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bLU cRUアカデミー経験者、穂苅彩香さん・愛香さん姉妹が初の全日本決勝へ!

2017年6月22日
みなさんこんにちは。ヤマハ発動機販売・加藤です。


全日本モトクロス選手権SUGO大会

少し前の話になります。6/3-4に行われた全日本モトクロス選手権SUGO大会。ここまで苦労してきた「YAMAHA RACTORY RACING TEAM」が大暴れしてくれましたね。

IA2の渡辺祐介選手

IA2の渡辺祐介選手が、ダントツの速さを見せ両ヒートで優勝、本領発揮!

穂苅姉妹

IA1では先日発表した「YZ450F」のファクトリーバージョン「YZ450FM」を駆る平田優選手が両ヒートで3位!

穂苅姉妹

ここまではスポットライトが当たる世界ですが、SUGO大会で私が注目したのがプライベーター。今年の4月5日、「bLU cRUアカデミー」を紹介した記事に登場してくれた穂苅姉妹です。左が姉の穂苅彩香さん(高2・YZ85LW)、妹の穂苅愛香さん(中1・YZ85LW)

実はこの穂苅姉妹、アカデミーに参加した後に行われた全日本モトクロス・中国大会(広島)で初めて予選を通過し決勝進出を果たしたのです! ※SUGO大会では残念ながら決勝進出は叶わず。

彼女たちの努力、ご両親の支えがあっての成果ですが、アカデミーを企画・運営している私は喜びを感じ、穂苅家の皆さんにモトクロスの魅力やアカデミーについてお話を伺った訳です。

穂苅家(TOMOレーシング)の皆さん

では改めて、穂苅家(TOMOレーシング)の皆さん。左から次女 愛香さん、父 聡さん、母 裕子さん、長女 彩香さん、そして「YZ85LW」です。

ヤマハ「モトクロスを始めたきっかけは?」

父「彩香が幼稚園の頃、遊園地にいったのですが、1日ギャンギャン泣いて... バイクに乗れたら、怖くなくなるかと思って小1の頃に始めました。やっぱり最初は泣いてばっかりでしたけど、騙し騙し続け現在までやってきた感じ(笑)。なので、本人が乗りたくて始めわけではありません」

競い合うのは苦手ですが、最近はレベルも上がってきて競うことが楽しくなってきました

彩香さん「確かにずっと泣いてました(笑)。慣れたのは小5、小6? 草レースに出るようになって友達が増えたことも大きいかな。競い合うのは苦手ですが、最近はレベルも上がってきて競うことが楽しくなってきました」

母「愛香は2・3歳からレースに連れていったんですけど、"乗りたい"と言い出したのは小3くらいでした」

愛香さん「私は、自然に乗っていたという感じ。最初のレースは楽しいと感じなかったけど、負けず嫌いだから、負けるのが悔しくて続けてきましたね」


ヤマハ「なぜ全日本に?」

せっかくやるのだったら、とことんやってほしい

父「せっかくやるのだったら、とことんやってほしいと思ったのが一つ。それに、ダラダラ続けるよりも、家族として何か目標を持っていたほうがいいかなと」

全日本が家族の団結するきっかけになる

母「私も家族で一緒にできるものがあればいいなと思っていました。みんなで会話ができ、悩みも共有できる。全日本が家族の団結するきっかけになる」

彩香さん「父の一声で出場するようになったのが正直なところです。最初は迫力がすごくて......」

自分はやれると思って出場しました

愛香さん「お姉ちゃんの走りを見て"マーシャルみたい、私ならもっと走れる"って......(笑)。 自分はやれると思って出場しました」


ヤマハ「全日本に出るならスキルアップが必要になりますが、当初からアカデミーを利用するつもりでしたか?」

父「バイクは、自分でいろいろ試す中で"これだ!"って思える瞬間があるじゃないですか。その回数は、多ければ多いほどいいと思いますが、スクールはいろんな機会を与えてくれ、そういったひらめきの体験が増えると思って参加しました」


ヤマハ「予選を通過したのは中国大会が初めてでしたがアカデミーの効果は?」

貴重な時間にもなりましたね

彩香さん「コーナーのアクセルコントロールについて、父には"ガッと開けろ"と言われてきましたが、私はジワっと開けて曲がるほうが好きでした。だから、そういう話を講師の増田さんたちに聞いて確認できたし、"スタートの反応が一番いい!"というコメントをもらうなど、自信がつきました。普段はこうした話ができる人がいなので、貴重な時間にもなりましたね」

上昇志向の強いライダーたちの中に身を置くことで、レースに備えてどういう準備をすべきか

愛香さん「マディのスタートが苦手だったのですが、スタート台で最初に動く部分を教えてもらったり、"肩の力を抜く"というアドバイスなど、とても効果がありスタートで前に出られるようになりました!」

父「bLU cRUには、上を目指すライダーがたくさんいます。上昇志向の強いライダーたちの中に身を置くことで、レースに備えてどういう準備をすべきか? 気持ちの部分も物理的な部分も刺激になっていると思います」

ヤマハ「そういえば、広島では初の決勝進出でしたが、決勝を走っての感想と、今後の目標を教えてください」

土日はレース経験を生かしてバイクのことを子どもたちに教えられたらいいなって

彩香さん「予選通過はうれしかったけど決勝は25位。悔しくて、ポイントを取りたい気持ちがこれまで以上に強くなりました。ポイント獲得は大変ですが、そこまではいきたいし、いけると思います。将来は保育士になりたいと思っていますが、土日はレース経験を生かしてバイクのことを子どもたちに教えられたらいいなって」

貪欲にはなりました

愛香さん「決勝を走ったからといって感動はありませんでしたが、貪欲にはなりました。今のレベルでは難しいですが、できればトップを争うようなライダーになりたいし、少なくとも確実にポイントを取れて、一桁ゼッケンになりたいです。目標は大好きな安原さや選手。全日本に出る前から、さや選手のことが好きで今も追っかけです(笑)」

今まで以上に、全日本を続けていきたい気持ちが強くなりました

父「前回の広島でようやく予選を通過し、モヤモヤしていた胸のつかえがとれ、今まで以上に、全日本を続けていきたい気持ちが強くなりました。この先何年続けられるかわからないので、後悔しないよう今できることを精一杯やって、現状に満足せずに上を目指していきたいです」


最後に、アカデミーへの要望を穂苅姉妹に聞くと。

レディースだけで何かやりたい!

彩香さん「レディースだけで何かやりたい!」

彩香さんや愛香さんに続くレディースライダーが育ってくるように

愛香さん「レディースのライダーがもっと参加してくれていたらうれしい!」


難しい課題ですが、アカデミーは切磋琢磨する環境でもありますが、モトクロスに真剣になり、家族がモトクロスを通じて団結している様子を見ると、彩香さんや愛香さんに続くレディースライダーが育ってくるように、参加しやすい環境を作り、呼びかけていかねばならないと感じました。

次回の全日本は7月16日、岩手県は藤沢スポーツランドで開催されます。ファクトリーライダーだけでなく、穂苅姉妹をはじめとするヤマハライダーたちにご声援をお願いします。

【関連リンク】

bLU cRU

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2017年6月22日
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