、ホイールを浮かして手で回しブレーキの引きずりがないかを点検します。 | ||
パッドの摩耗 | ◇ | ◆ | ◆ | 1)キャリパ・ボディーの点検孔からウェア・インジケータ(摩耗限度ライン)によりパットの厚みを点検します。 また、必要に応じてスケールなどにより点検します。 |
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ディスクの 摩耗 及び損傷 |
○ | 1)ディスクに摩耗及び損傷がないかを目視などにより点検します。 | ||||
ホイール | タイヤの状態 | ◆ | ◆ | 1)タイヤ・ゲージを用いて、空気圧が規定値であるかを点検します。 2)タイヤの全周にわたり、亀裂(きれつ)及び損傷がないか、釘、石及びその他の異物が刺ったり、かみ込んだりしてないか、又は、偏摩耗などの異状な摩耗がないかを目視などにより点検します。 3)タイヤの接地面に設けられているウェア・インジケータ(スリップ・サイン)の表示により点検するか、又は、タイヤの接地面の全周にわたり、溝の深さが既定値以上あるかをディプス・ゲージなどにより点検します。 |
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ホイール・ ナット及び ホイール・ ボルトの 緩み |
○ | ○ | 1)アクスル・シャフトとアクスル・ホルダの締付ナット及びボルトに緩みがないか並びにホイール・ナット及びホイール・ボルトに緩みがないかをスパナなどにより点検します。また、割りピン類に欠損がないかを目視などにより点検します。 |
点検箇所 |
点検項目 |
点検時期 | 点 検 内 容 | |||
6 | 12 | 24 | ||||
ホイール | フロント・ ホイール ベアリング のがた |
◆ | ◆ | 1)フロント・フォークを動かないようにして、タイヤの両端に手をかけて動かし、フロント・ホイール・ベアリングにがたがないかを点検します。また、ホイールを浮かして手で回したとき、スムーズに回転し異音がないかを点検します。 | ||
リヤ・ ホイール ベアリング のがた |
◆ | ◆ | 1)タイヤの両端に手をかけて動かし、リヤ・ホイール・ベアリングにがたがないかを点検します。また、ホイールを浮かして手で回したとき、スムーズに回転し異音がないかを点検します。 | |||
スポーク の緩み |
○ | ○ | ○ | 1)ホイールを回転させホイールに振れがない又はスポークを手などで握るなどして、緩みがないかを点検します。 | ||
サスペン ション・ アーム |
連結部の がた及び アームの 損傷 |
○ | 1)スイング・アーム、リンクなどの連結部に、がたがないかを手で揺するなどして目視などにより点検します。 2)スイング・アームに損傷などがないかを目視などにより点検します。また、スイング・アームの取付ボルトに緩みがないかをスパナなどにより点検します。 3)ボトム・リンク式のフロント・フォークを採用している場合は、フォーク・ロッカ・アームの連結部にがたがないかを手で揺するなどして点検します。また、フォーク・ロッカ・アームの損傷及び取付部に緩みがないかをスパナなどにより点検します。 |
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ショック・ アブ ソーバ |
オイル漏れ 及び損傷 |
○ | 1)フロント・フォーク及びリヤ・ショック・アブソーバにオイル漏れ及び損傷がないかを目視などにより点検します。 | |||
クラッチ | クラッチ・ レバーの 遊び |
○ | ○ | 1)クラッチ・レバーを手で抵抗を感じるまで引き、遊びの量が規定の範囲にあるかをスケールなどにより点検します。 |
点検箇所 |
点検項目 |
点検時期 | 点 検 内 容 | |||
6 | 12 | 24 | ||||
クラッチ | 作用 | ○ | 1)アイドリング状態で、クラッチ・レバーを一杯に引いたときに異音がないか及び異常に重くないかを点検します。また、変速操作がスムーズにできるか点検します。 2)クラッチ・レバーを徐々に離して発進したとき滑りがなく、かつ、接続がスムーズであるかを点検します。 3)自動式クラッチにあっては、走行するなどして、接続がスムーズであるかを点検します。 |
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トランス ミッション |
オイル漏れ 及び油量 |
