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スロバキアでGMT94、日本で中須賀選手、オランダでロッシ選手が勝利、大きな、大きな感動が世界中で生まれた!

2017年6月29日

ヤマハ発動機販売の加藤です。

少し大げさかもしれませんが、
この週末は、ヤマハ・レースファンには忘れられない1日になったのではないでしょうか?


スロバキアで...

スロバキアで...

日本で...

日本で...

オランダで...

オランダで...
大きな、とても大きな感動と興奮が生まれました!

まずは、中央ヨーロッパに位置するスロバキア。
野左根航汰選手も参戦する世界耐久選手権EWCのスロバキア8時間は激闘でした。
路面温度は50度を超え、鈴鹿8耐に近い環境下で、ヤマハのツートップ、GMT94とYARTが激突したのです。

バトルは6時間に渡りました

バトルは6時間に渡りました。しかも多くが10秒程度の差。神経がスリ減るような接近戦です。

勝負はYARTのトラブルがあり、その後GMTが独

しかし、勝負はYARTのトラブルがあり、その後GMTが独走。

最終戦の8耐ではタイトル獲得に挑戦します

GMT94はこれで第2戦から3連勝。まさにエンデュランスマスターにふさわしい活躍です。
しかもランキングはトップに1ポイント差の2位、最終戦の8耐ではタイトル獲得に挑戦します。

3人がともに猛追して4位でフィニッシュ

YARTはトラブルを乗り越えて復帰すると、3人がともに猛追して4位でフィニッシュ。
ランキングは4位ですが、トップとのポイント差は27... でも誰一人諦めていません。
ファクトリーチームとして参戦する8耐では、最低表彰台を目標に意地を見せてくれることでしょう。

スロバキア8時間の詳細→https://race.yamaha-motor.co.jp/ewc/2017/rd04/

日本は九州・大分県

日本は九州・大分県。灼熱のスロバキアと打って変わり、ウイークを通して雨と深い霧がサーキット一帯を包み込んだ全日本です。

JSB1000・5連覇、日本最速の男・中須賀克行選手

最注目はJSB1000・5連覇、日本最速の男・中須賀克行選手。
ここまで優勝も表彰台もないという信じがたい状況に終止符を打つべく、地元九州へ乗り込みました!

Magic Michael

野左根選手欠場で空いたファクトリーのシートには.........
スーパーバイク世界選手権のレギュラーライダー、「Magic Michael」ことマイケル・ファン・デル・マーク選手が参戦! 世界で活躍するトップライダー。走りもキレッキレですし。

顔がとてつもなく小さくイケメンですよ

顔がとてつもなく小さくイケメンですよ~~!

YSPの大応援団が九州各地から参集

そして、2人の勇姿を一目見ようと、YSPの大応援団が九州各地から参集! 応援にも力が入っていました。

レースは感動でした

レースは感動でした。雨と深い霧の中、短時間で行われた予選で中須賀選手は13番グリッド、マイケル選手は20番グリッドからスタート。
4周目に霧による視界不良で一時中断しましたが、それぞれ3番手と8番手まで挽回。

スタートダッシュを決めて一気にトップ争いに

そして中断後の第2レースは、3・8番手からスタートし、ともにスタートダッシュを決めて一気にトップ争いに!

一時はマイケル選手がトップ

一時はマイケル選手がトップ、中須賀選手が2番手

YAMAHA FACTORY RACING TEAMがレースを引っ張ります

その後、コースを知り尽くした中須賀選手が逆転し、YAMAHA FACTORY RACING TEAMがレースを引っ張ります。途中マイケル選手が後退、2番手のライバルがトラブルでリタイアすると、中須賀選手は独走。

この瞬間が訪れます

そしてついに、この瞬間が訪れます。
ウィニングランを経て戻ってきた中須賀選手は顔をくしゃくしゃにして「みんな、ありがとーーー」と震える声を絞り出す姿は、ここまでの道のりの険しさを物語っていました。

表彰式はいつもの中須賀選手に

表彰式はいつもの中須賀選手に。晴れやかな笑顔でガッツポーズ!
表彰台の中央、「King」が定位置に戻ってきました。
JSB1000の詳細→https://race.yamaha-motor.co.jp/jsb1000/2017/rd05/

ヨーロッパ・オランダ

最後はヨーロッパ・オランダ。世界最高峰のロードレースMotoGP
開幕から8戦、全日本と同様に、待ちに待ったあの瞬間が訪れました。
そう、バレンティーノ・ロッシ選手が今シーズン初優勝!

後半にコンデイションが変化(降雨)

こちらも後半にコンデイションが変化(降雨)し、ライバルとの激しいバトルも加わる困難な展開に。ロッシ選手と後方との差は、わずか0.063秒。まさに死力を尽くしてトップを守った、守り抜いたレースだったのです。

マーベリック・ビニャーレス選手は転倒リタイア

残念ながら、マーベリック・ビニャーレス選手は転倒リタイア

ランキングは混沌を深めます

これで、ランキングは混沌を深めます。
ビニャーレス選手はランキング2位。トップとの差は4ポイント差。
ロッシ選手はランキング3位へ浮上。ビニャーレス選手と3ポイント、トップとは7ポイント差です。
MotoGPの詳細→ https://race.yamaha-motor.co.jp/motogp/2017/rd08/

全日本は一旦、長いインターバルへ入り、いよいよ鈴鹿8耐です。

マイケル選手はこの全日本でR1への理解深めました。中須賀選手は待望の今季初優勝を獲得。これまでのモヤモヤを吹き飛ばし、気持ち良く切り替えています。アレックス・ローズ選手は、SBKで連続表彰台と自信を深めており、ライダー全員がよい流れを持って決戦に向かえる状態です。

そして、今大会のYARTは4位でしたが、ここまでレースを見ればチームの熟成が進んでいるのは明らか。MotoGPやSBKは、鈴鹿8耐までレースがありますが、皆さまも8耐モードに切り替え、 YAMAHA FACTORY RACING TEAMYART Yamaha Official EWC TeamGMT94 Yamaha Official EWC Teamの応援をお願いします!

【関連リンク】
レース情報
鈴鹿8耐スペシャルサイト

2017年6月29日

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