定期交換部品
- 2015年11月9日
安全運転の確保に必要な定期交換部品の整備
車の走行距離や時間の経過に伴い、損耗、劣化が進む部品の中には外観的に異状がなくても、まだ使用できるかどうか判断しにくい部品があります。
定期交換部品
表の部品は、安全運転を確保していただくために、定期的に交換することをヤマハが独自に設定しています。 指定の時期になりましたら、これらの部品を必ず交換していただくよう、お願いいたします。 交換にあたっては、ヤマハ販売店でご相談のうえ、交換してください。 この定期交換部品の整備は、お客様の責任と費用のご負担によって、実施していただくものです。
定期交換部品名 | 交換時期 | 備 考 |
自家用 | ||
ブレーキ装置 ブレーキ液 |
2年毎 | |
マスタシリンダカップおよび ディスクキャリパのシール |
初回5年目 以降4年毎 |
|
ブレーキケーブル | 初回3年目 以降2年毎 |
|
動力伝達装置 トランスミッションオイル |
初回1,000kmまたは1か月目 以降6,000km毎 |
2サイクル車 (スクータを除く) |
ドライブシャフトオイル | 初回1,000kmまたは1か月目 以降10,000km毎または4年毎 |
スクータのファイナルギヤ オイルを含む |
ドライブVベルト エアクリーナエレメント |
20,000km毎 | |
クラッチマスタシリンダ カップ |
初回5年目 以降4年毎 |
|
クラッチ液 | 2年毎 | |
ドライブVベルト | 20,000km毎 | ノーマル使用車 |
10,000km毎 | シビアコンディション使用車 | |
エンジン エンジンオイル |
初回1,000kmまたは1か月目 以降10,000km毎または1年毎 |
251cm3以上の水冷車 |
初回1,000kmまたは1か月目 以降6,000km毎または1年毎 |
126cm3から250cm3の水冷車、ドライサンプの空冷車、オイルクーラー装備の空冷車、51cm3以上のスクーター水冷車(YP250、CP250、YP400Gを除く) | |
初回1,000kmまたは1か月目 以降5,000km毎または1年毎 |
YP250、CP250、YP400G | |
初回1,000kmまたは1か月目 以降3,000km毎または1年毎 |
125cm3以下の水冷車、50cm3のスクーター水冷車、50cm3以上のオイルクーラー未装備の空冷車 | |
初回1,000kmまたは1か月目 以降2,000km毎または1年毎 |
T50N | |
初回1,000kmまたは1か月目 以降1,000km毎または1年毎 |
T90N | |
オイルフィルタ | 初回1,000kmまたは1か月目 以降30,000km毎 |
251cm3以上の水冷車 |
初回1,000kmまたは1か月目 以降18,000km毎 |
126cm3から250cm3の水冷車、ドライサンプの空冷車、オイルクーラー装備の空冷車、51cm3以上のスクーター水冷車(YP250、CP250、YP400Gを除く) | |
初回1,000kmまたは1か月目 以降15,000km毎 |
YP250、CP250、YP400G | |
初回1,000kmまたは1か月目 以降9,000km毎 |
125cm3以下の水冷車、50cm3のスクーター水冷車、50cm3以上のオイルクーラー未装備の空冷車 | |
エアクリーナエレメント (ビスカスタイプ) |
20,000km毎 | |
冷却水 | 初回5年目以降2年毎 |
ブレーキ液の交換のおねがい
ブレーキ液は空気中の水分を吸収します。水分を多く吸ったブレーキ液は、ブレーキの熱で沸騰しやすくなったり、ブレーキ部品を錆させることで、ブレーキ性能を損なうおそれがあるため、2年毎の定期交換が必要です。
銘柄の異なるブレーキ液を使用すると、ブレーキ装置の故障の原因となることがありますのでヤマハブレーキフルードBF-4(DOT4)を、ご使用ください。
くわしくは、ヤマハ販売店にご相談ください。
ブレーキホースの交換のおねがい
ブレーキホースは、保安上重要なゴム部品です。長期間使用するにつれ、疲労や老化が避けられません。特に、内部からの劣化は判定が困難なため、長期間使用したものは4年を目安に交換してください。
くわしくは、ヤマハ販売店にご相談ください。
燃料ホースの交換のおねがい
一般的にゴム部品は古くなると硬くなり、もろく切れやすくなります。燃料ホースは、ガソリンが入ったまま長期間放置されると、ホース内の劣化したガソリン成分がゴムの性質を変化させ、ホース内面を硬化させて劣化を促進させますので、4年を目安に交換してください。(フューエルインジェクション車を除く)
くわしくは、ヤマハ販売店にご相談ください。
- 2015年11月9日