ヤマハの魂の伝承!SR400
- 2018年9月14日
こんにちは、ヤマハ発動機販売 本間です。
みまさま、お待たせしました。
SEROW250、トリッカーに続き、SR400も第3次排出ガス規制に対応したモデルとして復活を果たしました。
SR400といえば1978年の初代モデル発売から今年で40年を迎える、ヤマハの中で最も長い歴史を持つロングセラーモデルです。
▲1978年 SR400初代モデル
1978年 SR400のデビュー以来SR400は各節目で限定モデルを発売しています。
いくつかピックアップしてみましょう。
▲1984年発売 1,000台限定モデル
▲1995年発売 2,000台限定モデル
▲2003年発売 SR誕生25周年モデル
▲2008年発売 SR誕生30周年記念モデル
いかがでしょうか?どれも美しいカラーリングですが、何か共通点を感じませんか?
今ご紹介した限定モデルはどれも、タンクのカラーリングがサンバーストと呼ばれる塗装を施しています。
サンバースト塗装とは、ギターの塗装などでは一般的な塗装方法ですが、高級感やビンテージ感が増すため限定モデルとしての特別感が出ていますね。
そして今年はSR400 40周年の年。やはり限定モデルのカラーはサンバースト塗装です。
▲SR400 40th Anniversary Edition
詳細はこちらを見ていただくとして、今回のサンバースト塗装はいつもと少し違います。
技術的に難しい3色構成のサンバーストを施しています。
具体的な塗装方法は秘密ですが伝統のサンバースト塗装と最新のグラフィック技術の融合とでも申しましょうか。
その仕上がり具合はぜひ実車でご確認ください!
限定モデルのカタログはヤマハ株式会社のギター「LJX26CAREアコースティックギター(サンバーストカラー)」とコラボしています。
「雰囲気があり、とても良い写真なので、ぜひご自宅のパソコンやスマホの待ち受けなどの壁紙にして欲しいです!」とカタログ制作の担当者。
他にもエンブレムやシートなど様々なこだわりが散りばめられております。
開発から生産工程までこだわりポイントを撮影した動画も公開していますので是非ご覧ください。
SR400プロモーション動画
つい限定車に目が行きがちですが、スタンダードモデルも注目です!
スタンダードモデルは2色展開。
▲1色目はベーシックなヤマハブラック(ブラック)
これまでのSR400では、タンクにストライプの枠線を描くデザインが採用されてきましたが、今回あえてタンクにストライプの枠を付けないことによってタンク本来の造形を魅せるようにしています。
光のあたる角度によっては自然に枠のようなラインが浮かび上がってきます。
他にもハンドルやホイールのハブなど今までシルバーが当たり前だったパーツもブラックに変更して新鮮さを出しています。
サイドカバーには立体エンブレムをレイアウトし、シルバーの下地と相まって飾らない本質的な魅力を醸し出しています。
▲2色目はグレーイッシュブルーメタリック4(ブルー)
レトロな雑貨をイメージしたカラーリングは、サイドカバーのデザインなどから分かるようにカジュアルで若い方の感覚にもスッと打ち解けるデザインになっています。
ヘッドランプのボディまで、タンクと同色になっている点もポイントです。
少し細かい変更点なのですが、実はメーターの文字盤がホワイトに変更しただけではなく、インジケーター内にピクトグラムが入って、よりシンプルでクラシカルな雰囲気になっています。
違いに気付いた方はSR通ですね!!
SRで、あり続ける。
その言葉にはさまざまな想いが詰まっています。
排出ガス規制に対応しただけではないこだわりを動画で公開していますので是非ご覧になってください。
- 2018年9月14日