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XSR125推しポイント紹介 その2:スタイルに合わせて選べる4色

2024年2月20日

こんにちは。ヤマハ発動機販売 高重です。
先日以来、"Neo Retro"スタイル「XSR125」の魅力を5回にわたってご紹介しています。

今回は、カラーリング企画に携わったヤマハ発動機 プロダクトデザイン部プロダクト4G・土屋さおりさんに「XSR125」の4つのカラーリングの世界観について伺いました。

プロダクトデザイン部プロダクト4G・土屋さおりさん

プロダクトデザイン部プロダクト4G・土屋さおりさん
2020年入社。量産モデルのカラー企画担当として初めて手がけたモデルが、今回の「XSR125」。ほかにも「Vino」や「JOG」、電動アシスト自転車「PAS」といったコミューターのカラー企画に従事。
「自分が担当したモデルがアパレル展開されるなんて夢みたい!」とセレクトショップ「FREAK'S STORE」とコラボレーションしたスウェットを早速購入し愛用しているそうです。


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■XSR900・XSR700とおそろいの"シルバー"

シルバー

"シルバー"は、「XSR900」「XSR700」といった、XSRシリーズとして連帯感を意識したカラーです。

素材感を大切にするXSRならではのイメージを最も踏襲しています。

XSR900(2020年モデル)、XSR700(2019年モデル)の現行モデルに"シルバー"は設定されていませんが、素材感を大切にするXSRならではのイメージを最も踏襲しています。
ガレージビルドを感じさせるメタリックカラーで、カスタムマインドを刺激。ファッションと合わせてオーセンティックスタイルを楽しんでいただけると思います。


■シンプルでカスタム欲をくすぐる"ブラック"

ローコントラストで、車体の造形の凄みを強調しました。

ローコントラストで、車体の造形の凄みを強調しました。シンプルな"ブラック"なので、カスタムベース車両としても、またいろんなファッションにもマッチします。


■Wanderlust + Neo Neutralの世界観から生まれた"ライトブルー"と"オレンジ"
"シルバー"と"ブラック"が定番色であるのに対し、残る2色は新しい提案カラーです。
XSR125のデザインコンセプトである"Wanderlust(旅に出かけたくなる、どこにでも行けそうな)"の世界観に、これまでの固定概念にとらわれない"Neo Neutral"な感覚を掛けあわせました。


■自由で遊び心満載。モデルコンセプトを最も具現化した"ライトブルー"

「私は、こう生きたい」と自ら選択する人の自由さや遊び心を表現しました。<br />

なかでもこの"ライトブルー"は、自分と同世代を念頭に、「君はこういう人だよね」とか「男の子だからこの色、女の子ならこういう色だよね」とカテゴライズされることを嫌い、「私は、こう生きたい」と自ら選択する人の自由さや遊び心を表現しました。

見た瞬間は「かわいい!」と思うけれど、クリアな水色ではなく少しグレーイッシュで、時間をかけてなじんでいく色。なので、長く乗るほど味わい深い印象になるのではないでしょうか。

25ccクラスですが、全くのバイク初心者というより

125ccクラスですが、全くのバイク初心者というより、「Vino」や「JOG」といったスクーター経験があり、バイクの楽しさ、便利さを実感していて、もう少しステップアップしたい、でも他の人と同じものは避けたいという方もイメージしています。

デザインスケッチが上がってきたときに、「ベテラン世代の方のセカンドバイクとしても選んでいただけそう」と感じていて、2023年のモーターサイクルショーで初お披露目した際、幅広い層に関心を持っていただけたこともあって、親子で一緒に楽しんでもらえたら嬉しいなと思っています。


■スポーティでどこか懐かしい"オレンジ"

そして4色目。

そして4色目。スポーツマインドが強いお客さまをイメージして選んだのが、この"オレンジ"です。サーキットのようなゴリゴリなスポーツイメージではなく、日頃身につけているファッションがスポーティだったり、スニーカーにこだわりを持っているようなお客さまにも響くといいですね。

"ヤマハの赤"といえば、赤と白の伝統的なカラーリングを思い浮かべる方が多いと思います。でも125ccクラスは、初めてバイクに乗る方も多いはず。ヤマハのこと、バイクのことを知らない方が見ても一目でスポーツ性を感じてもらえるようなカラーを設定しました。

とは言え、この

とは言え、この"オレンジ"って、なんとなく見覚えがある感じがしませんか?「あれ? この色ってあの色かな?」「何か見たような気がするなぁ」と見る方の興味をそそるカラーを選択。特にバイクにとても詳しい方が、目にしたときに「昔、こういう色のバイクがあったよね」的な懐かしさを感じていただけるはずです。

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なるほど!いずれの世界観も魅力的。どの色を選ぶか、迷う楽しさもいいですよね。
「"これ欲しい!"と、お客さまの第一印象に響くカラーリングをこれからも手がけていきたい」と最後に話してくれた土屋さん、ありがとうございました!

趣味性・嗜好性の高い乗り物のカラーデザインをやりたい

余談ですが・・・「趣味性・嗜好性の高い乗り物のカラーデザインをやりたい!」との熱い想いで入社したと言う土屋さん。最近は、「ミニバイクでサーキット」にはまっているそうです(写真は愛車「YZF-R25」で走行会に参加したときのものをお借りしました)。

同じ車種に思えないほど、表情が豊かですよね。

そうそう「XSR125」は、デザインだけでなく、ヤマハロゴやモデルロゴのカラーにレイアウト、フロントサスペンションやシートの色に加え、シートステッチのカラーなど、細かいところまでそれぞれのカラーリングにあわせてこだわっています。同じ車種に思えないほど、表情が豊かですよね。
土屋さんによると、これが「CMFGのおもしろさ」だそうです。
※CMFGは、デザインの重要な要素であるColor(色)・Material(素材)・Finish(仕上げ)に加え、二輪車のデザインに重視されるGraphicの略です。

例えば、

例えば、"オレンジ"のブラックシートのステッチは赤系。
しかもサイドカバーの「XSR125」ロゴの下だけ、イエローが差し込まれているんですよ~オシャレでしょ?

タンク上部に配置された「XSR」ロゴも色が変わると印象が違いますよね。

タンク上部に配置された「XSR」ロゴも色が変わると印象が違いますよね。
左が車体色"ブラック"でロゴ色がゴールド。右は車体色"オレンジ"でロゴ色シルバー。

土屋さんからも「光の当たり具合で、色味や造形の表情が異なります。ぜひ一度、空の下で実車を見てください。そして、できればヤマハ バイクレンタルで借りて乗ってみてください。」との伝言を預かりました。お近くの店頭で、実車を間近でご覧くださいね。

■関連リンク
・XSR125推しポイント紹介 その1:こんなところが"Neo Retro"

・XSR125 製品サイト

・YSP ゲット!ライセンス

2024年2月20日

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