乗り物と楽器のヤマハが奏でるハーモニー 「Two Yamahas, One Passion ~デザイン展2016~」
- 2016年10月18日
10月7日(金)〜10日(月)まで六本木ヒルズ大屋根プラザにて開催された「Two Yamahas, One Passion ~デザイン展2016~ 」に行ってきました。ヤマハ発動機と楽器のヤマハ株式会社が共同主催するデザイン展は今年で2回目となります。今年は"Rejoice(愉悦)"をテーマに、両社のデザインコンセプトモデルや製品が計11点展示されました。
↑東京有数の行楽地である六本木ヒルズの映画館横の半屋内スペースで開催されたデザイン展。
ヤマハとヤマハ発動機の両デザイン部門では、これまで「Two Yamahas, One Passion」をテーマに様々な活動を行っており、「project AH A MAY(プロジェクト アーメイ)」や、「&Y(アンディ)01」などを合同で企画し、国内外のデザインイベント等で積極的に展開してきました。今回も2万人を超える方々にご来場いただきました。
↑そしてこれが今回デザイン展で世界初披露されたコンセプトモデル、「&Y02」(アンディゼロツー)
↑こちらは昼間の「&Y02」の様子。仲間と乗れる「&Y02」を多くの来場者の方々が体感していました。
↑「&Y02」の内部では様々な音楽が流れており、設置されたオートバイのハンドルのアクセルとクラッチ操作で音が変化する仕組み。写真奥に見えているジョイスティックの操作で更に音が移動していき、まさに「乗り物を体感できる音響装置」なのです!またシートが外向きに5席も配置してあり、みなさんで音楽を聞きながら、移動するような楽しい時間が過ごせるというわけです。
↑こちらは作曲家の難波 研さんが「&Y02」に乗って行われたデモンストレーションの模様。エンディングではプロのバイオリニストさんとの共演も行われました。素晴らしい演奏とともに、乗り物と楽器の2つのヤマハが生み出す新しい空気をみなさんに体感していただけたのではないでしょうか。
↑ここからは他の展示物。ヤマハ株式会社からギター発売50周年を記念して発売された、エレキギターの新シリーズ「REVSTAR」。そしてその隣にはBOLT C-specとXSR900が展示されて、ヤマハワールドが大人のガレージのように表現されています。
↑2015年発売のキーボード「reface」(写真右)と一緒に展示されたデザインコンセプトモデル「05GEN」(中央)。電動アシスト技術を搭載した3輪モビリティで、キャノピー(屋根)つきでリーンもするので小回りがきき、雨の日でもちょっとしたお出かけに便利だろうなと思われた来場者も多かったのでは・・・と思います。
↑"RUN-WAY"をコンセプトに心と身体を磨き、気高い品位を感じさせる女性をイメージしてデザインされたコンセプトモデル「04GEN」。今回のデザイン展で日本初披露されました。
↑"動く縁側"をコンセプトにデザインされた電動4輪モビリティ「06GEN」。手前の電動車いすも乗せて移動できます。
↑波間を思いのままに駆ける白いヨットをイメージしてデザインされた電動アシスト車いすを使ったコンセプトモデル「&Y01」。車体両側には薄型のパーカッションを搭載し、音を奏でることができます。白い帆の部分はスピーカーになっています。10/22日(土)には、同じ六本木ヒルズのアリーナにてこちらを使ったNPO法人スローレーベルのパフォーマンスが予定されているそうですよ。詳しくはこちら。
↑レトロで味わいのある外観と先進技術を合わせもつモデル「XSR900」はヤマハが唱える新しいライフスタイル「FASTER SONS/ファスター・サンズ」の世界感にふさわしいモデルです。
↑Rejoice(愉悦)をテーマにしたデザイン展2016は音やモビリティを通してヤマハの新しいデザインを多くの人に体感していただけたようです。来場された方が楽しそうに遊んでいた姿がとても印象的でした。今後もヤマハデザイン部門はいろいろな新しい取組みをしていくようです。
- 2016年10月18日