◆ | ◆ | 1)トランスミッション周辺からオイル漏れがないかを目視などにより点検します。 2)車両を水平な状態にして、エンジンを停止させ、数分後に油量が規定の範囲にあるかをオイル・レベル・ゲージなどにより点検します。 |
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プロペラ・ シャフト 及び ドライブ・ シャフト |
継手部のがた | ○ | 1)エンジンを止めた状態でリヤ・ホイールを浮かせて1速の位置に変速した後、ホイールを手で回したとき、異状ながたがないかを点検します。 2)ブーツに亀裂(きれつ)及び損傷がないか目視などにより点検します。 |
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チェーン 及び スプロ ケット |
チェーン の緩み |
◇ | ○ | ○ | 1)リヤ・ホイールを浮かせて、ホイールを低速で回しながらチェーンに緩みがないかを点検します。また、チェーンのさび付、給油脂状態を目視などにより点検します。 2)スプロケット間の中央部を上下に動かし、チェーンのたわみが規定の範囲にあるかをスケールなどにより点検します。 |
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スプロケット の取付状態 及び摩耗 |
◇ | ○ | ○ | 1)スプロケットの取付ナット及びボルトに緩みがないかをスパナなどにより点検します。 2)スプロケットに摩耗及び損傷がないかを目視などにより点検します。 |
点検箇所 |
点検項目 |
点検時期 | 点 検 内 容 | |||
6 | 12 | 24 | ||||
ドライブ ・ベルト |
摩耗及び 損傷 |
◇ | ◆ | ◆ | 1)アイドリング又は、空ぶかし状態で異音がないかを点検します。 2)走行して変速がスムーズにできるかを点検します。 |
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Vベルトエアー クリーナー エレメント の状態 |
○ | ○ | ○ | 1)エレメントを取り外し、汚れ、詰まり、損傷などがないかを目視などにより点検します。 | ||
点火装置 |
点火プラグ |
◆ | ◆ | 1)スパーク・プラグ(白金・プラグ及びイリジウム・プラグを除く)を取り外し、次の点検を行います。 ・電極に汚れや損傷及び摩耗がないか並びに絶縁碍子(がいし)に焼損がないかを目視などににより点検します。 ・中心電極と接地電極のすき間(プラグ・ギャップ)が規定の範囲にあるかをプラグ・ギャップ・ゲージなどにより点検します。 |
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点火時期 | ○ | ○ | 1)エンジン暖機後、アイドリング状態でタイミング・ライトなどを用いて、点火時期が適切であるかを規定の合わせマークを見て点検します | |||
バッテリ | ターミナル部 の接続状態 |
○ | ○ | 1)ターミナル部に、緩み及び腐食がないかを目視などにより点検します。 | ||
電気配線 | 接続部の 緩み及び 損傷 |
○ | 1)電気配線の接続部に緩みがないかを手で動かすなどより点検します。 2)ハンドルを動かしたときにフレームとフロント・フォークの間にかみ込みがないかを目視などにより点検します。 3)電気配線に損傷がないか及びクランプに緩みがないかを目視などにより点検します。 |
点検箇所 |
点検項目 |
点検時期 | 点 検 内 容 | |||
6 | 12 | 24 | ||||
エンジン 本体 |
低速及び |
○ | ○ | 1)エンジンを暖機させた状態で、アイドリング時の回転がスムーズに続くかを点検します。また、回転計を用いて点検する場合は、アイドリング時の回転数が規定の範囲にあるかを点検します。 2)エンジンを徐々に加速したとき、スロットル・グリップに引っ掛かりがないか、かつ、エンスト、ノッキングなど起こすことなくスムーズに回転するかを走行するなどして点検します。 |
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排気の状態 | ○ | ○ | 1)エンジンを十分に暖機させた状態で、回転計を用いてアイドリング回転数が規定の範囲にあるかを点検します。 2)排気ガスの色が白煙及び黒煙でないかを目視などにより点検します。 3)アイドリング時のCO(一酸化炭素)及びHC(炭化水素)の排出濃度をCO・HCテスタにより点検します。 |
