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「乗らずに学べるバイクレッスン」 ~ バイクの取り回しと一般公道走行の心得を教えて!1 ~

2021年6月18日

ライダーのみなさんこんにちは( ̄0 ̄)/。YRA(ヤマハライディングアカデミー)事務局・加藤です。みなさんはバイクのことで、あれこれ悩んでいませんか?
今回はYRA「大人のバイクレッスン」会場で質問が多い、バイクの取り回し方法と一般公道走行の心得(注意点)について紹介していきます。
長文記事になりますので3回に分けての掲載になります。ぜひ最後まで読んでください。
また、もし今回ご紹介の取り回し方法を練習される場合、近くに補助してくれる人がいるならば必ず補助をお願いしましょう。
まずは取り回しの基本姿勢
まずは取り回しの基本姿勢です。
基本姿勢ではバイクの重心を把握する事が大切です。重心が把握できるとライディングも上手くなること間違いなし!?

取り回しで苦労する場面といえば、ツーリング先での駐車場はもちろん、ご自身のバイクの保管場所だという人も多いのではないでしょうか?ライダーの悩みの一つである、バイクの保管場所の確保。苦労してやっと見つけた、その保管場所が必ずしも駐車しやすい場所ではないことも良くありますね。上手な取り回しを習得し、気持ちよくツーリングへ出発したり、帰って来た後もスムーズに駐車したいものです。
レッスンをはじめます
では、レッスンをはじめます。
まず最初にバイクの左側に立って、バイクを垂直な状態にし、ハンドルも真っすぐにして視線は必ず進行方向を見るようにしましょう。不慣れな方ほど、手元を見てしまうことが多いです。
また、足元が滑りやすかったりする場合もあります。取り回し時の路面状況は事前によく確認しましょう。
バイクが垂直に立っていると

バイクが垂直に立っていると
まず、バイクが垂直に立っていると、ほとんど支えるのに力はいらない事を確認してください。
写真のような真似までは必要ありませんが、バイクが真っすぐに走っている状態と同じ様に垂直の状態で支えると、添える力は少なくて済む事を体感してみましょう。
バイクから身体が離れている傾向が多いです

バイクから身体が離れている傾向が多いです
取り回しが苦手な方は「反対側に倒してしまうかも?」と怖がって自分の方に傾け過ぎている、またはバイクから身体が離れている傾向が多いです。怖がってしまってる方ほど、バイクを垂直に出来ずに押しづらくなっていることが多いので、まずはこの基本をしっかり身体にしみ込ませてください。
小柄で不安な方はバイクを自分の方に傾ける角度を最小限にして、腕と共に身体をバイクに寄り添い、腰など身体の一部を使いバイクを支えるようにしてみましょう。
小柄で不安な方

小柄で不安な方

基本姿勢の確認です。
1)バイクの左側に立ち、視線は進行方向、バイクをなるべく垂直な状態にする。
2)身体とバイクの隙間を空け過ぎない。(場合によっては、身体の一部でも車体を支える)
基本姿勢でバイクの重心を把握出来たら、次にバイクを押してみましょう。

それでは基本姿勢から前方にバイクを押します。ポイントは「自分の身体も行きたい方向に向いている」状態で押す事です。身体を正面に向けると身体が小柄な方ほど、右腕が大きく伸び、左腕が折りたたまれてしまいます。特に車重が重たい、又は車高が高いバイクの場合に左手が胸に当たるぐらい折りたたまれてしまいますので、腕を胸で押していくくらいでも問題ありません。ですが、力まかせに押してもバイクはなかなか動かない事を必ず意識してください。
基本姿勢から前方にバイクを押します

