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125ccスポーツモデルはそれぞれどんなカテゴリーなの?あなたの乗りたいバイクはどれ?バイクの種類についてお教えします!

2023年6月27日

こんにちは
今年3月に行われたモーターサイクルショーにてヤマハから125ccスポーツモデルの市販予定車が発表されて以来、発売を心待ちにしているヤマハ発動機販売の藤森です。
それぞれ特徴があって魅力的なモデルですよね。

今回はそんな気になるYZF-R125とMT-125、XSR125がどんなバイクの種類でどのカテゴリーに当てはまるのかを説明していきます。
さらに、ヤマハには125ccスポーツモデル以外にもいろんなカテゴリーのバイクがあるので一気にご紹介させていただきますね。
この記事が、これからどんなバイクを買おうか迷っているあなたの助けになったら嬉しいです。

1.バイクの種類
まずは、バイクの種類について説明していきますね。
バイクは大きく分けると、以下の3つに分類できます。

●オンロードモデル
オンロードモデルとは、舗装された道路を走ることを想定して作られているバイクのことです。

多くのバイクが、このオンロードモデルにあたります。
冒頭ご案内したYZF-R125、MT-125、XSR125はこちらにカテゴライズされます。

画像はYZF-R15(市販予定車)

※画像はYZF-R15(市販予定車)

●オフロードモデル
オフロードモデルとは、舗装されていない道路を走ることができるバイクのことです。

林道など、オンロードモデルのバイクでは走りにくい道にも入っていくことができます。

※画像はセロー250(生産終了モデル)

※画像はセロー250(生産終了モデル)

●スクーター
スクーターは、ギア操作がないオートマチックタイプなので比較的運転がラクなバイクです。

いわゆる原付と呼ばれる50㏄スクーターから、最近メジャートレンドになってきた155㏄スクーター、さらには250㏄以上のビッグスクーターまで、さまざまな排気量のモデルがラインナップされています。

画像はX FORCE(155ccスクーター)

画像はX FORCE(155ccスクーター)

このように、車両の形によって、バイクは大まかに分類できるのです。
そして、オンロードモデルは外観や特徴によって、さらに6つの種類にわかれます。

オンロードモデルのバイク

オンロードモデルのバイクは、主に以下の6種類に分かれています。
1.スーパースポーツ
2.ネイキッド
3.ネオレトロ
4.クラシック
5.ツアラー
6.クルーザー

それぞれの車種の特徴やどんな人にオススメのバイクなのか、具体的に紹介していきますね。

【1.スーパースポーツ】
スーパースポーツは、スピードにのりやすく、カーブも曲がりやすい
ヤマハではRシリーズがこれにあたり、ヤマハのレースシーンを想起させるモデルです。
エントリーモデルから本格スーパースポーツまで幅広くラインナップされています。

※YAMAHA:左手前YZF-R15(市販予定車)右奥YZF-R7

※YAMAHA:左手前 YZF-R15(市販予定車)、右奥 YZF-R7

スーパースポーツは、速く走ることに特化したバイクです。
もともとは「レーサーレプリカ」と呼ばれていて、レーシング用のバイクを公道でも走れるようにしたバイクなんです。
スーパースポーツの特徴は、以下の通りです。
• ライディングポジションが前傾気味なので、スポーツ走行しやすい
(ライディングポジションとは、運転している時の姿勢のことです)

• 加速しやすく、コーナリング性能も高い
• カウリングが装備されているため、前からの風の影響を受けにくく、疲れにくい
(カウルとは、空気の抵抗を減らすため車体やエンジンを覆っているカバーのことです)

• 前傾気味のため慣れないと体勢がきつい

スーパースポーツは、レーシングイメージのバイクを求めている人にオススメです!

【2.ネイキッド】
ネイキッドは、教習車としても利用される万能タイプ
ヤマハではMTシリーズがこれにあたります。
街中で映えるカラーリングが特徴的で、ツーリングはもちろん夜の街中にも溶け込むモデルです。

※YAMAHA:MT-125(市販予定車)

※YAMAHA:MT-125(市販予定車)

ネイキッドは日本語で"裸"を意味します。
その言葉通り、ネイキッドはカウルなどがないシンプルな構成のバイクです。
スーパースポーツのようにカバーがなく、すっきりした見た目です。
ネイキッドの特徴は、以下の3つです。
• 上体が起きたライディングポジションなので疲れにくい
• 街乗りからツーリングまで、どんな用途でも使える万能性
• カウルがないので、前からの風の影響を受けやすい

また、各メーカーを代表するモデルだけに、性能が比較的高いモデルが多いです。
ちなみに、教習所で使われているバイクはだいたいネイキッドです。
それだけ乗りこなしやすいバイクだといえるでしょう。
ネイキッドは、教習車が乗りやすいと思った人や正統派のバイクが欲しい人にオススメです!

