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寒い冬の強い味方

2009年12月8日
こんにちは、ヤマハ発動機販売の加藤です。

12月に入り、いよいよ本格的に寒くなってきました。

街中でバイクに乗っている寒さに負けない多くの元気なライダーを見かけると嬉しくなります。その中でも、防寒対策がバッチリな方・身体を震わせながら寒さを堪えている方と様々な方を見かけます。
快適に、そして安全にバイクを楽しむ為にも防寒対策を万全にする事をおススメします。

今回は効果的な防寒対策、ウエアのメンテナンス方法をワイズギアの山田正武さんにレクチャーしてもらいます。

ワイズギアのライディングウエア
↑ワイズギアのライディングウエア

はじめまして、山田です。

冬用のウエアを選ぶときのポイントは、生地にしっかりとした防水加工がされているかどうかがポイントです。

寒さ対策なのになぜ防水? と不思議に思う人もいるかと思いますが、防水に優れているということは、風も通さない。つまり、防寒にも優れたウエアということになるんです。


防水加工されてないウエアは生地により、普段着ているときは暖かくても、走り出すと風が抜けてしまうものがあります。

生地そのものもレインウエアと同じ機能を持っている
↑ワイズギアのウエアは、全て生地の裏側にボンディングという薄い膜が張っています。商品に“防水”とは謳(うた)っていませんが、生地そのものもレインウエアと同じ機能を持っているんです!

防水性能に優れたウエアは、防寒効果も高く、いいことずくめのように思えますが、お洗濯だけには気を付けてください。
クリーニングには出してはいけません。
中性洗剤で手洗いしたあと、しっかり水ですすいで陰干しするようにしてください。

洗濯前に、裏地の洗濯タグをチェックしてくださいね。

裏地の洗濯タグをチェック
↑裏地の洗濯タグをチェックしましょう

ドライクリーニングをしてしまうと、裏地にコーティングしてあるボンディングが剥がれてしまいます。
このような状態になってしまったウエアは表からでも分かります。
お手持ちのウエアをチェックしてみてください。
薄い線のようなものが出たり、塗装が剥がれたような感じになっていませんか? これはコーティングが剥がれている証拠。酷(ひど)いものだと粉をふきはじめます。こうなってしまったらもう十分な効果は期待できません。

また、お手持ちのウエアを使って、防寒効果を高めるのなら、ウインドブレーカーのような、風を止める素材のものを何枚も重ね着することをオススメします。

気を付けてほしいのは、昨今話題の汗を熱に変える機能を持ったインナーウエアを着ること。実はバイクで走っている間は体を動かしていないので汗をかかず、発熱効果はそれほど望めません。
逆にバイクから降り、歩き始めて汗をかき出すと、ライディングウエアは熱を逃がさないから、今度は熱くなりすぎちゃう。
個人的には、インナーではなく、重ね着で温度調節するほうが快適だと思います。

さらに防寒効果を高めたいならコレ!

ネックウォーマーラージ
↑ネックウォーマーラージ

トゥーウォーマー
↑トゥーウォーマー

どちらも防寒フリースの間に防風シートが装備された三層構造。
ネックウォーマーは背中にカイロが2つ入ります。
これは暖かいですよ!

最後に、冬用のウエアの新規購入を考えている皆さんにアドバイス。
いいものを選ぶのであれば、早めのご購入をオススメします!
これはどこのメーカーさんにも言えることですが、過剰な在庫を避けるため、あまり多くの数は作らないんです。
防寒にもライディングウエアとしての機能にも優れたウエアをお探しの方は、シーズンインの今が実は買い時なんです。

再び加藤です。
山田さん、ありがとうございました!
今回は残念ながらご紹介しきれませんでしたが、ライディングウエアに関するお役立ち情報は、まだまだたくさんあります。
今後もライディングウェアに関する情報をご紹介します。お楽しみに!

・ワイズギアのアパレル商品はコチラ
2009年12月8日

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