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はじめてのキャンプツーリング <料理&撤収編>

2011年10月20日
こんにちは、ヤマハ発動機販売の山崎です。

これまで2回にわたりお届けしてきた「はじめてのキャンプツーリング」。
"準備編"では必要最小限のキャンプ道具の選定にバイクへの積載、"実践編"ではテント組み立てのコツについてお届けしました。

最終回となる今回は"料理&撤収編"。富士山の湧き水で美味しいコーヒーを堪能した、キャンプ通Kさんとキャンプ初心者Fさん。夕食までの空いた時間を利用して、富士五湖周辺をブラリと走りに出かけることに。

西湖の湖畔
↑富士山を望む西湖の湖畔でパチリ。素敵な旅の思い出ができました。

西湖で景色を楽しんだ後、偶然通りかかった橋の上で人だかりを発見。理由を尋ねてみたところ、その理由は橋の下の小さな湖にありました。

幻の富士六湖
↑精進湖が増水したときだけ現れる、幻の富士六湖「赤池」が出現していたそうです。

10月の富士五湖周辺はまだ暖かく、気持ちのいいツーリングを楽しむことができたみたいです。


再びキャンプ場に戻ってきた2人。今回作る料理はナポリタン。パスタ料理なんてアウトドアではかなりハードルが高いような......。

K:「材料を見直せばご飯を炊くより簡単にできるんだよ。サラダ用のスパゲティを使えばゆで時間も短いし、大きな鍋を用意することもない。荷物を少なくすることから考えた料理なんだ」

K:「今回は男同士ということもあって、かなりの手抜き(笑)。市販のパスタソースをかけるだけ。もうちょっと凝ったナポリタンにしたいときは、家で具材を切って冷凍したものを持ってきて、炒めながら混ぜると味のグレードがぐっと上がるよ。包丁やまな板などが必要ないのもポイント」

ナポリタン
↑あっという間にできあがったナポリタン、美味しそうです。

赤池の話、バイク談義、今日のツーリングなどの話で盛り上がった翌日、テント撤去のときにも気を付けたいポイントがありました。

F:「テントをしまうときは、できるだけ小さく畳んだほうがいいんだよね」

K:「小さすぎてはダメなんだ。専用のキャリーバッグに丁度良く入る大きさにしないと」

F:「なんだか大変そう......」

K:「コツをつかめば簡単だから覚えといて。順を追って説明するね」

入り口のファスナーを少し開けておく
↑まずテントのインナーは入り口のファスナーを少し開けておくこと。これが畳んだとき最後の空気の抜け道になり、綺麗に畳めます。

ほぼ正方形になるように
↑フライシートは真ん中から畳むと台形になるので、次にほぼ正方形になるように両端を折っていく。

2回くらい谷折り
↑2回くらい谷折りして、畳んだポールと同じくらいの幅になればOK。

簡単でしょ?
↑最後に、インナーとフライシートを重ね、先に開けたファスナーと反対側から巻いていけば完成。簡単でしょ?

再び山崎です。2人の話を聞いていると、僕もキャンプ熱が高まってきました。ちょっとしたコツを覚えるだけで、キャンプのハードルは随分下がるものなんですね。

紅葉が美しくなる季節、皆さんもキャンプツーリングに出かけてみてはいかがですか?


【※ご注意※】
当記事は、個人の経験に基づく、一例として記述されております。キャンプツーリングは、場所、季節、天候その他の環境、状況などにより、装備や知識が大きく異なります。キャンプツーリングを行う際は必ず、お客様ご自身が信頼のある第三者、またはプロの指導のもと行なってください。


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2011年10月20日

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