【3.ネオレトロ】
ネオレトロは、レトロな外観と先進技術によるパフォーマンスを融合したモデル
ヤマハのネオレトロといえばXSRシリーズです。
オートバイらしくシンプルな見た目ながらもオーセンティックな佇まいを感じることができ、乗って楽しいだけではなく、目でも楽しむことができるモデルです。

※YAMAHA:XSR125(市販予定車

※YAMAHA:XSR125(市販予定車)

ネオレトロの特徴は、以下の通りです
• クラシカルなデザインと、最新の車体・エンジン性能が融合している
• 街乗りからツーリングまで、どんな用途でも使える万能性
• カウルがないモデルは、前からの風の影響を受けやすい
ネイキッドとクラシックの、いいとこどりをした感じですね

【4.クラシック】
クラシックは、クラシカルで品のある雰囲気が魅力

※YAMAHA:SR400(生産終了モデル)

※YAMAHA:SR400(生産終了モデル)

クラシックは、ネイキッドと同じように、カウルなどを装着していないシンプルな構造のバイクです。
クラシックの特徴は、以下の通りです。
• オールドルックで落ち着いた品のあるデザインや色合い
• 街乗りからツーリングまで、どんな用途でも使える万能性
• カウルがないので、前からの風の影響を受けやすい
先ほどのネイキッドの特長に、クラシック特有の外観が加わっている感じですね。

一方で、クラシックには昔の設計をそのまま活かして生産されているモデルもあり、性能面ではネイキッドの方が上回っていることが多いです。
ネオレトロは、クラシックなデザインが好きだけど、性能は妥協したくない人にオススメです!

【5.ツアラー】
ツアラーは長距離ツーリングにオススメ!

※YAMAHA:FJR1300AS/A

※YAMAHA:FJR1300AS/A
ツアラーは、長距離を快適に移動することを目的に開発されたバイクです。
その特徴は、以下の通りです。
• 前からの風を防いでくれるカウリングは大きめなものが装備されていて、疲れにくい
• 排気量の大きいモデルが多い
• アクセサリーソケット電源やグリップヒーターなど、快適装備が充実している反面、車両が重くなる

ツアラーは、バイクに慣れて長距離のツーリングを楽しみたいという方にオススメです

【6.クルーザー】
クルーザーは、長時間ゆったりと運転できる。別名「アメリカン」

※YAMAHA:BOLT

※YAMAHA:BOLT

クルーザーは、低くて長い車体をもち、ドコドコというエンジン音が特徴的なバイクです。
アメリカ製のバイクが多いことから、日本では「アメリカン」と呼ばれることも多いです。
アメリカで生まれたため、広大な直線の道を長時間ゆったりと走行しやすいように設計されているんですね。
クルーザーの特徴は、以下の通りです。
• ハンドル位置が身体から近いため、ライディングポジションがラク
• シートが低いので、小柄な男性や女性も足つきの心配が少ない
• バンク角が浅いため、カーブは苦手
• カウルがないので、前からの風の影響を受けやすい
バンク角とは、カーブを曲がるときにバイクがどのくらい地面に向かって倒れているかを、角度で表したもので、バイクによって倒せる限界の角度が異なります。

クルーザーはこのバンク角が浅い(あまり倒せない)ため、カーブが苦手です。
クルーザーは、この外観が好きな人や、高速道路など直線が多い道をよく走る人にオススメです!

ここまで、オンロードモデルのバイクを6種類紹介しました。
それぞれの特徴は、なんとなくおわかりいただけましたか?
続いては、オフロードバイクの紹介をしていきますね。

オフロードモデルのバイク
オフロードバイクとは、一般的に「長いサスペンションが装着されて、シート高が高いモデル」のことを指します。
その特徴は、車体が軽く、ハンドルの切れ角が大きいこと、取り回しがよいことで、オンロードもオフロードも走行できます。

【1. トレール】
トレールは、林道などの未舗装路でも快適に走れるように作られたバイク

※YAMAHA:セロー250(販売終了モデル)

※YAMAHA:セロー250(販売終了モデル)

冒頭でお話しした通り、オフロードモデルは舗装されていない場所を走れるバイクです。

トレールは、オフロードモデルの中でも、特に林道や荒れた道など、普通のオンロードモデルでは入っていけないような道もラクラクと走破できます。
トレールの特徴は、以下の通りです。
• ●オンロード(アスファルト)も走れるし、オフロードも快適に走れる
• ●車体が軽いので、取り回しが簡単で、転倒させても引き起こしがしやすい
• ●車高が高く、カウルがないので前からの風の影響を受けやすく、高速道路で長距離を走るのには向かない

トレールは、バイクで色んな道を走りたい人にオススメです!

