日常点検
- 2015年11月10日
車の健康維持には日頃のメンテナンスが大切です。
安全、快適にご使用いただくため、法または法に準じ、
日常のお車の使用状況に応じて、お客様の判断で適時行う点検です。
日常点検の方法
点検時期の目安としては、長距離走行前や洗車時、給油時などに実施してください。車種によっては点検方法に若干の差異がある場合があります。相違点については取扱説明書に記載されていますので、あわせてご覧ください。
点検整備データは取扱説明書巻末のサービスデータをご覧下さい。
異常が見つかったときは、ご自身もしくはヤマハ販売店で必ず確実な整備を行ってください。
点検整備の方法を正しく行わないことや、不適当な整備、未修理は、転倒事故などを起こす原因となり、死亡または重大な障害に至る可能性があります。
日常点検項目
点検箇所 |
点検方法・要領 | ||||
ブレーキの遊びの点検 | <ブレーキレバーの遊び> ブレーキレバーを手で抵抗を感じるまで引き、レバー先端部の遊びの量が規定の範囲にあるかを点検します。 |
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<ブレーキペダルの遊び> ブレーキペダルを手で抵抗を感じるまで押し、ペダル先端部の遊びの量が規定の範囲にあるかを点検します。 |
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点検箇所 |
点検方法・要領 | |||
ブレーキのきき具合の点検 | 乾燥した路面を走行して、前輪ブレーキ、後輪ブレーキを別々に作動させ、きき具合が充分であるかを点検します。 | |||
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点検箇所 |
点検方法・要領 | ||||
ブレーキ液の量の点検 | リザーバキャップ上面が水平となる状態にして、ブレーキリザーバタンク内の液量がロアレベル以上の範囲にあるかを点検します。 | ||||
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点検箇所 |
点検方法・要領 | ||||
タイヤの点検 | <空気圧> タイヤの接地部のたわみの状態により空気圧が不足していないかを点検します。 長距離走行(ツーリング)や高速走行を行うにあたっては、タイヤゲージを用いた点検も必要となります。 |
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<亀裂、損傷> タイヤの接地面や側面に著しい亀裂や損傷がないかを点検します。また、タイヤの全周にわたり、釘、石、その他の異物がささったり、かみ込んだりしていないかを点検します。 <異状な摩耗> タイヤ接地面が異状に摩耗していないかを点検します。 (※)<溝の深さ> タイヤの溝の深さに不足がないかをウェアインジケータなどにより点検します。 |
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-ウェアインジケータの見方- ウェアインジケータの"△"の表示マーク位置の溝が摩耗し、なくなるとタイヤの交換時期です。 |
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点検箇所 |
点検方法・要領 | ||||
バッテリ液の量の点検(※) | バッテリの各槽の液量が、規定の範囲(アッパレベル~ロアレベルの間)にあるかを目視により点検する。 (注)MFバッテリ(完全密閉式)は点検不要です。 |
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点検箇所 |
点検方法・要領 | ||||
冷却水の量の点検(※) | 平坦な場所で車を垂直にしてリザーバ(リカバリ)タンクの冷却水の量が規定のアッパ(フル)レベル、ロアレベルの範囲内にあるかを点検します。 リザーバタンクのない車は、ラジエータキャップを開け冷却水が口元まであるかを点検します。 |
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点検箇所 |
点検方法・要領 | ||||
エンジンオイルの量の点検(※) | [4サイクル車] 平坦な場所でエンジンを数分間アイドリング運転後、車を垂直な状態にして、エンジンを止めて数分後にエンジンオイルの量が点検窓もしくはレベルゲージの規定範囲 内にあるかを点検します。 |
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[2サイクル車] 平坦な場所でオイルタンクに充分なオートルーブオイルの量が入っているかを点検します。 |
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点検箇所 |
点検方法・要領 |
エンジンのかかり具合、 異音の点検(※) |
エンジンが速やかに始動し、スムーズに回転するかを点検します。 エンジンアイドリング時に異音がないかを点検します。 |
点検箇所 |
点検方法・要領 |
低速、加速の状態の点検(※) | エンジンを暖機させた状態で、アイドリング時の回転がスムーズに続くかを点検します。 エンジンを徐々に加速したとき、スロットルグリップに引っ掛かりがないか、またエンスト、ノッキングなどを起こすことなくスムーズに回転するかを走行するなどして点検します。 |
点検箇所 |
点検方法・要領 | |
灯火装置および方向指示器の点検 | メインスイッチを入れ、ヘッドライト、テールランプ、ストップランプなどの灯火装置やフラッシャランプの点滅具合に不良がないかを点検します。またレンズなどに汚れや損傷がないかを点検します。 |
点検箇所 |
点検方法・要領 |
運行において異状が認められた箇所 | 運行に支障がないかを点検します。 |
点検箇所 |
点検方法・要領 | |
ドライブチェーンの緩みおよび給油状態の点検 (この項目は、ヤマハ指定の日常点検です。) |
スプロケット間の中央部を手で上下に動かし、チェーンの張りおよびたわみが規定の範囲にあるかをスケールなどにより点検します。 リヤホイールを浮かして、ホイールを手でゆっくり回しながらチェーンがスムーズに回転するかを点検します。また、チェーンの錆付、給油脂状態を目視により点検します。 |
- 2015年11月10日