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的確・具体的な個別アドバイスでスキルアップ! 短期集中!MX全国大会直前"bLU cRUアカデミー"開催レポート。

2023年8月24日

こんにちは! ヤマハ発動機販売 池田です。

2023MFJモトクロス全国大会

8月6日(日)、「2023MFJモトクロス全国大会」がスポーツランドSUGOで行われました。大会前日の5日(土)には全国大会出場者限定の有料スポーツ走行会が実施され、それに合わせてbLU cRU会員を対象に「短期集中!MX全国大会直前"bLU cRUアカデミー"」を開催しました。

全国大会に向けて直前練習に取り組みました

ナショナルクラス(NA)、ノービスクラス(NB)、ジュニアクロス(JX)、承認クラスのキッズ65(K65)のbLU cRU会員の皆さんが受講して、全国大会に向けて直前練習に取り組みました。


【bLU cRUアカデミーの様子】

現在YZシリーズの開発ライダーを務める小島太久摩さ

アカデミーのコーチには、2010年全日本モトクロスIA2クラスチャンピオンで現在YZシリーズの開発ライダーを務める小島太久摩さんと、

全日本モトクロスでヤマハ専属アドバイザーを務める元ヤマハファクトリーライダーの三原拓也さんという豪華な顔ぶれ。

全日本モトクロスでヤマハ専属アドバイザーを務める元ヤマハファクトリーライダーの三原拓也さんという豪華な顔ぶれ。

小島コーチがジュニアクラスとキッズクラスのライダーを

小島コーチがジュニアクラスとキッズクラスのライダーを、三原コーチがナショナルクラスとノービスクラスのライダーを担当して個別ワンポイントアドバイスをおこないます。

『ライディングで改善したい点』について記入いただきました。

受講生の皆さんには、アカデミーに申込みの際に『ライディングで改善したい点』について記入いただきました。具体的なところでは
「コーナーの突っ込みや立ち上がりを上達したい」
「コーナーのスピードとブレーキング技術を学びたい」
「コーナー出口でのふらつきをなくしたい」などと
コーナリング関連の内容が多く、ライダー達の課題意識が伝わってきます。

中には「自分の良いところや悪いところがよくわからないので、見ていただき指導お願いします」といった記入もありました。<br />

中には「自分の良いところや悪いところがよくわからないので、見ていただき指導お願いします」といった記入もありました。

コーチはこれらの内容も参考に、まずはコースサイドで受講生の皆さんの走りを見てチェック。

コーチはこれらの内容も参考に、まずはコースサイドで受講生の皆さんの走りを見てチェック。ライダー本人の走りはもちろんのこと、コースレイアウトと路面コンディション、ライバル達の動向なども見極めながら、気が付いた点を手元の個別カルテにメモして、個別アドバイスを整理します。

コースサイドでは、走行時間中あるいは走行前後にもコーチはライダーに声をかけ、アドバイスする光景もありました。

コースサイドでは、走行時間中あるいは走行前後にもコーチはライダーに声をかけ、アドバイスする光景もありました。

走行時間を終えると、ヤマハテント内でアドバイスが始まります。

状況により1対1の面接形式や親子面談形式

状況により1対1の面接形式や親子面談形式、時には大勢集まっての教室形式で、コーチからのアドバイスに皆さん真剣に聞き入ります。

ライン取りの解説にコーナーの絵を描いたり

ライン取りの解説にコーナーの絵を描いたり、手でコーナーとタイヤの角度の違いを示したりと、コーチの説明にも熱が入ります。

コーチに積極的に質問する受講生も多く

コーチに積極的に質問する受講生も多く、上手くできない部分の原因と状況、改善のための方法を理解して、次の走行時間に実行するべくイメージを膨らませていました。

受講生の親御さんも一緒にアドバイスを聞きながら情報を共有します。

受講生の親御さんも一緒にアドバイスを聞きながら情報を共有します。メカニックやサポートを担う親御さん達にとっても、コーチからのアドバイスは大変貴重な機会です。

走行は午前1回、午後2回の計3回が行われ、アカデミー受講生はコーチから3回に渡ってアドバイスを受けることができました。

走行は午前1回、午後2回の計3回が行われ、アカデミー受講生はコーチから3回に渡ってアドバイスを受けることができました。1日の走行を終える頃には、コーチから「だいぶ良くなってきたね」と言われ、みなさん嬉しそうな笑顔です。
口々に「今日のことを活かして明日の全国大会は頑張ります!」と気合いが入りました。
 

