2025年クロスカントリー/モトクロスYZシリーズ試乗会「bLU Camp」。できたてホヤホヤのYZシリーズを存分に味わってもらいました!
- 2024年10月25日
みなさん、こんにちは。ヤマハ発動機販売の田中です。
2025年モデルのクロスカントリー/モトクロス競技用「YZシリーズ」が本日発売となりました!
9月にスタートした「YZシリーズ」の試乗会「bLU Camp(ブルーキャンプ)」もここまで盛況で、多くのライダーの皆さんに参加いただいています。
そこで今回は9月23日、モトクロスヴィレッジ(埼玉県川越市)で開催したbLU Campの様子と、参加いただいた皆さんから、参加目的やインプレッションをお聞きしましたのでご紹介します。
この日は絶好のライディング日和! コースも事前にしっかりと整備し、テーブルトップ、タイトコーナー、リズムセクションなど、車両の性能を存分に味わっていただける状態に!
もちろんマシンもしっかりと整備してスタンバイ。万全の状態で皆さんをお迎えしました!
今回の試乗車は3年ぶりにモデルチェンジとなったYZ250FXを筆頭に、YZ450FX、YZ250X、YZ125Xというクロスカントリーモデル。
さらにこの会場では、モトクロッサーのYZ250F、YZ125、YZ85LW。そしてTT-R125LWEという8モデルで開催。
ご覧の通り、当日は約100名の方に参加いただきましたが、それぞれがお目当てのYZだけでなく、ほぼすべての車両をライディング!
これは私たちにとっては最高に嬉しいこと。なぜならbLU Campは購入検討の機会ではありますが、多くの方にYZシリーズを納得いくまで試していただき、親しみを感じてもらうことも目的としているからです。
現場で皆さんをお迎えするのがYZシリーズの開発ライダーであり、競技者としても全日本モトクロスなどで活躍してきた鈴木健二さんと小島太久摩さんです。
試乗会の合間には、参加いただいた皆さんからの疑問・質問に膨大な知見を使ってお答え! ちょっぴり成長してもらえるようにライディングアドバイスも実施しました。
それではここから、ご参加いただいた皆さんのコメントをご紹介していきたいと思います。
レース歴2年。当初は他社の車両を所有も、その後YZ250X、さらに爆アケのゲレンデコースで見た4ストのポテンシャルに魅せられ2024年モデルのYZ450FXを購入。今回はそのYZ450FXと新型YZ250FXとの比較を目的に来場いただきました。
「2025年のYZ250FXはモトクロスコースもしっかりと走れる印象。以前のエンジンは若干ギクシャクしていたように感じましたが、新型は下から上まで素直に回ってとっても扱いやすく乗りやすい! 特にトラクションコントロールはとても自然ですごいですよ。本当に驚きました。
450FXを購入したばかりなのでいますぐ250FXを買うのは難しいですが、できるならば増車したい! JNCCに出場しており、ゲレンデ系のコースは450FXで、ガレバなどが多いコースでは250FXで出場するという贅沢な使い方をイメージしています」
レースを始めて2年弱、現在はYZ125X でJNCCに年間数戦出場中。今回はレース仲間たちが4ストに変更し、その影響を受けて"4ストに乗ってみたくなりました!"ということで参加いただきました。
「今のYZ125Xは本当に乗りやすくてまったく買い替える必要はないのですが... YZ250FXってどうなんだろうと思って参加しました。乗ってみて思ったのは、私でも取り回しも、ランディング中も軽くて、エンジンも全然ギクシャクすることなくスムーズでとても乗りやすくてびっくり! これで一気に気持ちは4ストに傾きましたが、とっても軽いYZ125Xはやっぱり魅力的で、本当に"悩ましい"です。ただ私でも4ストに乗れるんだということがわかったので、これからじっくり悩みたいと思います」
現在は他社メーカーの車両を所有し草レースを楽しんでいるというレース歴4年の男性。YZシリーズは所持したことがないそうですが、今回は気になっていたYZシリーズに"ぜひ試乗したい"ということで参加され、新しい発見があったようです。
「YZ125とYZ250Fを乗りにきました! 好印象だったのはYZ125です。2ストの軽さは一つのポインですが、もう一つこのバイクは誤魔化しが効かないところが気に入りました。常に最適なギアを選択し続け、ライダーの技術でトラクションさせて前に進んでいくことが求められ、"これは自分の実力を引き上げてくれるバイクだ"と感じたのです。基本は練習用と考えていますが、そのままレースに出ることだってできますし、将来的にもっとモトクロスを楽しむためにも前向きに検討します!」
今回の会場となったモトクロスヴィレッジやオフロードヴィレッジをホームコースとしてモトクロスを楽しんでいるという男性。モトクロス仲間から試乗会の情報を聞き、YZ450FXをターゲットに参加いただきました。
「今までずっと250に乗ってきました。というのも"450には乗れない"って勝手に思っていたからです。ただ、他メーカーになりますが、友人の450に乗って"意外といける"と考えが変わりました。