基本姿勢から前方にバイクを押します
押し初めのポイントは「最初の動き出しにもっとも力を込める」事です。少しでもバイクが動きだしてしまえば、その後は、それほど力は必要ありません。
バイクを動かす場所が前方へ下がった傾斜があり、動き出した後が不安な方は、前ブレーキレバーをすぐに握れるように、指をレバーに添えながら押しましょう。
指をレバーに添えながら押しましょう
ここで、あまりにも(いつもより)バイクが重いと感じた方は、タイヤの空気圧を確認してみましょう。空気圧が適正値より低いと転がり抵抗が大きくなり、押す力がより多く必要となります。
タイヤの空気は何もしていなくても徐々に抜けていきます。月に一度はタイヤの空気圧を点検するように習慣づけてください。
タイヤの空気圧を確認して
乗車時には感じない事でも、バイクを押したりするだけで感じられる事があります。他にチェーンやブレーキから異音がしていないかなども注意をしましょう。
他にチェーンやブレーキから異音がしていないかなども注意をしましょう
 
他にチェーンやブレーキから異音がしていないかなども注意をしましょう

では、ここでバイクを押し出す基本の確認です。
取り回しの不安を払拭する為にも、基本姿勢と併せてバイクを押し出す基本も確認を行いましょう。
A)最初の動き出しにもっとも力を込める。
B)あまりにもバイクが重いと感じた場合には、タイヤの空気圧などバイクを点検する。

それでは、基本姿勢から前方にバイクを押せるようになったら、次回は左右への取り回しです。まずは左回りをしてみましょう。
バイクを垂直の状態からハンドルを左に切ります。いっぱいまで切ればそれだけ小さく回る事ができます。
取り回しが苦手な方は「ハンドルをいっぱいに切る事」が出来ていない場合が多いです。
ハンドルをいっぱいに切れない方は「バイクから身体が離れている場合」が多く、ここでも基本姿勢を思い出し、身体とバイクの隙間を空け過ぎないようにしてください。併せて、視線はライディング時と同様に行きたい方向へ向けます。
身体をバイクに寄り添わせ、バイクを身体で支える

身体をバイクに寄り添わせ、バイクを身体で支える

身体をバイクに寄り添わせ、バイクを身体で支える
更にもっと小回りさせたい場合は、バイクを自分側に大きく倒し、自分の身体はバイクに預ける様な感じで左回りをしてみましょう。
この時のポイントは「身体をバイクに寄り添わせ、バイクを身体で支える」事です。
比起只切方向盘就能转得更小。
こうすることで、ハンドルを切るだけで回るよりも更に小さく回ることができます。

次に右回りです。右回りは左回りと比べて苦手な方も多く、その理由は「反対側に倒してしまう恐怖心」です。
ここでのポイントも取り回ししている間、「バイクを垂直にする」事を心掛けてください。
押している間、実はバイクと身体を少し離していると押しやすくなります。体格にもよりますが、バイクと身体がくっつき過ぎて、足を動かすスペースもない状態だと押すのが大変です。
右回りの場合、最初は身体でバイクを添えた方が押しやすくなります。押し始めの最初の力をハンドルではなく、身体を使いバイクの一部を押す事によりキッカケをつくり、動き出したら足元のスペースを確保する為に身体とバイクに隙間を作ります。
右回りの場合

右回りの場合

右回りの場合
ですが、小柄な方などは「ハンドルを切りながらバイクを垂直に立てる」事が難しい場合もあります。
そんな場合はバイクが動き出した後も、少し身体の方へバイクを傾けて腕と共に身体の一部で支えながら取り回してみましょう。この様な体勢であれば、足元のスペースも確保出来て取り回しが楽になる場合もあります。ただし、車体を傾け過ぎると取り回しが大回りになってしまったり、バイクを支えられずに左側に倒してしまったりと注意も必要です。
もちろん押している時は身体も進行方向へ向けてくださいね。

今回の「乗らずに学べるバイクレッスン」はここまで。取り回しの練習をする場合には必ず、場所を選び、周辺に気を付けて行ってください。
次回は取り回しでのバック方法と駐車場所の注意点をご説明します。

2021年6月18日
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