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やっぱ、オフロードはヤマハでしょ!-ヤマハのオフロードマシン開拓史「オフロードマニア」第4節までのダイジェスト映像をまとめてみました。

2015年10月6日
こんにちは、ヤマハ発動機販売の山崎です。
土の匂いの大好きな人は、もう既にご覧になってると思いますが、オフロードマニア第4節

「もうひとつの記号“テネレ”」が公開されています!

詳しいストーリーは、是非Webページで見ていただきたいのですが、ここでは第1節から第4節までのダイジェスト映像を、撮影の裏話を紹介しながら並べてご覧いただくことにしました。

まずは、第1節のダイジェストムービーから。

これは7節まで続く「オフロードマニア」の予告編ともいうべき内容です。

「オフロードマニア」の予告編

ちなみに映像の最初に出てくるレースシーンは、長野県の爺ヶ岳スキー場で開催されたJNCC(全日本クロスカントリー選手権)を撮影したもので、鈴木健二さんのYZ250FXのライディングシーンもここで撮影されました。

鈴木健二さんのYZ250FXのライディングシーン

紅葉

紅葉が見事で、日本のクロスカントリーらしさが存分に出ていると思います。
あと、背景に流れる音楽は「オフロードマニア」に合わせたオリジナル曲で、私はこの音楽にも完全にやられてしまいました。


第2節はヤマハオフロード車の原点、DT-1の話ですが、秘蔵映像のオンパレードです。

まずは開始21秒くらいの製造シーンの安全ヘルメットに書かれている文字に注目!そこにはヤマハ発動機が日本楽器製造(現ヤマハ)から独立した名残が・・・。ちなみに日楽とは日本楽器製造の略です。

ヤマハオフロード車の原点、DT-1の話

そして1分くらいから出てくるのは、中須賀選手はじめ多くのヤマハライダーの育ての親でもあるSP忠男の社長、鈴木忠男さんの現役時代の走行シーン。元祖目玉ヘルメットが確認できますね。

元祖目玉ヘルメット

ちなみに当時全日本モトクロスは毎回数万人の観客が集まる程の人気で、テレビでも放映があったようです。あと、後半に出てくるホワイト・ブラザーズの創始者、トム・ホワイトさんの撮影は、彼の自宅にある私設モトクロスミュージアムで行われています(以前のブログ参照)。
ちなみにこのDT-1の走行距離は47マイル(約75km)で、新品同様だったそうです。

DT-1

トレールという新ジャンルを切り開いたDT-1は今見てもかっこいいし、日本が世界に誇れる名車だと思います!


第3節は、モトクロス世界選手権では最後発だったヤマハが、サスペンションに革命をもたらした話。

ヤマハで初のモトクロス世界選手権チャンピオンとなったハカン・アンダーソンさんは、この撮影のために何十年か振りに夫婦で来日してくださり、当時の開発者とヤマハコミュニケーションプラザで再会することになったそうです。その時の映像は最後のほうに少しだけ出ていますね。

モトクロス世界選手権では最後発だったヤマハが、サスペンションに革命をもたらした話

そしてその夜は、当時の契約ライダー鈴木秀明さん、都良夫さんも加わり、ハカンさん夫妻にとっても一生の思い出となったようです。

鈴木秀明さん、都良夫さん

映像中盤、アメリカの初代スーパークロスチャンピオン、ピエール・カールスマーカーさんも語っていますが、ヤマハのファクトリーライダーは、ヤマハファミリーの一員だという意識は今も強く引き継がれているように思いますね。

カールスマーカーさん

そして第4節。DT-1でオフロードの新ジャンルを切り開き、モノクロスサスペンションでオフロードバイクの走破性に革命をもたらしたヤマハが次に目指したのは、アドベンチャーカテゴリー開拓でした。冒頭から流れるパリダカールラリーの映像は1997年に製作されたものですが、ネットでの公開は初めてだそうです。

今回撮影班はフランスまで出向き、パリダカで6勝をあげたペテランセルさんのインタビューを実施。彼は今は四輪ドライバーとして中南米へと移ったダカールラリーに挑戦していますが、ヤマハモーターフランスと彼の関係は今でもヤマハファミリーそのままだそうです。以下は、ヤマハモーターフランスのオフィスでの撮影風景です。

パリダカで6勝をあげたペテランセルさんのインタビューを実施

ヤマハモーターフランスには、パリダカールラリーで活躍した多くの車両が保管されてて、通路にびっしと展示されたその光景は圧巻だそうです。そして今でもダカールラリーに挑戦し続けています。

ヤマハモーターフランスには、パリダカールラリーで活躍した多くの車両が保管されてて、通路にびっしと展示されたその光景は圧巻だそうです。そして今でもダカールラリーに挑戦し続けています。

ヤマハモーターフランスには、パリダカールラリーで活躍した多くの車両が保管されてて、通路にびっしと展示されたその光景は圧巻だそうです。そして今でもダカールラリーに挑戦し続けています。

ヤマハモーターフランスには、パリダカールラリーで活躍した多くの車両が保管されてて、通路にびっしと展示されたその光景は圧巻だそうです。そして今でもダカールラリーに挑戦し続けています。

いかがでしたか?
駆け足で紹介しましたが、ヤマハの開発者と契約ライダー達のオフロードに賭ける情熱が少しはご理解いただけたかと思います。

オフロードマニアの次回は、いよいよ4ストモトクロッサー開発。年内には公開される予定らしいので、そのときにはまたブログでも紹介しますね。
ああ、仕事中なのにめっちゃオフロード走りたくなりました!
2015年10月6日

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