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これぞ超高校級! 高校3年生の大倉選手が全日本MXでチャンピオン

2016年9月13日

こんにちは。ヤマハ発動機販売の落合です。

全日本の各カテゴリが終盤戦に突入していますが、モトクロスで、うれしいニュースが飛び込んできました。

↑第7戦近畿大会で、IBオープンクラスにYZ250Fで参戦する#1大倉由揮選手(TEAM KOH-Z)が、2戦を残しチャンピオンに輝きました。

↑成績もとんでもない。IBオープンは各大会で2レースが行われますが、なんとここまで7大会14レース中、優勝が11回、2位が3回! しかも高校3年生という若さ。まさに「超高校級」ですよ。現在もすごいライダーですが、将来も楽しみな選手です。 大会の様子は公式レースサイトでCheck!

↑チャンピオンが決定したのはこの日の2レース目。チェッカーを受け喜びを爆発させる大倉選手を待っていたのは手厚い歓迎でした。

↑チーム全員から、ビールかけならぬシャンメリーかけ! 本人はもちろん、チームオーナー、監督、そしてメカニックを務めるお父さんら、みんながうれしそうで、こちらも幸せな気分になりました。

ただ、誰一人として涙を流す方はいませんでした。なぜなら、このチャンピオンは大倉選手にとっては通過点でしかないからです。

↑大倉選手にお話を聞くと「うれしいというよりも、ホッとしましたね。目標は世界で戦える選手になることなので、喜んではいられません。それにチームオーナーの辻本さん、本田監督、お父さん、チームのみんなが僕のことを期待し、懸命に育ててくれている。それに応えるには、IBのチャンピオンでは物足りませんから」とのこと。

↑さらに「今シーズンはチャンピオン獲得も必要でしたが、一番の課題はIA2のトップ5のタイムにいかに近づけるかでした。これはまだ達成できていないので、残り2戦も気を引き締めていきます」

このコメントからもわかるように、大倉選手の志はとても高いのですが、実はこんなエピソードからも、モトクロスにかける思いの強さがわかります。

昨年、大倉選手はアメリカへ約半年間の語学留学を行っています。この間、彼は現地でモトクロスを絶ちました。モトクロスの本場にいながらです。もちろんそれは、勉強に集中するためでした。しかし、なぜ大好きなモトクロスを絶ってまでと思いましたが、これも世界で戦うための布石。海外に渡ったときに必要となるコミュニケーション能力を高めるためだったのです。

↑みなさんには、これを機にぜひとも大倉選手のファンになって欲しいですね。モトクロスライダーとしての能力はもちろんですが、純粋ですばらしい青年なのです。ミーハーと言われてもかまいません、私はもうファンです!

↑大倉選手の走りは、10月1-2日の第8戦関東大会(埼玉県・オフロードヴィレジ)、10月22-23日の第9戦MFJGP(宮城県・スポーツランドSUGO)で観ることができます。YAMAHA FACTORY RACING TEAMやYAMALUBE RACING TEAMのヤマハライダーたちとともに応援をお願いします!

【関連リンク】
YZオーナーサポートプログラム「bLU cRU」
2017年ヤマハオフロードコンペティションモデル製品サイト
ヤマハ公式レースサイト
2016年9月13日

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