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デビューウィンを飾った新型YZ85 ヤマハトップライダーの安原さや選手と本田七海選手にその実力を聞きました

2018年9月28日

こんにちは!ヤマハ発動機販売
菊地です。
新型YZ85が見事デビューウィンを飾りました!
新型YZ85が見事デビューウィンを飾りました!
その舞台は、全日本モトクロス選手権・第8戦近畿大会

大会日、本番間近のレディースのヤマハトップライダーから新型YZ85LWの印象を聞いてきました。

ライダーは、"マディの女王"こと安原さや選手と成長著しい若手の本田七海選手です。

両ライダーは、幼いころから今まで乗っていて、YZ85を細部までくま無く知る2人。レース前にも関わらず、たくさん教えていただきました!

YZには小学4年(10歳)から乗っている安原選手
YZには小学4年(10歳)から乗っている安原選手

そして、YZとは中学1年(13歳)からの付き合いという本田選手
そして、YZとは中学1年(13歳)からの付き合いという本田選手

「YZは私にとっては体の一部? いや彼氏みたいな存在?」と新型にデレデレの安原選手。
「YZは私にとっては体の一部? いや彼氏みたいな存在?」と新型にデレデレの安原選手。

現行は低回転に力がなく、高回転で急に力が出てくる特性のため乗りにくさはありました。またミスをした時、回転数とスピードが落ちますが、新型は低回転に力があるため開けると「オオーー ついてくる!」という感じでスピードも落ちません。

今大会でもスタート直後にミスしてしまったのですが、そこからグングン伸びて好スタートに。新型は、これまでミスだったものがミスにならず、極端に言えば適当に走っても速く走れるバイクなのです。

そのため、これまではライディングに集中して周りまで見えないことが多かったのですが、気持ちに余裕ができ、ライバルやライン、戦略にも意識を向けることができます。

一般的に見ても、突然パワーが供給される特性を苦手とするライダーは多かったはずです。もし、この特性を気にして購入を迷っていたのであれば、安心して新型YZ85を買って欲しい。

新型YZ85は低回転に力がつきスムーズに力が出てくるので、経験の少ないライダーには安心して楽しく、トップライダーには強力な武器になるマシンになっています。」

続いては「YZはずっと一緒に戦ってきた戦友!」と新型を前にニッコリの本田選手。
続いては「YZはずっと一緒に戦ってきた戦友!」と新型を前にニッコリの本田選手。

「初めてYZ85に乗った中1の時のことなのですが、早く大きいバイクに乗りたいと、やる気満々の私の心をいきなり折られました(笑)。最初はスピード、開けたら体が置いていかれるような加速感に 正直ビビりました。

そのYZが新型になったわけですが、私の心を折った出力特性は改善されていました。現行の特性に慣れている私でも、これまでは突然パワーが出ることで、コーナーで体が遅れフォームが崩れるなどミスすることがありました。

でも低回転に力強さが加わり、スムーズに力出てくることでミスが減り、走りにつながりを保てるようになったのです。

これからモトクロスやエンデューロを始めたいというオフロードやレース初心者にとっても、新型は扱いやすくなっています。初心者の方ほど低いギアで引っ張って突然のパワーを引きだしてしまい、ウィリーや転倒してしまうことがあったと思います。

でも新型ではそうしたことが確実に少なくなるし、逆に楽しかったと感じてもらえるバイクになっています。楽しくオフロードライフを過ごせてレースではトップを目指せるはずです。これからレースを真剣に頑張る人には間違いなくおすすめできる一台です」

...と印象を語ってくれました。

お二人が「これは乗りやすい!」と評価してくれた新型YZ85。
詳しい特長はこちらをご覧ください。


さて、ご存じの方も多いかと思いますが全日本モトクロス選手権・第8戦のレディースクラスで、安原選手・本田選手が新型YZ85LWで参戦ましたので、その模様を最後にご紹介します。

まずは予選、
2人はプレッシャーをものともせず、新型YZ85LWとともに快走します!

予選A組に出場した安原選手は先の言葉通り「新型に助けられた〜」と、ホールショットからそのまま独走でフィニッシュ!
予選A組に出場した安原選手は先の言葉通り「新型に助けられた〜」と、ホールショットからそのまま独走でフィニッシュ!

一方、予選B組に登場した本田選手も好スタートから2番手発進。
一方、予選B組に登場した本田選手も好スタートから2番手発進。

その後トップに立ってフィニッシュし、安原選手を抑えて予選トップを獲得です!
その後トップに立ってフィニッシュし、安原選手を抑えて予選トップを獲得です!

余裕のホールショットを決め、実力の片鱗を示し始める新型YZ85...

サンプル

この映像は軽々と第1コーナーにトップで進入するYZ85LWと安原選手です。
こんな好スタートを切る秘訣はエンジン内部にはあります。

それはYPVS(ヤマハパワーバルブシステム)。
それはYPVS(ヤマハパワーバルブシステム)。
YPVSはエンジン内、排気ポートのバルブが回転数に応じて作動し、排気ポート上部を開閉するスマートなシステムです。

これが中~高回転域のトルクの谷を解消し、低回転域からの繋がりを向上し、
これが中~高回転域のトルクの谷を解消し、低回転域からの繋がりを向上し、
低速からパワフルで、全域に扱いやすいトルク特性を発揮します。

YPVSは1978年の世界選手権のファクトリーマシン「YZR500」に搭載したシステムで、40年以上レースを通じて熟成を重ねた技術です。
詳しくは、こちら

そして決勝...。

その表情もいつも以上に緊張した様子でした。

その表情もいつも以上に緊張した様子でした。

「ポテンシャルがあるからといっても、まだ乗り始めたばかり... 本当に大きなプレッシャーを感じていました」とグリッドでの心境を後ほど振り返った2人。その表情もいつも以上に緊張した様子でした。

安原選手が2番手からトップを追走...
安原選手が2番手からトップを追走...

終盤トップに立ち、見事に新型YZ85LWでデビューウィンを達成!!!
終盤トップに立ち、見事に新型YZ85LWでデビューウィンを達成!!!

さらに安原選手にとっては全日本初の2連勝だったこともあり、涙涙の表彰式となりました。
さらに安原選手にとっては全日本初の2連勝だったこともあり、涙涙の表彰式となりました。

本田選手はスタート直後、他車の転倒に巻き込まれほぼ最後尾の29番手に...
本田選手はスタート直後、他車の転倒に巻き込まれほぼ最後尾の29番手に...

しかし、ここから怒涛の追い上げを開始し、5周目には6番手まで挽回。
しかし、ここから怒涛の追い上げを開始し、5周目には6番手まで挽回。

追撃の手を緩めず、ラスト2周でさらに1つポジションを上げ、で5位入賞しました。
追撃の手を緩めず、ラスト2周でさらに1つポジションを上げ、で5位入賞しました。
ライダーの頑張りが一番ですが、新型YZ85のポテンシャルも証明する走りを見せてくれました。

レース終了後、安原選手はファンの皆さんに優勝を報告。「自身初の連勝を新型で飾れて、本当に信じられないし、うれしいです。
レース終了後、安原選手はファンの皆さんに優勝を報告。「自身初の連勝を新型で飾れて、本当に信じられないし、うれしいです。最終戦はこの調子で3連勝を狙います」と語ってくれました。

本田選手、安原選手、ありがとうございました。これからもレースで勝ちまくってください!
真価を発揮する2019年モデル。もっと詳しく特長を知りたい人は、こちらをご覧ください。
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【関連リンク】
レース情報
2018年MFJモトクロス全国大会の模様
YZ85LW/YZ85 


2018年9月28日

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