【レーシングサービスも実施】

bLU cRUアカデミーでは、ライダーへのアドバイスだけでなく、レーシングサービスも実施しました。

bLU cRUアカデミーでは、ライダーへのアドバイスだけでなく、レーシングサービスも実施しました。

メンテナンスやセッティングに関する相談をヤマハテントで終日受け付けると共に

メンテナンスやセッティングに関する相談をヤマハテントで終日受け付けると共に、担当の斎藤メカニックが受講生のテントを訪ねては、マシンの状態をチェックしたり、セッティングの相談に乗りました。

翌日の全国大会にベストな状態で臨むことができるよう

翌日の全国大会にベストな状態で臨むことができるよう、日頃メンテナンスを行っている親御さんと斎藤メカニック、そしてライダーを交え、綿密なコミュニケーションが図られました。

受講者インタビュー

【受講者インタビュー!】
今回のbLU cRUアカデミーを受講した4名に、アカデミー参加の感想やレースの目標についてインタビュー!あわせてライダーの保護者の方にもヤマハのレース活動サポートプログラムbLU cRUについてのご意見をうかがいました。


◎上野 琥楠選手(キッズ65)

上野 琥楠選手

◇チーム:Y'sRacing  
◇マシン:YZ65

上野選手談:

上野選手談:
「今日は、バランスを上手く使って、コーナーから速く出るにはどうしたらいいかを習いました。小島コーチのアドバイスはわかりやすくて勉強になりました。

モトクロスは、ジャンプを飛ぶ時が楽しいです。これからの目標はキッズ65でチャンピオンを獲って、ジュニアクロスになったらまた早くチャンピオンになることです」

上野選手のお母様談:

上野選手のお母様談:
「bLU cRU のサポートはすべてに特別感があって、ヤマハに乗って本当に良かったと思っています。レースも練習も常に家族一緒に行動するモトクロスは、同じ時間を共有するので会話が多く、とても良い家族関係が築けています」

上野選手は東北選手権トップランカーの10歳。全国大会では序盤7番手から頑張って追い上げ、キッズ65クラス5位を獲得しました(写真中央)。


◎遠西 礼都選手(ジュニアクロス)

遠西 礼都選手

◇チーム:Y'sRacing  
◇マシン:YZ85

遠西選手談:

遠西選手談:
「小島コーチのアドバイスが具体的で詳しく、自分が普段できていない部分のことがよく解りました。モトクロスの魅力は、一斉スタートからのトップバトル。全国大会では表彰台に上がれるように頑張ります」

遠西選手のお父様談:

遠西選手のお父様談:
「bLU cRUのスタッフさんにはいつも気にかけてもらって、今回のように個別にアドバイスをいただくこともできて感謝しています、ずっとヤマハファンです。
モトクロスやレースを通じて、ライダーが物を大切にするようになったり、親に感謝する場面もあったりして、家族の絆も深まりまっています」

東北選手権では現在ランキングトップをゆく14歳。SUGOは地元のコースだけに気合いもひとしお。全国大会では第1ヒート2位、第2ヒート9位の総合3位を獲得しました。


◎川上 真花選手(ジュニアクロス)

川上 真花選手

◇チーム:bLU cRU YSP大阪箕面  
◇マシン:YZ85LW

川上選手談:

川上選手談:
「路面が滑るのが難しかったのですが、1回走ったあとに小島コーチからアドバイスをいただいて、それでだいぶ理解し、次の走行でコーチに言われたことを実際にやってみるというのを繰り返して、アドバイスを役立てることができました。