【2.アドベンチャー】
アドベンチャーモデルは、遠くまで旅するためのバイク
アドベンチャーモデルとは、長距離を快適に走ることができ、少し道が悪くても走れてしまうバイクです。
車体はオフロードバイクに近い形をしていて、排気量が大きいモデルが多いです。

※YAMAHA:Ténéré700

※YAMAHA:Ténéré700

アドベンチャーモデルの特徴は、以下の通りです。
• 長期の旅にも対応するため、荷物を多く積めるように設計されている
• 多少の荒れた路面でも走れる
• 排気量が大きいので、大きな荷物を積んでも長距離を安定して走れる

アドベンチャーモデルは、バイクで色んなところに旅をしたい人にオススメです!
ここまで、オフロードバイクを2種類紹介しました。

「オフロードバイク」にも種類があることがおわかりいただけましたか?
最後に、スクーターの紹介をしていきますね。

スクーターのモデル
スクーターは、オートマチックなので、ギアチェンジの操作が不要で運転が比較的ラクです。
原付からビッグスクーターまで、さまざまな排気量のモデルがあります。

最近では走行性能が高くなっていて、ツーリングに利用する人も増えているんです。また近年、125ccクラスの車格で高速道路も走行できる155ccスクーターが人気となっています。
さらに、スマートフォン連携機能を搭載するモデルも増えてきているなど最新技術を投入されたモデルが多いです。

スクーターは、主に以下の4種類に分かれています。
• 1.ビッグスクーター
• 2.155スクーター
• 3.125スクーター
• 4.原付スクーター

【1.ビッグスクーター】
ビッグスクーターは、250ccクラス以上のスクーターを指すことが多いです。

※YAMAHA:XMAX

※YAMAHA:XMAX

排気量の大きいモデルは高速道路を走行するのに十分なパワーがあり、通勤・通学だけではなくツーリングに利用する人が増えているんです。
ビッグスクーターの特徴は、以下の通りです。
• シートの下に収納スペースがあるので、荷物が多い時に便利
• 二人乗りをするときに、後部座席の同乗者が快適
• ライディングポジションが楽なので、長距離移動でも疲れない

ビッグスクーターは、高速道路を走行する人、パワーのあるスクーターに乗りたい人にオススメです!

【2.155スクーター】
155ccスクーターは、125ccと同じ車格でコンパクト&高速道路も走行可能です。

※YAMAHA:X FORCE

※YAMAHA:X FORCE

155ccスクーターは、近年注目されている比較的新しいカテゴリー
ヤマハではX FORCEやTRICITY155、NMAX155の3モデルをラインナップ
車体サイズは125ccスクーターとあまり変わらずコンパクトなため、取り回しが楽です。
さらに、高速道路に乗ることもでき通勤・通学のほかツーリングでも使用できる万能タイプです。
155ccスクーターの特徴は、以下の通りです。
・125ccスクーターと変わらないコンパクトな見た目で取り回しが楽
・高速道路での移動が可能

155ccスクーターは、街中の移動だけではなく高速道路を使ってツーリングを楽しみたい人にオススメです!

【3.125スクーター】
125ccスクーターは、二人乗りができるのにコンパクト

※YAMAHA:シグナス グリファス

※YAMAHA:シグナス グリファス

125ccスクーターは、「125スクーター」「原付2種スクーター」と呼ばれ、街乗りやセカンドバイクとして絶大な人気を誇ります。
ヤマハではNMAX、TRICITY125、JOG125、AXIS Z、シグナス グリファスの5モデルを用意した充実のラインナップ。

車体サイズは50ccの原付スクーターより少し大きいくらいで、バイクとしては比較的コンパクトなため、取り回しが楽です。
さらに、二人乗りをすることもできます。

最近は、125ccスクーターの性能も上がってきて、ちょっとしたツーリングに出かける方も多いんですよ。
125スクーターの特徴は、以下の通りです。
• 法定最高速度はクルマと同じ60km/hで、交差点では二段階右折不要
• 二人乗りが可能
• 車体が軽く、取り回しが楽
• ファミリーバイク特約が利用可能など維持費が安い

125ccスクーターは、街中の移動手段に向いているので、バイクで通勤通学をする人にオススメです!

【4.原付スクーター】
原付スクーターは、原付免許やクルマの免許で乗れる50ccまでのスクーター

※YAMAHA:ビーノ

※YAMAHA:ビーノ

原付スクーターは、クルマの免許をもっていればバイクの免許をもっていなくても乗れるのが大きな魅力!

もし、クルマの免許がなくても、原付免許は筆記試験と講習だけで取得できるので、気軽に乗り始めることができます。
原付スクーターの特徴は、以下の通りです。
• クルマの免許を持っていれば乗れるので、初期費用が圧倒的に安い
• 車両価格が、ほかのバイクと比べると安い
• 車体が軽いので、取り回しが楽

原付スクーターは、手軽に乗り始めることができるので、最初のバイクとしてオススメです!

ここまで、バイクの種類についてご紹介してきました。
今回ご紹介した以外にも種類があったり、メーカーによって表現が違ったりもしますが、ぜひ自分にぴったりのバイクを選んでくださいね。
それではまた!
関連リンク
・125ccスポーツモデルスペシャルサイト

2023年6月27日

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