今回はYZ450FXに試乗しましたが、ブレーキも効くし、スロットルのレスポンスもいいし、足回りも私好みで柔らかくよく動き、普通に乗ることができると確認できました。なかでも450ならではの立ち上がりの加速感がとにかく気持ちイイ! 今回改めて450を選択肢の一つにしていいことがわかったので、今度はYZ450Fに乗って他車の450と比較し、資金を貯めて購入を目指します」
年齢を重ね、子どもたちも巣立った中でYZ125Xを購入しオフロードライフをスタートしたばかりの男性。今回は経験のために参加してくださったそうですが、さまざまなYZシリーズに試乗し新たな出会いがあったようです。
「トランスポーターにオフロードコンペを積んで、週末にライディングを楽しみたいという学生時代の憧れを実現するため、2023年にYZ125Xとトランスポーターを購入しました。まだ始めたばかりでライディングも手探り状態なので、今日はいろんなモデルに乗って、多くの経験値を得ることが目的でしたが、何よりもYZを楽しむことができた1日になりました。
新型YZ250FXにも乗りましたが、とっても気に入りました。出力特性がマイルドで乗っていて疲れない。サスもしっかりと動いてくれるので、安心して開けることができるし、安心して倒し込める。リズムセクションも安心して入っていける。めちゃめちゃ乗りやすくて驚きました。私のように一念発起してコンペマシンに乗ろうという人にピッタリなバイクです。ちなみに450FXにも乗りましたが、思った以上に乗りやすくてびっくりです。今のYZの技術、懐の深さは本当にすごいなと感心させられました。
今回はもう一つの目的として一緒に走る仲間を見つけたいなと思って参加しました。順番を待っている時に前後の方とたくさん話ができましたし、本当に素晴らしい機会になりました」
2019年、コロナが蔓延して仕事に少し余裕できた時に林道ツーリングをスタート。これでオフロードにドハマリして、林道だけでなくコースも楽しみたいということでYZ125Xを購入してくださった男性です。
「実はYZ125Xを3台乗り継いでいます。とにかく面白いバイクだなーと思っているのですが、今回はYZ250FXが新型になり、トラクションコントロールが入ったことで、それを体験したくて参加しました。しっかりと効いていることもわかりましたし、立ち上とかラフに開けても問題がないのは、本当にすごいことです。
ただ、改めて僕はYZ125Xが好きなんだということを確かめることにもなりました。今自分が走っている環境を考えると、YZ125Xの軽さはとんでもない魅力ですし、めちゃくちゃ面白いバイクなんです。でもいつかは4ストも欲しいですし、その時はYZ250FXも候補の一つになってくると思います」
2020年モデルのYZ250FXから乗り換えて、現在はYZ125を所有し、JNCCやWEXなどのレースを楽しんでいるという男性です。今回は新型のYZ250FXをお目当てに来場いただきました。
「YZ250FXが気になってきました! 一言でいえば、素晴らしいバイクです! ハンドリングが軽い、車体がコンパクト、サスも良くて、フープスは平なところを走っているかのように開けて走れますし、全体のバランスが整っています。一方で、今乗っているYZ125Xも最高で、軽くて、ガンガン開けていけるし、壊れないし大好きです。要するに両方とも素晴らしいバイクなので、結論からいうと理想は2台持ち。今年か? 来年か? 心は揺れ動いています!」
現在はYZ125とYZ125Xを所有。JECのため練習とレースで使い分けているそうですが、今回は新型となったYZ250FXが気になって参加いただきました。
「以前の試乗会でYZ250FXには乗っていますが、その当時からすでに乗りやすい車両であったことは確かです。ただ今回、WEBなどのインプレッションでかなりの高い評価がされており、それを確かめたくて参加しました。
250FXはモトクロッサーの車体がベースとなっているのでかなりスリムになっているし、重心も低く特にコーナーでは安定してスパッと倒し込めました。新たに採用されたトラクションコントロールは、昨年の4ストロークではそこまで大きな介入を感じなかったのですが、今回はあえて滑らそうとしても、タイヤが外に逃げることなく前に進んでくれ、自信を持ってスロットルを開けることができるなど評価の通りで、マイナスは一つもなく、レースで使用するのであれば、2ストロークではなくYZ250FXが最適だという結論です。
というのも2ストロークはアクセル操作など別のものにも意識を払う必要がありますが、YZ250FXは走りだけに集中できるバイクになっているからです。ただ、現在はYZを2台持っているので今回の購入は見送る予定ですが、次のタイミングでは必ず候補に上がってくるモデルになりました」
以上、コメントを紹介してきましたが、YZシリーズを楽しみ、新しい発見、人との出会いなど有意義な時間を過ごしていただけたことがわかりました。
2024年のbLU Campは11月まで続きます。繰り返しになりますが、私たちとしては一人でも多くの方に、丹精込めて作り上げた、できたてホヤホヤの2025年YZシリーズに触れ合ってもらいたいと考えています。
今後の開催日程は以下の通り、皆さまのご来場を心よりお待ちしています!
