\熱狂的なヤマハファンに贈る特別なアイテムをご紹介/ 2026年もやります!「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」
- 2025年12月5日
こんにちは。ヤマハ発動機販売の進士です。
今年の春に株式会社ワイズギアから受注販売されたヤマハモーターサイクル デザインTシャツは、「ヤマハバイクをデザインしたアーティスト自身が描き下ろしたTシャツ」として、大きな話題になりました!
また、第1弾の好評を受けて第2弾としてデザインフーディーが今秋発売されました。
そして今回、新しいデザインで第3弾の発売が決定しましたのでお知らせします!
イラストを描き下ろしたのは、第1弾でもエモさ抜群のイラストを描いてくれた、アーティストの飯村武志さんです。
ヤマハバイクのデザインを多数手がける株式会社GKダイナミックスに在籍していたデザイナーさんで、これまでに20台以上のバイクをデザインされました。
●飯村さんがGKダイナミックス在籍時にデザインを担当した主なモデル
XVS400ドラッグスター・初代FJR1300・SEROW・XG250トリッカー・YZF-R6(5SL)・YZF-R1(4C8)・TESSERACT(東京モーターショーモデル)・XV1900レイダー・YZ250・YZ450F・初代MT-09トレーサー・YMF600グリズリー・FZ1/FAZER などなど
現在はアーティストとして独立されており、精力的に制作活動を続けています。
飯村さんは、第1弾デザインTシャツで「MT-09」「MT-07」「XSR900 GP」「SR400 40thアニバーサリーエディション」「XG250トリッカー」を描きました。
このモデル選定も発売元である株式会社ワイズギアと議論を重ね決定したとのこと。
その経緯や企画のユニークさについては、当ブログでも紹介し、ご好評をいただきました。
◆第1弾「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」についてのブログ記事はこちら
◆第2弾「ヤマハモーターサイクル デザインフーディー」についてのブログ記事はこちら
今回も、第3弾【ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ】の魅力についてみなさまにお伝えすべく、飯村さんを再度取材。
なぜこのモデルが選ばれたのか? どこが見どころなのか? などなど、詳しく話を聞きましたのでご紹介します。
【第3弾のコンセプトと車種選定について】
バイクをモチーフにしたアパレルといえば、人気の現行モデルが採用されるのが一般的ですが、「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」では、現行モデル以外の懐かしい車種も多く登場しています。
これは、企画の出発点に「長い間ヤマハを応援してくださっているヤマハファンの皆様へ、お礼の気持ちを伝えたい」という気持ちがあるから。
皆様が長く乗ってくださっている、思い入れがあるモデルを採用しよう、という意図から、第1弾は現行モデルにとらわれないラインアップにしたかったんです。
おかげさまでこれが大変好評で、「古いモデルでも、こんなにたくさんの人が好きでいてくれるんだ」という手応えがありました。
そこで第3弾をやろう、という話になった際、ワイズギアさんと話し合って「現行モデルに繋がる系譜の初代を描く」というコンセプトが出てきたんです。
懐かしいモデルを愛してくれる人はたくさんいて、そのモデルを知らない若い方にも「綺麗だな」と思ってもらえたりする。実際に、僕の友人にも、もうバイクに乗っていないのに「デザインがいいから」という理由で第1弾のSRのTシャツを買ってくれた人がいて、嬉しかったです。
実は「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」は第1弾も第3弾も注文販売形式で、予約いただいた分を作るという生産方法になっています。そのため、僕たち制作側も一般ウケにとらわれ過ぎずに「ヤマハが大好きなお客様に喜んでもらえるものを作ろう!」というリラックスした気持ちで、楽しみながら企画しました。
【どうしてこの絵を採用したの? 第3弾デザインの見どころ】
続いて、「ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ」第3弾の見どころについて、ご紹介します。
◆RY3017 デザインTシャツ SR
不朽の名車であるSRは第1弾でも描きましたが、今回も外せない! ということで引き続き登場しています。
前回は、40周年記念モデルの燃料タンクにフォーカスしたデザインだったので、今回はエンジンを中心に描きました。コンセプトに沿って「初代SR」を描いています。400ccと500ccがあり、エンジン回りはほぼ同じ形状なのですが、一部違っているんです。
今回、描いたのがどちらのSRか探してみるのも楽しいかもしれません。
SR好きの方はぜひチェックしてみてください。
SRは第1弾が非常に好評だったので、カラーラインアップを他モデルよりひとつ増やした3色展開にしています。
ブラック、ネイビー、ホワイトと、普段使いしやすい色を選んでいますが、イラストの線の色を通常の黒からグレーにしています。さらっと着て、よくよく見るとSRのイラスト!というのを狙いました。
◆RY3017 デザインTシャツ SEROW
セローは初代が225で後期が250と2種類に大別されます。
そこで、両方のオーナーの方に喜んでもらえるように初期型のセローと最後に発売されたセロー250を半分ずつ描きました。自分が250のデザインを担当していて、思い入れがあるモデルだったから、というのもあります(笑)。
こうやって描くと、直線的な225と曲線的な250の造形の違いが際立ってユニークですよね。
ちなみに、車体の上に描いてあるセローのロゴは、初期型のロゴです。
他のモデルでは、ホワイト、ブラック、ネイビーなどのオーソドックスな色で作っているんですが、セローはトレイル車だからということで、グリーンが採用になっています。緑の森の中で、ひょっこりセローと遭遇したようなイメージに見えませんか?
