クリームはんだ印刷機とは
クリームはんだ印刷機は、基板の電子部品搭載位置(パッド)にクリームはんだを転写する装置です。
クリームはんだ印刷機は、基板の電子部品搭載位置(パッド)にクリームはんだを転写する装置です。基板とメタルマスクを正しい位置で重ねた後、クリームはんだをマスクに載せ、スキージでマスクの開口部内へ押し込むことで基板にはんだを転写します。
印刷工程
印刷機の仕事は次の3手順です。
印刷機内部
- スキージ
- メタルマスク上を前後に移動しし、マスクの開口部にクリームはんだを押し込むヘラ。
- クリームはんだ
- メタルマスク
- 基板の部品搭載位置に合わせて穴が開けられた主にステンレスで製造される金属板。
印刷工程には、こんな技術が必要!
「正確な量のはんだを、μm単位のズレもなく、印刷する技術」
はんだの印刷量が多すぎても少なすぎても、位置がずれていても、電子部品に通電できなくなるため不良品になります。ミクロンの単位まで位置を合わせ、適切な量のはんだを印刷する精密技術が必要です。
精度の高い印刷を、高速に行う技術を開発しています。
また、装置の段取り、掃除などを全部自動で行う機能を開発。
使いやすくて性能がいい印刷機を作っています。
クリームはんだとは
クリームはんだとは、球状のはんだ粉末とフラックス(松脂)を混ぜ合わせて、クリーム状にしたはんだです。 リフロー炉での加熱で一時的に融解し、その後の冷却で再度固化することで、基板と電子部品を物理的・電気的に繋げます。