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カムチェーン の調整状態 |
○ | ○ | ○ | 1)エンジンの回転数を変化させて、エンジンより異状な音がないかを聞くなどにより点検します。 | ||
エア・ クリーナ・ エレメント の状態 |
◇ | ◆ | ◆ | 1)エレメントを取り外し、汚れ、詰まり、損傷などがないかを目視などにより点検します。 |
点検箇所 |
点検項目 |
点検時期 | 点 検 内 容 | |||
6 | 12 | 24 | ||||
潤滑装置 |
エンジン |
○ | ○ | 1)シリンダ、クランク・ケース、オイル・パイプ、オイル・ホースなどからオイル漏れがないかを目視などにより点検します。 2)2サイクル・エンジンにあっては、オイル・ポンプの取付部、オイル・タンクなどからオイル漏れがないかを目視などにより点検します。 |
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燃料装置 | 燃料漏れ | ○ | ○ | 1)フューエル・タンク、フューエル・コック、ホース、パイプ及びキャブレータなどから燃料漏れがないかを、フューエル・コックのすべての切替位置で目視などにより点検します。 2)フューエル・ホース及びパイプに損傷及び劣化がないかを目視などにより点検します。 |
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リンク機構 の状態 |
○ | ○ | 1)リンク機構がスムーズに動くかをスロットル・グリップの操作により点検します。 | |||
スロットル・ バルブ及び チョーク・ バルブの 作動状態 |
○ | ○ | 1)スロットル・バルブ及びチョーク・バルブがスムーズに動くかをスロットル・グリップ、チョーク・レバーなどを操作して点検します。 | |||
冷却装置 | 水漏れ | ○ | ○ | 1)アイドリング状態又はラジエータ・キャップ・テスタで加圧した状態で、ラジエータ、ウォータ・ポンプ、ラジエータ・ホースなどから水漏れがないかを目視などにより点検します。 2)ラジエータ・ホースに損傷及び劣化がないか、かつ、ホースのクランプ類に緩みがないかを目視などにより点検します。 |
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ブローバイ ガス 還元装置 |
配管の損傷 | ○ | 1)目視などにより、次の点検を行います。 ・ホース、パイプなどの配管に劣化及び損傷がないか。 ・クランプの取付状態に異状がないか。 |
点検箇所 |
点検項目 |
点検時期 | 点 検 内 容 | |||
6 | 12 | 24 | ||||
ブローバイ ガス 還元装置 |
ブリーザ |
○ | ○ | ○ | 1)ブリーザドレンホースを点検し、汚れや詰まりがある場合は清掃します。 | |
一酸化 炭素など 発散防止 |
二次空気 供給装置 の機能 |
○ | 1)二次空気供給装置用フィルタの詰まり及び損傷を点検します。また、アイドリング状態で、二次空気供給装置のエア・ホースをエア・クリーナ側で外し、ホースからの空気の吸い込みを点検します。(ただし、規定の方法により点検を行うこととされている場合には、その方法により点検します) | |||
配管の損傷 および 取付状態 |
○ | 1)ホース及びパイプに損傷、外れなどがないかを目視などにより点検します。 | ||||
エキゾース トパイプ 及び マフラ |
取り付けの 緩み 及び損傷 |
○ | ○ | 1)エキゾースト・パイプとマフラの接続部及び取付部に緩みがないかをスパナなどにより点検します。 2)損傷、排気ガスの漏れ及び他の部分との接触のおそれがないかを目視などにより点検します。 |
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マフラの機能 | ○ | 1)エンジンの回転数を変化させて、排気音に異状がないかを聴くことなどにより点検します。 | ||||
フレーム | 緩み及び損傷 | ○ | ○ | 1)フレームなどのボルト及びナットに緩みがないかをスパナなどにより点検します。また、フレームなどに損傷などがないかを目視などにより点検します。 | ||
その他 | シャシ各部の 給油脂状態 |
○ | ○ | 1)シャシ各部の給油脂状態が十分であるかを目視などにより点検します。 |
- 2015年11月10日