「上手に乗れない...誰か助けて!!」そんなリターンライダーさんも大歓迎!ともこの雨の日バイクレッスン体験記~大人のバイクレッスン@神戸編~
- 2017年11月25日
私、ともこ。職業OL31歳。
オフィスで長時間デスクワーク。なんだかそんな生活に疲れてしまって、若い頃に免許をとったバイクで通勤し始めることにしたの。
でもね...
ヘルメットの紐ってどう結ぶっけ??
クラッチって何だっけ?
変速ってどうやるっけ??
「わわわたしって、想像以上に乗れなくなってる...どうしよう!?」思い出せば、免許を取ったのは8年前だったっけ...
そうして悩んでいたら「大人のバイクレッスンがいいと思うよ」と同じ部署の山派さんがすすめてくれた。(山派さん物語はこちら)
「大人」のためのレッスン、その響きが気に入って、私はヤマハのバイクレッスンに参加することにした。
参加したのは、神戸湾港ポートアイランドでのレッスン&ツーリング
でも...当日はまさかの雨!! バイクの基本操作も忘れている私が、雨の中を走る技量なんて全くない...。
ああ、やっぱり私みたいな初心者、キャンセルすべきだったかしら...
なんて思っていると、インストラクターの先生から一言。「雨の日こそ、ラッキーです!濡れた路面での走り方も学べ、普段のバイクライフに活かせますよ」そっか。もしバイクに乗れるようになって通勤するときも突然の雨に備えられるもんね!
まずは車両の特性から説明してもらい、
実際に乗ってみる
リターンライダーで運転に全く自信のない私は、車と一緒で乗りなれていない車両に乗るのは不安...(第一足がつくかも心配なのよね)
でもでも、そんな人向けにも、足付きのいい車両を用意してあったので安心!
基本の発進・停止に入ると、インストラクターの合図に合わせてアクセルを回すけれど、スムーズにいかない。
どうしよう...周りの人たちと同じレベルだと思って安心していたけれど、やっぱり私、ダメかも...。だって、いくら初心者向け、リターンライダー向けのレッスンといっても、参加する方はみんな上手に乗れる方ばかりでしょ?!
よくあるじゃない、
「操作に不安があって参加して、でもあれ?うまくできて結局乗れるようになりました、はい、ハッピーエンド!みたいな話」でも、そんなことは現実には無くて、私なんて参加したら、やっぱりお荷物なのよ...
そういって周りを見渡してみると
バイクを倒してカーブを曲がる練習がしたい。信号待ちの時の停止の仕方を基本から学びたい。普段自分のバイクに乗っていると動作がぎくしゃくする
教習所を卒業して以来一度もバイクに乗っていなかった、本日が公道デビューの方
4年ぶりのバイクで、まだ50~60Kmで走行するのが怖いという方
普段レンタルバイクも利用、ライディングスキルの向上を目指したいという方
その他にも、免許取得から1年が経ち、もう一度基礎を学び直したいという方や、7年間バイクに乗っておらず、感覚を思い出したいという方がいらっしゃった。
「そっか。私だけじゃなく、みんな初心者で不安を抱えた方だったんだ。」
なんだか、ちょっと安心した。
インストラクターは、みんな優しい方ばかり。「上手くできない!もうダメかも」なんて心折れる瞬間、笑顔で励ましてくれる。
「焦らなくて大丈夫!ゆっくりでいいですよ~。」その言葉に心を落ち着かせてじっくり練習することができた。
午後からのツーリングは、出かける前に必ずツーリングの心得、走行の仕方を教えてくれるの。ツーリングの基本は、千鳥走行。インストラクターの手信号にあわせて移動してみる。
ついにドキドキの公道ツーリングへ
信号での停止、発進時は「1速になっていますか?それじゃあ発進しますよ~!」と声を掛けてくれるから安心。また、隊列走行も出発前にじっくり学べたから、狭い道や交通状況によって、インストラクターが「1列走行」「2列走行」と合図してくれたときは落ち着いて対応できた。
そうして安心して走っていると...「あいたたたたた!!」
ギアを上げる動作が久しぶりすぎるせい?!見事に足をつりそうになってパニックに! だめだめ、深呼吸。「焦らずゆっくりでいいです」というインストラクターの言葉を思い出して、心を落ち着かせた。
「雨の日は、スピードが出過ぎないようにはやめのブレーキを。」午前中に教わった雨の日ならではの走り方をしっかり今活かせている自分に感激!
インストラクターも前後でついてくれているから、不安なく走れちゃう。出発前、どうしても気になって「もし、先導のインストラクターと信号などで途切れちゃったらどうすればいいですか?」と聞いたけれど、言っていた通り、その場合は後ろのインストラクターが瞬時に先導してくれて、すごく安心した。
気付いたら、発進・停止もダメダメだった私が、胸を張って走れるように!なんだか免許取得したばかりの勘を取り戻せたような気がした^^
レッスン終了後は、インストラクターの皆さんが修了証カードを手渡してくれた。「私のがんばった証」これを持っていれば、今日習ったことをどこでも活かせる気がするな^^
―つぎの日―
「初めての納車で立ちゴケしちゃった...もう立ち直れないよ...心折れちゃったし、どうすればいいんだ」
「ヤマハ大人のバイクレッスン、おすすめよ。きっと参加すれば自信がつくわよ^^」
「あせらないで、ゆっくり」レッスンでインストラクターが言ってくれた言葉。
通勤中、安心して走れるようにメモに書いていつでも見えるところに貼ってみた。
運転中、ドキドキしたときもこれを見れば、大人のバイクレッスンを思い出して安全に走れるの。
なんだか自分にとってのお守りみたいで安心するのよね。
こうして、ともこはバイクの基本操作を身につけ、念願叶って正しく安全に通勤できるようになった。
- 2017年11月25日