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熱く、燃えるぜ! 鈴鹿8時間耐久ロードレース、いよいよ開幕!

2014年7月15日
こんにちは、ヤマハ発動機販売の山崎です。

「TRICITY」に「MT-07」の話題で持ち切りのYAMAHA Riding Works Blogですが、ここで毛色の違う情報を一本。そうです、私も大好きで、毎年熱く燃えてしまう、真夏の祭典「鈴鹿8時間耐久ロードレース」についてご紹介します。

鈴鹿8耐
↑7月24日(木)に開幕、27日(日)に決勝を迎える「鈴鹿8耐」は、予測不能、何が起こるかわからない、ライダーたちの熱いドラマが凝縮された、国内最大級の二輪レース。その歴史は古く、1978年に第1回大会が開催され、今年で37回目を迎えます。そして今回、ヤマハからは10チームが出場、8時間先にある栄冠を求めて戦います。

MONSTER ENERGY YAMAHA with YSP
↑10チームのなかでもトップと位置づけられるのが、#07の「MONSTER ENERGY YAMAHA with YSP」。ロードレース国内最高峰のJSB1000クラスで4度のチャンピオンを獲得している中須賀克行選手(中央)、MotoGPライダーのブロック・パークス選手(右)、そして英国スーパーバイク選手権で活躍中のジョシュ・ブルックス選手の3人でチームを形成。使用マシンはもちろん、ヤマハのスーパースポーツ「YZF-R1」です。


ここで、「鈴鹿8耐」のことを知らない方もいらっしゃると思うので、MotoGP全日本ロードレース選手権などと異なる部分を挙げながら、「鈴鹿8耐」ならではの特徴をいくつかご紹介しましょう。

ル・マン式スタート
↑まずはスタート。鈴鹿8耐では「ル・マン式」を採用しています。通常はグリッドに並んだ状態でスタートするのですが、この「ル・マン式」は、コース両サイドにライダーとマシンが分かれて並び、シグナルの合図でライダーがマシンに駆け寄り、エンジンをかけてスタートする方式。鈴鹿8耐のなかでも、もっともドキドキする瞬間のひとつです。

給油やタイヤ交換
↑通常のスプリントレースは45分程度、しかし鈴鹿8耐は、その名の通り8時間であり、周回数も210周を超えてきます。そのため、ライダーは2人、もしくは3人が交代しながら走行し、マシンも給油やタイヤ交換が必要になるのです。そこでレース中、何度もピットにマシンを戻し作業を行うわけですが、この作業スピードが順位に影響するため、ピットは1秒を争う戦場と化します。なかでも熟練の技術が光るトップチームのピットワークは必見の価値あり。

ナイトラン
↑もう一つ、8耐ならではというとナイトランは外せません。日が落ちるレース終盤は、安全も考慮してヘッドランプを点灯させることが義務づけられているのです。ちなみに、MotoGP等のスプリント系のマシンには、そもそもヘッドランプがついていませんね。そしてライダーたちは視界の厳しいなか、疲れきった体にムチを打ち、リスクを抱えて疾走します。その美しい光景と、ライダーたちの鬼気迫る走りのギャップがたまらないのは、私だけでしょうか。

中須賀選手
↑ヤマハチームの見どころとしては、やはり中須賀選手の戦いです。まずひとつは、2012年、2013年に続く3年連続でのポールポジション(予選トップ)獲得。そしてもうひとつが、過去6度の出場がありますが、意外にも表彰台に立ったことがないため、今年こそはファンの期待に応える成績が残せるのかというところになります。

また、世界耐久選手権にフル参戦している海外チーム、#94「YAMAHA RACING GMT94 MICHELIN」、#7「MONSTER ENERGY YAMAHA - YART」の活躍も期待されるとこです。

ファンブース
↑ヤマハもこの鈴鹿8耐を盛り上げるべく、ファンブースを出展したり、ヤマハ公式の「鈴鹿8耐スペシャルサイト」やFacebookでいろいろと情報発信を行います。

また、今年はBS12TwellVでの生放送が決定していますので、サーキットに行けない方、興味を持った方は、TV観戦もいいかもしれませんね。もちろん観戦の際には、ヤマハチームの応援もお忘れなく!

チームの数だけドラマがある。今年はいったんどんなドラマが待っているのでしょうか?


【関連リンク】
鈴鹿8耐スペシャルサイト
ヤマハレース情報
2014年7月15日

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