bLU Camp開催概要
■日程・会場
11月2日(土): いなべモータースポーツランド(三重県いなべ市員弁町市之原160)
11月23日(土): プラザ阪下(大阪府河内長野市末広町4-1)
11月30日(土): テージャスランチ(広島県安芸高田市甲田町上甲立542)
■試乗車
クロスカントリーモデル:YZ450FX、YZ250FX、YZ250X、YZ125X
モトクロスモデル ※プラザ阪下のみ:YZ250F、YZ125、YZ85LW
■参加費
無料 ※ヘルメットやブーツなど、装具の貸し出しはありません。
■試乗スケジュール
9:00~12:00/13:15~15:30
■事前エントリー特典
どなたでも会員登録が可能なヤマハカスタマーポータルサイト「My YAMAHA Motor Web」からエントリーし、完了メールを会場受付にてご提示いただいた方にはもれなく「YZ オリジナルステッカー」をプレゼントします。事前エントリーがなくとも、試乗会当日、会場でのエントリーも可能です。
↓事前申し込みはコチラから↓
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/myyamaha/
■注意事項
※開催時間中は常に申し込みが可能で、各モデル何度でも試乗が可能です。
※混雑により試乗回数が限られたり、一部モデルの試乗ができない場合があります。
※先導はありません。
※都合により、レーシングアドバイザーは欠席となる場合があります。
※ヘルメット(フルフェイス)、ライディンググローブ、ライディングブーツ、胸部・肘・膝プロテクターを必ず持参し、着用してください。プロテクター類の装着が確認できない場合は試乗をお断りします。
※YZ85LWの試乗はライダーの体重が62kg以下の方とさせていただきます。
※未成年者の試乗は親権者の同意が必要です。また、ご自身でエンジン始動ができる方とさせていただきます。
※飲食ブース等の準備はありません。
■問い合わせ先
ヤマハ発動機販売株式会社
LTCCレース普及 TEL.03-5713-1677
※月~金 9:30~12:30/13:30~18:00(弊社所定休日等を除く)
bLU Campに加えて、全日本モーターサイクルクロスカントリー選手権「JNCC」と「WEX(ウエスト・イースト)」、「CGCハードエンデューロ選手権」の下記大会でも、クロスカントリー4モデルの試乗会を実施予定です。合わせてご利用ください!
ご参考JNCC/WEX/CGC試乗会:日程・会場・試乗車
10月26日(土):CGC 大和奈良 (奈良トライアルマウンテン 特設コース 奈良県宇陀市)
11月9日(土):JNCCビッグバード高井富士(X-JAM高井富士 長野県下高井郡山ノ内町北志賀高原)
12月7日(土):WEX Winterサザンハリケーン(プラザ阪下 大阪府河内長野市末広町4-1)
試乗車:YZ450FX、YZ250FX、YZ250X、YZ125X
※受付は会場のみ ※装具の貸し出しはありません。
※試乗会の開催時間は、JNCC/WEX各レースのWebページにてご確認ください。
※予定は変更となる可能性がございます。
関連リンク
- 2024年10月25日