レースではトップ争いができないまま終わってしまうこともあるので、全国大会では速いライダーに付いて行って表彰台を狙いたいです」

川上選手のお父様談:

川上選手のお父様談:
「アカデミーで詳しくコーチングいただいたことはもちろんのこと、bLU cRU特典の賞典(bLU cRUクーポン)はヤマハ独自のシステムで嬉しいですね。本人もやる気が出るんじゃないでしょうか。クーポンでウェアやゴーグルを購入しています」

全日本モトクロス選手権ではレディスとジュニアクロスに参戦中の中学生ライダー。今年6月の全日本第3戦SUGO大会のレディスクラス3位初表彰台獲得が印象的でした。地元の近畿選手権のほか、他エリアにも積極的に参戦して週末はレース三昧だそうです。(↑写真は全日本モトクロス第3戦SUGO大会の時のもの)


◎高木 碧選手(ジュニアクロス)

高木 碧選手

◇チーム:bLU cRU レーシングチーム鷹 
◇マシン:YZ85LW

高木選手談:

高木選手談:
「結構難しいコンディションでバイクに乗りきれていなかったのですが、(小島)太久摩さんからコーナーの走り方を丁寧に教えていただいたおかげで、速く走れるようになり、勉強になりました。
レースの魅力は1位を獲った時、それからジャンプが楽しいです。将来はIA1でチャンピオンになりたい」

高木選手のお父様談:

高木選手のお父様談:
「bLU cRUサポートは、ライディングやセッティングのアドバイス、部品貸与といった現場対応をしてくれることが嬉しいですね。その中で育って表彰台に上がるようになれば賞典クーポンをいただけるのが、親としては助かりますしライダーも嬉しいですし。

親子で良い関係が築けるのもモトクロスの魅力ですね。毎週末のように一緒に行動して、同じ時間を家族で過ごして親子一緒に闘い、一緒に楽しむのですから絆も深まります」

関東選手権トップランカー13歳。全日本モトクロス選手権のジュニアクロスで3連勝中の高木選手。全国大会は第1ヒート惜しくもDNFだったものの、第2ヒートは後半に強さを発揮して2位に、総合6位を獲得しました。

短時間ながらも、

短時間ながらも、"bLU cRUアカデミー"での練習が全国大会に活かされたようで本当に嬉しい限りです。

【全国大会で頑張ったYZユーザーのご紹介!】
全国大会でYZを駆って6位までの表彰台に上がったヤマハライダーをご紹介します!

ナショナルクラスで総合2位獲得の守 大夢選手

ナショナルクラスで総合2位獲得の守 大夢選手&YZ250

ナショナルクラス総合4位獲得の佐渡島 健太選手&YZ250F

ナショナルクラス総合4位獲得の佐渡島 健太選手&YZ250F(レーシングチーム鷹)

ノービスクラス総合4位獲得の山田 嵐士選手&YZ250FX

ノービスクラス総合4位獲得の山田 嵐士選手&YZ250FX(野田ジュニアRC)

ジュニクロス総合5位獲得の清宮 伊織選手&YZ85

ジュニクロス総合5位獲得の清宮 伊織選手&YZ85(レーシングチーム鷹)


全国大会で得た経験値を今シーズンの後半戦にぜひ活かしてほしいですね。

ヤマハでは、ヤマハオフロードコンペティションモデル「YZシリーズ」でレースにチャレンジする

ヤマハでは、ヤマハオフロードコンペティションモデル「YZシリーズ」でレースにチャレンジする、アマチュアライダーを対象としたレースサポートプログラム「bLU cRU(ブルー・クルー)」を行っています。

レース会場で困った時にはレーシングサービスを、スキルをさらに高めたい方には、プロフェッショナルライダーによる今回のような"bLU cRUアカデミー"をご用意しています。

このほか、モチベーションを駆り立てる賞典制度や、メンバーだけの各種特典をご用意し、あらゆる面でレース活動をサポートしていますので、オフロードならヤマハで始めませんか?


■関連サイト
・bLU cRU

・オフロード競技用モデル


2023年8月24日

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