◆RY3017 デザインTシャツ YZR500 0WC1
W・レイニーが初タイトルを獲得したスピードブロックのYZR500をスケルトンで描きました。系譜的にいうと、前回描いたXSR900 GPの元ネタマシンの初代ということになります。
GKダイナミックスに在籍していたころに、レーサーマシンを間近で見る機会が何度かあったのですが、強烈に印象的だったのが「GPマシンにはクリアランスが全然ない」こと。市販モデルではスーパースポーツでもある程度パーツのクリアランスを取ってあるんですが、GPマシンは一品ものなので、パーツの配置がギチギチで、指一本入らないのでは、というぐらい詰まっています。そのメカが詰まった感じが、GPマシンの格好良さでもある。それを伝えたくて、スケルトンで描きました。
ちなみに、後述するYZM400も含めて、赤白を際立たせた彩色になっているのは、あの赤白スピードブロックを強く意識しています。
◆RY3017 デザインTシャツ YZM400F
YZM400Fは、ヤマハの4ストロークモトクロッサーの初代であり、1997年にAMAスーパークロスで4ストロークモトクロッサーとして史上初の優勝を飾ったファクトリーマシンです。
イラストが縦向きになっているのは、ゼッケンプレートの裏に覗くエキゾーストパイプとカーボンマフラーの溶接部分までをしっかり描きたかったからです。ワイズギアの担当さんとは、この継ぎ目の部分がたまらなくかっこいいよね! と意見が一致しています。
白赤のカラーは、YZR500同様にリスペクトしています。
◆RY3017 デザインTシャツ MT-01
第1弾では「MT-09の初期型」デザインが登場していますが、第3弾では正真正銘、MTシリーズの初代である「MT-01」を描きました。
MTシリーズといえば「Master of Torque」というコンセプトが広く知られており、MT-01はVツインエンジン特有の鼓動感が魅力。イラスト全体を縦にブレさせる表現で、その鼓動感を視覚的に伝えています。
車体デザインの特徴でもある2本のマフラーを強調して描いているのも見どころです!
ちなみに、この企画ではどの車体もしっかり取材した上で制作しているんですが、MT-01は僕自身が車体を所有しているので、資料集めという点ではまったく困りませんでした(笑)
飯村さんによれば、第3弾も好評だったらまだまだ描きたいモデルがたくさんあるそうで......今後の可能性に期待したいですね!
今回ご紹介したヤマハモーターサイクル デザインTシャツ第3弾の価格はいずれも¥4,950(税込)で、サイズはM、L、XL の3サイズ展開です。
素材はコットン100%。第1弾同様、6.6オンスのヘビーウェイト生地で、上質感ある厚手の生地になっています。
現在、飯村さん渾身のイラストをデザインしたTシャツの予約を受付中です。
締め切りは2026年1月5日の予定。(予約状況により、予約期間を延長する可能性があります)
2026年3月下旬より順次発送させていただく予定になっています。
(予約状況により納期は変動する可能性があります)
欲しい方はお早めにお近くの ヤマハモーターサイクル取扱店かワイズギアオンラインショップまで!
それではまた。
■関連情報
【第3弾】ヤマハモーターサイクル デザインTシャツ
株式会社ワイズギア
- 2025年12月5日








