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ヘルメットの内装を洗いましょう

2008年9月5日
こんにちは、ヤマハ発動機販売の高橋です。

暑くなったり涼しくなったり、時には大雨になったり、天気が不順ですが、皆さん、風邪など引いていませんか。私は、何とか持ちこたえています。

突然ですが、皆さん、ヘルメットの内装はこまめに洗っていますか。

夏の間にたっぷりとかいた汗や、排気ガスに土埃、そして突然の雨を吸い込んだヘルメットの内装は想像以上に汚れています。そのまま放置すれば、イヤな匂いの元になるのはもちろん、皮膚炎などの原因にもなりかねません。

そこで今回は、ヘルメットのメンテナンスを伝授したいと思います。

ギブソン
↑今回洗ったのは、ワイズギアが発売している「ギブソン」です。

とは言っても、実は簡単。いまや数多くのヘルメットは内装を取り外すことができます。スナップボタンで装着されているそれら内装を取り外し、洗濯機に放り込むか手洗いすればOKなのです。

まずは内装を取り外します
↑まずは内装を取り外します。まずは左右のチークパッド(頬に当たる部分)から。スナップボタンで留まっているので、簡単に取り外すことができます。続いて、センターパッド(アタマの頂点に接している部分)を取り外します。こちらはヘルメットとリブの隙間に挟まっている感じ。こちらも簡単です。

内装を全て取り外した状態
↑内装を全て取り外した状態。発泡スチロールパーツが見えていますが、コレは取り外しができません。クリーナーやシンナー類を掛けると発泡スチロールパーツが溶けてしまったり、シェル(ヘルメット本体)から外れてしまったりする可能性があります。そうなると、ヘルメットとして使用できなくなるので注意してください。何もしていないのに発泡スチロールパーツがグラグラと動いてしまっているようなら、使用をやめてください。

洗濯機で洗っても大丈夫
↑内装類は、他の洗濯物と一緒に洗濯機で洗っても大丈夫。でもそのときは、内装を洗濯ネットに入れてください。なぜなら、内装類は軽く、そのまま洗濯機に入れると浮いてしまうからです。

私は手洗い派
↑私は手洗い派です。洗濯用液体洗剤をお湯にとかし、泡立ててから、内装類をもみ洗いします。クッション部分を潰して戻して、潰して戻して、の繰り返し。すすぎ時はシャワーを使って同じ動作を繰り返します。洗剤が残らないように入念にやりましょう。すすぎ終わったら、洗濯機で脱水します。

あとは干すだけ
↑あとは他の洗濯物と一緒に干すだけ。内装は直射日光の元に置いても問題ないので、天気の良い日にしっかりと乾かしてください。

乾いたらヘルメットに装着します。センターパッド(アタマの頂点に当たる部分)、チークパッド(頬に当たる部分。左右を間違えないように!)の順にセットし、それぞれスナップボタンが「カチッ」というまでしっかり固定してください。

やってみれば、実に簡単。たくさん汗をかく季節なら、ツーリングに出かける度に洗っても良いくらいです。

次回はヘルメット本体の洗い方をお教えします。
2008年9月5日

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