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【1月10日まで受注期間延長】 流麗なタッチで描かれたイラストでヤマハの美しさを再発見! 話題のヤマハモーターサイクル デザインTシャツ、イラスト担当のデザイナーにお話を聞きました。

2024年12月25日
みなさまこんにちは! ヤマハ発動機販売の金子です。
先日より、ワイズギアでの予約販売が発表された「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」の情報、もうご覧いただけましたか?
ただいま絶賛予約受付中のこちらのTシャツ、これまでにないデザイン&クオリティになっているんです。


バイクメーカーが販売する公式デザインのTシャツといえば、人気車種の車体イラストやロゴマークをシンプルに配置し、誰が見ても「あっ、あのバイク(メーカー)のTシャツだ!」と分かるデザインが主流でした。

バイクメーカーが販売する公式デザインのTシャツといえば、人気車種の車体イラストやロゴマークをシンプルに配置し、誰が見ても「あっ、あのバイク(メーカー)のTシャツだ!」と分かるデザインが主流でした。

ところが、今回発売される「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」は、それらと一線を画するデザインなんです。車体の一部をクローズアップしたり、スケッチ風のタッチだったり、5種類のラインナップの中には、現行車種以外も入っていたり......。

・ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ詳細はこちら

「ヤマハモーターサイクルの特徴的なデザインを、車両デザイナーが描きおろし」とあるけれど、いったいこれは、誰がどんな意図で企画したのだろう?
そんな素朴な疑問を感じた方のために、ヤマハ バイク ブログでは、魅力的なイラストを描いてくれたデザイナー本人にお話を聞いてきました!

やけにエモいあのイラスト
描いた「車両デザイナー」って誰?

「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」の車両イラストを描いたのは、ヤマハの数々のモーターサイクルのデザインを担当されたGKダイナミックス株式会社(以下、GKダイナミックス)のシニアマスターデザイナーの飯村武志さん。

「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」の車両イラストを描いたのは、ヤマハの数々のモーターサイクルのデザインを担当されたGKダイナミックス株式会社(以下、GKダイナミックス)のシニアマスターデザイナーの飯村武志さん。
30年以上もヤマハの車体デザインに携わっていて、これまでに多くの名デザインを世に送り出している「ヤマハデザインの生みの親」なんです。

●飯村さんがデザインを担当した主な車種
XVS400ドラッグスター・初代FJR1300・SEROW・XG250トリッカー・YZF-R6(5SL)・YZF-R1(4C8)・TESSERACT(東京モーターショーモデル)・XV1900レイダー・YZ250・YZ450F・初代MT-09トレーサー・YMF600グリズリー・FZ1/FAZER などなど

飯村さんは、車体デザインを担当する一方で、モーターサイクルにフォーカスしたイラスト作品を多数制作していて、GKダイナミックスの公式サイトや、ギャラリーでの個展などで発表しています。

今回のデザインTシャツは、ワイズギアから飯村さんへ「ヤマハのバイクを愛してくださるヤマハファンのみなさまへ感謝を込めたTシャツを作ろう」というアプローチがあったのが発端だったそうです。
企画にあったっては「現行車種だけではなく、ヤマハを代表する旧来の車種も織り交ぜて、ヤマハファンへの御礼企画にしたい!」という思いから、5つの車種を選定。

その結果選ばれたのが...

MT-09・MT-07・XSR900 GP・SR400 40thアニバーサリーエディション・XG250トリッカー

MT-09・MT-07・XSR900 GP・SR400 40thアニバーサリーエディション・XG250トリッカー

MT-09・MT-07・XSR900 GP・SR400 40thアニバーサリーエディション・XG250トリッカー

MT-09・MT-07・XSR900 GP・SR400 40thアニバーサリーエディション・XG250トリッカー
だったのです。

「ほかにもいろいろ描きたい思い入れのある車種はたくさんありましたが、実際に作れるのは5車種ということで、現在発売しているMT・XSRを代表とした3つの車種に、ヤマハブランドを代表するといえるSR400、ヤマハでなければ世に出なかったであろうトリッカーを選びました」

......待ってください。
「XSR900 GP」が入っていますが、実際にTシャツデザインに採用されているのは、YZR500ですよね? それってどうしてなんですか?


デザイナーが語る! 各Tシャツデザインのここを見るべし

ここからは、5種類のデザインそれぞれについて、飯村さんに聞いた制作秘話をご紹介します!

XSR900 GP=RY3008 デザインTシャツ OW81

XSR900 GP=RY3008 デザインTシャツ OW81
「YZR500」のエンジン・エキゾーストチャンバーを驚きのアングルで楽しむ

XSR900 GPは、もともとYZR500をイメージしてデザインしたモデルなので、本来のイメージであるGP500マシンにフォーカスしたら面白いのでは、と考えました。

実は以前、ヤマハ コミュニケーションプラザで、YZR500が縦置きで展示されていたことがあって、エンジンの裏側やチャンバーが剥き出しになった状態がものすごく美しかったんです。それを描きたくてTシャツに再現しました。なので、自分で撮った展示の写真を資料にしてイラストを描いたんですよ。

普段は絶対に見られないアングル、しかも車体の一部分を、わざとパッと見では分からないよう「分かる人に分かってほしい!」という思いで描きました。この時代のバイクのメカメカしい感じ、本当に美しいですよね。GKダイナミックスでは、こういったバイクの内部の機構やメカが持つ本来の美しさも意識して、車体デザインを起こしているんですよ。

RY3008 デザインTシャツ OW81

RY3008 デザインTシャツ DSOJ

RY3008 デザインTシャツ DSOJ
初代「MT-09」のイメージ×描きおろしの「the Dark Side of Japan」ロゴ

企画が立ち上がった時に、多くの方に愛されているMT-07とMT-09は、ご愛顧に応えるためぜひラインナップに入れようと思っていました。

MT-09に関しては、現行モデルも人気が高いのですが、あえて「初代」を描くことで、現在まで連綿と続くMT-09のイメージを包括しました。また、MTシリーズすべてに冠される『The Dark Side of Japan』がイメージする世界観を表現するために、ライダーが車体に乗り込んだイラストにしました。やはり、モーターサイクルは人が乗って完成するものですから。

ちなみに『The Dark Side of Japan』のロゴは、ヨーロッパで作られた当時のMT-09のPVで使われていたものを参考に、筆文字で描き起こしたものです。

RY3008 デザインTシャツ DSOJ

RY3008 デザインTシャツ CP2

RY3008 デザインTシャツ CP2
「MT-07」に搭載されるCP2エンジンをラフにスケッチ

「今回のTシャツ、どうしてMT-07はエンジンなんですか?」という質問があったのでお答えしますと、私はエンジンの美しさをイラストに描くのが大好きで、これまでいろんなエンジンのイラストを制作発表してきたほどなんです!

今回のTシャツ企画でも、エンジンそのものにフォーカスしたデザインをひとつは入れたいなと思っていたので、扱いやすさに定評のあるCP2エンジンを搭載しているMT-07でエンジンを描くことにしました。

イラストが手描きタッチなので、ロゴもイラストの雰囲気に合うよう手描きで起こしています。

RY3008 デザインTシャツ CP2

RY3008 デザインTシャツ SR

RY3008 デザインTシャツ SR
ヤマハレジェンドモデル「SR400 40th アニバーサリーエディション」の美しいタンクをモチーフに

ヤマハと言えばSR400!
SR400といえばティアドロップ型の美しい造形のタンク。これをテーマにしたかったんです。
そこで、スケッチ風の描線の中で一部だけに着彩することで、タンクにフォーカスするイラストに仕上げています。

SR400はたいへん歴史が長く、ファンも多い車種ですから、どのモデルをモチーフにするかは大変悩ましいところでした。
SR400 40thアニバーサリーエディションを選んだのは、僕が特に好きなモデルだから(笑)
このモデルはひとつひとつ職人が手作業で丁寧にぼかしを入れるブラウンのサンバースト塗装が、たまらなく美しいですよ!

RY3008 デザインTシャツ SR

RY3008 デザインTシャツ TRICKER

RY3008 デザインTシャツ TRICKER
「トリッカーは、こんな風にイジったらかっこいい」カスタムイメージを描きおろし

トリッカーは、ノーマルの車体じゃなくてカスタムしたものをイラストにしました。

現実に存在する車体じゃなくて「こんな風にカスタムしたら楽しいだろうな、かっこいいだろうな」というイメージを絵にしたものです。

トリッカーは自分がデザインを担当した車体なので、開発時にカスタムイメージも含めていろんなスケッチを描いていて、それらの中にさらに遊び心を取り入れて、今回のグラフィックを作りました。

RY3008 デザインTシャツ TRICKER


5つの車種のTシャツを作ることが決まった時、5種類で全部違うことをやりたかったんです。

と語ってくれた飯村さん。普段からさまざまなタッチのイラストを描いているそうですが、今回はTシャツにプリントした時にもっとも映えるように描線を調整。タッチを手描き風に揃えることは決めていたため、筆で描いたような勢いのあるタッチを意識して描いたそうです。

今回の企画では、現在の、そしてこれまでのヤマハを代表する5つの車種にクローズアップしましたが、他にどんな車種を描いたら喜んでもらえるのか、機会があれば、ぜひヤマハファンの皆さんの声を聞いてみたいですね!

飯村さん渾身のイラストをデザインした「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」は、ただいま予約受付中!

飯村さん渾身のイラストをデザインした「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」は、ただいま予約受付中!
しっかりとした厚手生地(6.6オンス コットン100%)のハイクオリティなTシャツで、どのデザインも白と黒をお好みで選べます。
価格はそれぞれ、4,950円(税込) / 4,500(税抜)です。

【発送予定】
2025年3月中旬より順次発送
※予約状況により、納期は変動する可能性がございます。

こちらのヤマハモーターサイクル デザインTシャツの予約期間は2025年1月10日(金)です。
※予約状況により、予約期間を延長する可能性がございます。
欲しい方はお早めにお近くの取扱店かワイズギアオンラインショップまで!
それではまた。

■取扱店舗:全国ヤマハモーターサイクル取扱店・ワイズギア製品取扱店・ワイズギアオンラインショップ

お近くのヤマハモーターサイクル取扱店はこちら

■関連リンク
MT-09製品ページ
MT-07製品ページ
XSR900 GP製品ページ
ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ
株式会社ワイズギア

2024年12月25日

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